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5分でできるレク16選!準備なし&教室でOK!

5分でできるレク16選

「授業が5分早く終わってしまった!どうしよう」教員あるあるですよね。そんな時こそ、教室や室内で、レクやクラス遊びをしませんか!?


こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士の方々に向けて、レクリエーションの発信をしています。

サンソン
サンソン

「やることがしっかり終われば楽しいことができる。」そういう経験を積ませていくと、学級の安定につながりますよ。



 さて前回は、授業が早めに終わった時に手軽にできる「紙とペンだけで楽しめるレク」を紹介しました。今回はそれすらも使わない、準備なし&その場ですぐにできるレクを厳選して16紹介します!朝の会や帰りの会で、さっと時間をつくって遊ぶのもおすすめですよ!

あそび×学級経営」の本を出版しました

「あそびで育てるクラスづくり」 明治図書出版

「どんなねらいをもってあそぶのか」「どのように学級経営につなげていくのか」という視点から選び抜いた約50のあそびと、クラスづくりへの生かし方を紹介しています。

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ジャンケンチャンピオン

人数:何人でも
時間:1分~3分
場所:教室
目的:安心できる雰囲気をつくる


担任vs全員のジャンケン大会
●遊び方●

①「全員起立!クラスで一番運がいい人を決めます。勝った人だけ残ってね。負けとあいこは座ります。」


②次々座っていく中で一人だけ残ったら
「チャンピオンに拍手〜!じゃあ次は、先生と気が合う人を決めまーす。あいこの人だけが残ってね。
→「すごいね、テレパシーが使えるのかな?気持ちが通じ合ったね!拍手~」


③「最後はクラスで一番優しい人を決めまーす。ボクに負けてくれた人だけ残ってね」→先生を勝たせてくれてありがとう、拍手~。


簡単ルールで誰にでもできるのに、とても盛り上がるレクです。
僕は毎日、帰りの挨拶の時に「ジャンケン占い」としてこのレクを行っています。今日のみんなは運がいいかな?先生と気が合うかな?優しい気持ちになれる日かな?と言って行うことで、楽しい気持ちで下校させることができますよ。


アレンジ
「スーパージャンケン」
①担任vs全員でジャンケン。担任に勝った人は、スーパー喜ぶ!
②あいこの人は・・・スーパー喜ぶ!
③残念ながら負けてしまった人は・・・スーパー喜ぶ!!

担任が大げさ演技で楽しさを演出しましょう!笑えます

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宝物はなに?

人数 10人ぐらい~1クラス全員でOK
時間 3分~5分

みんなで決めた宝物を、拍手の強さで伝える
●遊び方●


①オニを一人決め、廊下で待ってもらいましょう。その間に、教室にある物の中から「宝物」を決めます。(例えば、黒板消し)


②オニは宝物を探して教室を歩き回ります。みんなはオニが宝物に近づいたら強く拍手、遠ざかったら弱く拍手をして伝えましょう。


③オニは拍手の強弱をヒントに宝物を当てます。チャンスは3回。



みんなで宝物を決める時のわくわく感が気に入っているレクです。何度かやっているとすごく小さいもの(チョーク1本とか)を指定してきます(笑)


オニも楽しいですが、拍手をする方もオニが右往左往するところを見て楽しめますよ。オニにいじわるするレクではなくて協力型レクなので無事に正解したら、みんなで喜び合いましょう。

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人間まちがい探し「ペア編」

①ペアで向き合って、相手の姿を覚えます(服装など)


互いに後ろを向き、3ヶ所変えます(ボタンを留める、靴下を脱ぐ等)


③「せーの」で向き合い、相手の変わったところを見つけたら指摘します。先に3ヶ所当てた方の勝ちです!

◆ポイント◆
※「足し算」する変化、「引き算」する変化を楽しむのがコツです

※BGMは菅田将暉さんの「まちがいさがし」でw

※このレクは僕のクラスで大人気で、「お楽しみ会」というと真っ先にリクエストにあがります。はじめのうちは「靴下が裏返しになっている」とか「シャツがインしている」など簡単な変化が多いです。でも慣れてくるとすごく細かい所を変えてくるんですよね。「髪の流し方が反対向き」なんてなかなか気づきませんでした。いろいろ考えてみてください!

