「全校集会、キャンプファイヤー、室内レクなど子供たちが大人数でも遊べるレクやゲームが知りたい」
今回はそんな方に、100人以上の大人数でも楽しめるレク・ゲームを紹介していきます!校庭や体育館はもちろん、雨天時の室内レクなどで遊べるものもありますよ。ぜひご覧ください!

こんにちは。小学校教員のサンソンです。このブログでは、小中学校の教員、大学生、保育士、レク係の子供たち等に向けて、レクリエーションの発信をしています。
シチュエーションに合わせた「レク5選」も紹介しています。合わせてお読みいただけたら幸いです。
ストリームス
対象:小学校中学年~ 人数:何人でもOK 時間:10分 場所:室内で集まれる場所 準備:ストリームス用紙、割り箸40本、筆記用具

遊び方
①事前に割り箸を40本用意し、端に以下の数字を書いておきます。
1〜10・・・1本ずつ
11~19・・・2本ずつ
20~30・・・1本ずつ
☆(オールマイティ)・・・1本
②紙を配ります。用紙はここからダウンロードできます よかったらどうぞ。(白紙でもいいですし、20のマスを書いただけのものでもOKです)
③担当者(教員、レク係など)が1つずつ数字を引きます(全部で20本引きます)
参加者たちは引かれた数字を一つずつ、好きなマスに書いていきます。その際、できるだけ昇順(小さい順)になるように狙って書いていきましょう(同じ数字の連続はセーフです)
④出た数字は必ず書かなくてはいけません(パスは無し)。だから終盤「1はもう書けないのに〜」とか「20来い、20!」と盛り上がるのが楽しいです。
⑤マスが全部埋まったら得点計算をします。まず昇順が途切れている境目に区切り線を引きます。区切った各区分のマス目を数え、マス数に応じた得点を獲得します(マス数が多くなるほど高得点。ただし途中で得点が下がるマスあり)合計得点の多い人の勝ちです!

簡易ルール
難しい得点計算は省き、「いくつ連続で昇順にならべることができたか」で勝負します。上図の例だと、5~21までの13個というのが得点になります。
何人でも同時に遊べて、ほどよい運と戦略のバランスがあるこのゲーム。「もう一回!もう一回!!」と言われること間違いなしです(笑)絶版になってしまったボードゲームが元ネタなのですが、続編はまだ買えるようなので、興味がある方はどうぞ!
関所やぶり

対象:小学校低学年~ 人数:何人でもOK 時間:10分 場所:体育館、校庭など 準備:特になし
遊び方
①集会委員やレク係が関所役になります。関所役になった子はピラミッド型に、
1段目=4人
2段目=3人
3段目=2人
4段目=1人
のように並びます。(画像参照。参加人数によって段数を増やしてもよいです)
②攻撃側はスタートラインから走っていき、1段目(4人いる方)の誰かとジャンケンをします。勝てば2段目、3段目…と進めます。4段目の殿様に勝てたらゴールです。ただし、一度でも負けたらスタートからやり直しです。
③1セット3分程度行います。4連勝してゴールできた人を、みんなで賞賛しましょう。
ポイント
①関所役の最後の一人を校長先生にお願いするなど、「特別感」を出すとさらに盛り上がります。
②時間制ではなく、「〇〇人クリアしたら終わり」というルールでも楽しめます。その時は「あと5人です!」のようにアナウンスも入れるとよいでしょう。
人間まちがい探し
対象:小学校低学年~ 人数:何人でもOK 時間:10分 場所:体育館、校庭、室内ホールなど 準備:特になし
遊び方
①出題者を数人決めます。その数人で出題テーマを決めましょう。体育館の舞台上などでそれを表現して静止します。(一枚の写真を見ているようなイメージで)
例:掃除をしているところ
ホウキで掃いている人、ぞうきんがけをしている人などを表現する