上記リンクでは、「ペア編」のほか「代表者編」「全校集会編」も紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。

ギョウザジャンケン

人数 3人~1クラス全員でOK
時間 3分~5分

3人組でグーチョキパーのアイコを目指す
●遊び方●


①3人組でジャンケンをして、ギョウザを作ります。グーが「お肉」、チョキは「ニラ」、パーは「皮」です。


②グループで出したジャンケンの手が、3種類そろったら全員で「いただきまーす」と言ってクリア。グーだけだったら「肉しかなーい」、パーがなかったら「皮がなーい」などと叫びます。

③成功しても失敗しても、グループを変えてどんどんチャレンジしましょう。時間内にいくつのギョウザが食べられるでしょうか。



アイコを目指すだけのジャンケンなのに、こんなに盛り上がるのは何故なのでしょうか(笑)そこらじゅうで「肉がなーい!!」「ニラしかなーいwww」という笑い声が響きます。クラスの人数が3で割り切れなくても大丈夫。次々と3人組を入れ替えて行うようにすれば、ずっと余ってしまう子はできません。


ギョウザ以外にもチーズバーガーとかアップルパイとか、アレンジは無限大!ぜひオリジナルのジャンケンを考えてみてくださいね。

No,1よりオンリーワン

人数 10人ぐらい~1クラス全員でOK
時間 3分~5分

たった一人の「Yes!」を目指す
●遊び方●


①「YES」と答える人がクラスで一人だけになるような質問を考えます。


②思いついた人が前に出て質問します。 例「ハワイに行ったことがある人?」


③質問に該当する人が挙手します。手を挙げたのがただ 1人だけだったら、質問者と回答者にみんなで喝采を浴びせます。



もちろん、手を挙げる人が嫌な気持ちになるような質問は禁止ですよ?
昔、「笑っていいとも!」という番組では「1/100アンケート」と言って100人中1人を探すゲームをしていました。懐かしく思う方も多いのではないでしょうか。

歌ってイントロクイズ

人数 10人ぐらい~1クラス全員でOK
時間 3分~5分

音源なしでもイントロクイズはできちゃいます!
●遊び方●


① 出題者を決めます。歌のイントロ(またはサビの入り)を三文字程度だけ歌います(鼻歌でもOK)
例:残酷な天使のテーゼ→「ざー」  Hero→「きみだー」 パプリカ→「まがり」


②答えが分かった人は手を挙げて答えます。多ければ「せーの」で答えてもよいでしょう。




これだけです!事前準備もいらないし、みんなが出題者になれるので、音源があるより盛り上がるかもしれません。答えが出た後はみんなで歌っちゃうのも楽しいです!

30秒ゲーム

人数:何人でも
時間:1分
場所:どこでも
目的:“静か”をつくる、気持ちを切り替える

シーンとした場をつくれる!
●遊び方●

①全員、顔を伏せて目を閉じます。


②担任は時計を見ながら「5,4,3,2,1,スタート」と伝えます。


子供たちは心の中で数を数え、30秒だと思った瞬間に黙って挙手をします。途中でしゃべった人は負けです。


④担任はぴったりだった人を確認し、発表します。発表後にしゃべっても負けです。
「ではここまで。これから勝者を発表しますが、発表後に声を出しても負けです。いいですね?今回の勝者は、〇〇さんです。ではみんな、指一本だけで拍手しましょう。パチパチ」


盛り上がった気分を切り替えたいとき、健康診断の順番を待っているときなどの話してはいけないときに行うこともできるレクです。「静かにしなさい!」「しゃべってはいけません!!」と注意するだけでなく、こういうバリエーションをもっておくと、きっと役立ちます。勝者発表の時に声をだすことを許すと、せっかくつくった静寂が崩れてしまいます。粛々と行いましょう。

ネームトーク

人数:何人でも
時間:1分~3分
場所:教室
目的:子供同士の相互理解、声を出すトレーニング

呼名に返事、プラス一言!
●遊び方●

①今日のお題を伝え、担任が一人ずつ子供たちの名前を呼びます。(例、好きな食べ物)


②名前を呼ばれた子は返事をし、お題に沿った答えを一言つけたします。
「はい!リンゴです」
「はい!ハンバーグです」


③声の大きさや聞き方を褒めながら、リズムよく笑顔ですすめます。
「さわやかな返事だね!」
「おいしいよね!」


毎日の健康観察、「はい元気です」だけだとダレてしまいますよね。ネームトークで、楽しく人前で声を出す経験をし、自信がもてるようにしましょう。友達の好きなものを知ることは、相互理解にもつながります。


アレンジ
「出席確認リレー」
①設定タイムを決めます。例えば1分。
②担任は出席番号1番の子を呼名します。「相川さん」
③呼ばれた子は、“返事+一言+次の子の名前”を言います。「はい!ステーキです。飯田さん」
④これを繰り返していって、最後の子は先生の名前を呼びます。
⑤担任~担任までにかかった時間を計り、設定タイムにどれだけ近づけるかに挑戦します。

クイズでドン!

人数:何人でも
時間:5分~10分
場所:教室
目的:学習したことを振り返る、定着させる

楽しくテスト対策!!
●遊び方●

①単元テストの範囲を対象にクイズをつくらせます。その際、Q&Aフォーマットを提示して、つくりやすいように配慮しましょう。
「〇〇とは何ですか?」
「〇〇はなぜ△△なのですか?」
「〇〇はいくつありますか?」
「〇〇したのは誰ですか?」
など



②クイズを書いたノートを集め、担任が出題します。

早押し(挙手)で答えたり、紙に書かせて答え合わせをしたりしましょう。正解したら1ポイント

④決めておいた問題数が終わった時点で、ポイントの多かった人の勝ちです!

教科書やドリル、資料集などからクイズをつくることで、知識の定着をはかることができます。「お互いに問題を出し合いましょう」というより「クイズをつくりましょう」と言ったほうが盛り上がるんですよね。おもしろい。難問奇問に流れないように、学習のために楽しんで行うということを押さえておきましょう。

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キャッチ(レベル1)

対象:小学校低学年~(未就学児でもOK)
人数:何人でもOK
場所:どこでもOK(キャンプファイヤーでは特におすすめ)
時間:5分~10分
準備:特になし(レベル2以降をやるとき、慣れないうちや子供がやる時は台本があるとよい)


①全員で輪になります。左手をお皿の形にし(手の平が上向き)、右手は人差し指1本を下向きにして、右隣の人の左手の上へ立てます。(よく、左手をつぼの形にしているのを見ますが、力が入りすぎて脱臼の危険性があるため、僕がやるときはお皿にします)

②教師やレク係の「キャー、キャー、キャー、、、キャッチ!」の掛け声で、右手は上に逃げ、左手は握って相手を捕まえようとします。指を握られてしまった人は負けです。



③一回一回の勝ち負けにはこだわらず、繰り返し遊びましょう!途中で「キャット、キャベツ、キャロット、キャンディ、キャーーー!(悲鳴)」などのフェイントをいれると面白いです。(もちろん引っかかったら負けです)

レベル2(ストーリー編)やレベル3「キーワード変更編」もあります!合わせて遊ぶと楽しさ倍増ですので、ぜひご覧ください。

ナンバーズ

対象:小学校低学年~
人数:何人でもOK
場所:教室、バスなど どこでもOK
時間:1分~5分
準備:特になし


①1~15の中で好きな数字を思い浮かべます(1が一番強い)。不正が心配なら紙に書いてもOK


②担任は15からカウントダウンしていきましょう。参加者は選んだ数の時に手を挙げるようにします。


③手を挙げた人が2人以上いた数字はアウト。手を挙げたのが一人だけ&一番小さい数だった人の勝ちです!