②解答者たちは、1分間でその場面を覚えます。1分たったら一度幕を閉めます。(幕がない場合はカーテンやシーツで仕切りを作ったり、参加者に後ろを向いてもらったりします)
③参加者が見えていない間に、数か所変えます。
(人が入れ替わっている、服装が違う、ホウキを持っていたのにバットになっているなど)
④再び幕を開け、変化しているところを見つけた人が挙手して答えます。
◆ポイント◆
※テーマは「掃除」「給食」「授業中」「登校中」などいろいろ応用が利きます。
※着ぐるみや被り物(ディズニーランドなんかで売っているやつ)をつけるなどの「ボケ」を入れるのも大変盛り上がります。
※このレクをもっと詳しく知りたい方はこちら!ペアや少人数での遊び方も解説しています。
無限ジャンケン列車
対象:小学校低学年~ 人数:何人でもOK 時間:10分 場所:体育館、校庭など 準備:音源(なくても可)
遊び方
①音楽に合わせてフロアを歩き回り、出会った人とジャンケンをします。「ドーン!ジャンケンポン!」(音楽はなくても可)
②負けた人は、勝った人の後ろに回り肩につかまって二人組になります。(ここまでは普通のジャンケン列車と同様です)
③2人組以上の人たちがジャンケンをした場合、ジャンケンをした先頭の人だけが列を離れて勝者の後ろにつきます。
例:3人対3人でジャンケンをした場合、勝った方は4人になり、負けた方は2番目だった子が復活して先頭になります(3人組→2人組になる)
④先頭の子が連勝し続けない限り、何度でも復活することができるので、みんなが楽しめます。
普通のジャンケン列車だと、一度負けたらあとは勝者の後ろをついていくだけですが、このルールなら何度も復活して楽しむことができます。まさに無限列車です(笑)
猛獣狩り
対象:小学校低学年~ 人数:何人でもOK 時間:5分~10分 準備:特になし
【はじめに】
このレクは仲間集めをする遊びですが、はっきり言ってその部分はおまけです。このレクで楽しいのは、みんなで歌い踊っている部分なのです。ですのでリーダーは恥ずかしがらず、全力でやりましょう!!
遊び方
①リーダー(教師やレク係)が前に立ちます。後述する例のように、言葉とポーズを歌い踊り、みんなは後に続いてマネします
②踊りの最後にリーダーが動物の名前を言います。その動物の文字数だけ、仲間を集めます。(ライオンなら4文字だから4人)
③無事に仲間が集まった人たちは座ります。
リーダーが適当なところでカウントダウンをし、余ってしまった人にはみんなで「チョチョチョン、ドンマイ!」(手拍子3回→指さしポーズ)をします。
(みんなが安心して参加できるよう、バツゲームはしないようにしましょう)
④以上を繰り返して楽しみます。
歌と踊りの例 T 構え!(適当なポーズ) C 構え! T ドンドコ、ドンドコ、ドンドコドン!(リズムよく跳ねながらももを太鼓のように叩く) C ドンドコ、ドンドコ、ドンドコドン! T ドンドコ、ドンドコ、ドンドコドン! C ドンドコ、ドンドコ、ドンドコドン! T 猛獣狩りに行こうよ(右手をグーにして上に突き上げ、ジャンプ) C 猛獣狩りに行こうよ T 猛獣狩りに行こうよ C 猛獣狩りに行こうよ T 猛獣なんて怖くない(顔の前で右手を横にふる) C 猛獣なんて怖くない T ヤリだって持ってるし(ヤリをかかげるまね) C ヤリだって持ってるし T 鉄砲だってあるもん(ライフルを打つまね) C 鉄砲だってあるもん T 友達だっているもん(近くの人と腕を組んでスキップで回る) C 友達だっているもん T あ!(適当な方向を指さす) C あ! T あ! C あ! T あーーーーーー!! C あーーーーーー!! T 〇〇〇〇!(動物の名前を言う)
参考動画
導入の部分にご注目!太鼓を叩いて踊っているような感じが、僕のやっているスタイルに似ています。こんな感じで、おもいっきりはっちゃけちゃいましょう!
より詳しい解説はこちら。
1文字~15文字までの動物例や、参考動画その2なども紹介しています。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
最後にお知らせをさせてください。レクリエーションに関する書籍・電子書籍を出版しています。
書籍
「みんなが楽しい学校レクリエーション 全点動画付き」①~④(岩崎書店)

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電子書籍

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