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セイムカット

対象:小学校低学年~
人数:4人ぐらい~
場所:教室、バス、オンライン等
時間:5分~10分
準備:紙とペン



①全員、1〜50の数字から1つを選んで紙に書きます。選んだ数字がそのまま自分の得点になります。
(人数が少ない場合は、1~30にするなど調整してください)



②ただし、同じ数字を書いた人が他にもいたら得点なしです(0点)



③5ラウンドやって合計得点が多い人の勝ちです!シンプルなルールですよね。

実際の流れなどは、こちらで解説しています。これを読んでいただけると、イメージがつきやすいと思います。

テレパシー(2択Ver)

担任の質問に対して、できるだけグループ内で同じ答えを書くことを目指すゲームです。

対象:小学校低学年~
人数:何人でも(4~6人グループで)
場所:教室
時間:5分~15分
準備:紙とペン


①担任が「野球とサッカーどっちが好き?」等の2択の質問をします。


②一人ひとりが他の人に見せないように、紙に答えを書きます。


③全員の答えが同じだったら1点獲得。

問題の例
「朝食はパン?ごはん?」「食べるなら焼肉?寿司?」「遊びに行くなら動物園?水族館?」など

こちらでは「お絵描き編」「自由記述編」なども紹介しています。

見ないで絵描き歌

幼児向け番組で有名な、あるキャラクターを描いたのだけど・・・

対象:小学校低学年~
人数:何人でも
場所:教室
時間:5分~10分
準備:絵描き歌の動画、紙とペン

①タブレットなどを用意し、適当なキャラクターの絵描き歌を選びます。
(youtubeで「絵描き歌」で検索してみましょう)


②子供達に「あるキャラクターの絵描き歌を流します。歌だけを聞いて、描いてください」と伝えます。

絵描き歌の動画の、歌だけを聞かせます。ワンフレーズごとに止めながら、描く時間を取ります。必要なら歌詞を確認しましょう。

(例)
 棒がいっぽんあったとさ(STOP)
 はっぱかな はっぱじゃないよ かえるだよ(STOP)
 かえるじゃないよ あひるだよ(STOP)


出来上がったおもしろイラストをみんなで共有して笑い合いましょう。最後に動画を見ながら、答え合わせをするのも楽しいです。

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私は誰でしょう3ヒントクイズ

対象:小学校低学年~
人数:2人~
場所:自宅、車内など
時間:3分~5分
準備:特になし

応用力無限大!3つのヒントから答えにたどりつけ!!
●遊び方●


①出題する人は「私は~です」と、あるものの特徴を順番に言います。

1 私は黄色い体をしています
2 私は太陽の形に似ています
3 私は夏に咲く花です

→答え:ひまわり


②1つヒントを出すたびに、回答したい人がいればしてもらいましょう!ただし解答権は3つのヒント合わせて、一人一回です!!正解した人には1ポイント。

◆もう一工夫◆
・慣れてきたら子供にも出してもらいましょう
・動物、植物、有名人、アニメキャラ、世界の国、英語で出題など、何にでも応用が効きます

古今東西ゲーム

対象:小学校低学年~
人数:2人~
場所:自宅、車内など
時間:5分~
準備:特になし

定番ゲームですが、応用力があり学習にもなります。山手線ゲームと言うことも。
リズムに合わせて順番に『決められたお題に沿った答え』を言っていきます。

●遊び方●
①親となる人を決めます。


②親となった人から「〇〇から始まる、古今東西 □□の名前」と言います。
 動物の名前をお題にするなら「サンソンから始まる、古今東西 動物の名前」



Aさん:「犬」
皆:パンパン、と手を2回叩く。
Bさん:「猫」
皆:パンパン、と手を2回叩く。
Cさん:「馬」
皆:パンパン、と手を2回叩く。

というように順番で答えていくという流れです。
一定時間答えられなかったり同じ答えを言ってしまったら負けです。


●アレンジアイデア●
1人1人がNGワードを心に決めておき(紙に書いてもよい)、そのワードを言ってしまった人はアウトというルールも楽しいです。(古今南北ゲームと言います)


「都道府県」や「世界の国名」でやれば社会科の学習に、動物やスポーツなどを「英単語」でやってみるのもよさそうです。「ポケモンの名前」「ドラえもんの道具」などでやるとお子さんのほうが強いかもしれません。

最後に

いかがだったでしょうか。ちょっとしたスキマ時間に、楽しいレクをやって楽しむのは学級経営的にもおすすめです。

なぜなら、「始まる時間を守ったり、がんばって取り組んだりすれば楽しいことができる」ということを経験で学ぶからです。子供は良くも悪くも経験で学びます。

簡単で楽しいレク。レパートリーに加えていただけたらと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。

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