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楽しみながら信頼関係を深める!協力型ゲーム5選

今回のテーマは「協力することを楽しもう」

チームで協力して一つの課題に挑戦する。そんなゲームを集めました。ここで紹介したようなゲームを定期的に行うことで、楽しみながらクラスの信頼関係を深めることにつながると思います。

楽しむだけではなくねらいをもってレクを行うことで、安定した学級経営につなげていきましょう。レクが終わったあとに全員で振り返る時間をつくるのも大切になります。

一つ目の「パイプライン」は僕の大好きな活動で、一番のおすすめです。少し準備が大変ですが、本当に楽しみながら、協力することを体感できます。記事の文字数にも気持ちがこもってしまいました(笑)

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パイプライン

パイプライン

対象:低学年~
人数:10人ぐらい~
時間:30分~45分
準備:パイプ(人数分)、ビー玉、バケツ


ビー玉を流しそうめんのように運び、バケツに入れられればクリア
●遊び方●

①子供達を10人ほどのグループに分けます。一人に一本のパイプと、グループに一つのビー玉を配ります。スタートラインを決め、そこから人数×1mほど離れたところにバケツを置きます。


②ストーリー設定を話します。(なくてもいいですが、あると盛り上がります)
「大変です!向こうで3軒の家が火事です!各チーム、パイプを使って消火弾(ビー玉)を運び、火を消してください!」


③いくつかルールがあることを説明します。
 ・スタートした後は消火弾(ビー玉)には直接さわれません。
 ・消火弾が乗っているパイプを持っている人は、歩けません。
 ・落としたら初めからやり直しです。


「3チームありますが、競争ではありません。3軒の火事を消すことが、最終目標です。制限時間は20分!では、スタート!」


●ポイント●
簡単そうに見えますがやってみると難しいです。きっと子供達は何度も何度も失敗します。ですから「なんで失敗したのか」を考えさせ、作戦を立てて次のチャレンジをさせるといいです。


クラスみんなで協力することがクリアへの道。だから、いいアイデアが出たら他のチームにもシェアしましょう!「最後の人が止めておくといいよ」「パイプは前の人の下に繋げたほうがいいよ」など、いろんなアイデアがでます。


そのうちに最初のチームがゴールするでしょう。「わーー!よっしゃあー」 というのもつかの間、すぐに他のチームの手伝いに。最後は学級全員で列になり、ビー玉を運んだクラスもあります。


僕は毎年4月の学級開きでこのレクをやります。 クラス替えして間もない子達が、肩を寄せ合い、あーでもないこーでもないと相談しながら活動する。うまく行けば達成感を味わえ、だめだったら「一年後、これがクリアできる素敵なクラスになろう」と言えます。どちらにしても友達と仲良くなるきっかけになる活動です。

●アレンジルール●

一度クリアできたら、難易度をあげることもできます。
・パイプ同士がくっついてはいけない
・ビー玉を止めてはいけない
・ビー玉がバックしてはいけない
の順で難しくなります。

また、ビー玉で難しければ、ゴルフボールやピンポン玉だと簡単になります。

●パイプについて●

このレクをするときはパイプを作る必要があるわけですが、
①バドミントンのシャトルケース
②印刷機のマスターの芯
③サランラップの芯

などを半分に切って使います。 ①がはさみで切れるのでおすすめです。近くにバドミントン部がある学校にもらえるか聞いてみましょう。②は図工室の糸のこで切りましょう。③はパイプが細いので難易度高めです。

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ぱちぱちインパルス

対象:低学年~
人数:10人ぐらい~
時間:10分~15分
準備:特になし

●遊び方●
①全員で輪になり、担任から順番に時計回りで拍手1回(ぱち)をまわしていきましょう。1周したらどんどんスピードを上げていきます。


②慣れてきたら拍手2回(ぱちぱち)にします。その後、ぱちぱちドン(足踏み1回)→ぱちぱちドンドンと増やしていきます。


③最後は「ぱちぱちドンドンをなるべく速くまわす」という目標で行います。どれぐらいタイムを縮められるでしょうか。


●ポイント●
どうしたらもっと速くなるか、全員でアイデアを出し合ってみましょう!「2人前を見ておく」とか「手は開いて待っておく」など、いろいろな作戦が出てくると思います。

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フープリレー

対象:低学年~
人数:10人ぐらい~
時間:10分~15分
準備:フラフープ

手軽にできる協力型レク
●遊び方●

①内向きの輪になって手をつなぎ、どこか1か所にフラフープを入れます(腕にぶらさげます)


手を離さずにフープをくぐりながらまわしていって、一周させるタイムを測ります。


③制限時間を決めて、どれくらいタイムが短くなるかチャレンジしましょう!


●ポイント●
チームで相談して作戦を考えさせましょう。くぐる人の工夫や隣の人の工夫など、いろいろなアイデアが出てくると思います。チャレンジしたらタイムは黒板などに書きだして、見えるようにしておくとよいです。

スタンドアップ

対象:低学年~
人数:10人ぐらい~
時間:10分~15分
準備:特になし

道具なしでできる課題解決型ゲーム!
●遊び方●

①ペアで向き合って体育座りをし、両足のつま先を相手のつま先につけます。


両手をつないで2人同時に立ち上がってみましょう(バランスが大事です)


③うまくいったら次は4人で。さらに8人でやってみましょう!8人でできたら16人。最後は全員で挑戦。いろいろなアイデアを出してみましょう!


●ルールの確認●
(1)全員で手をつないでいること(片手をギュッと握ってリレーしたら、一周して戻ってくる)
(2)自分の足と隣の人の足がくっついていること
(3)おしりが床についた状態から始めること
(4)みんな一度に立ち上がること

●ポイント●
大切なのはバランス。体重差があっても大丈夫です。バランスを崩して危ない状態になることがあるので、危険を感じたら足をずらして安定させるように確認しておきましょう。人数が多くなると一重円では難しいかもしれません。手をつないだまま二重円になる方法を探してみましょう。(ただし子供達に教える必要はありません。)

キーパンチ

対象:低学年~
人数:10人ぐらい~
時間:10分~15分
準備:トランプ、ロープ

チームで協力して、最速を目指す
●遊び方●

①スタート地点から15mほど離れたところにロープなどで直径5mほどの円を作ります。輪の中にはトランプの2種類のカードを、数字が見えるように適当に円の中に並べます


②5〜10人のグループをつくります。合図があったらスタート地点から全員一緒にダッシュして、輪の中にある26枚のカードを順番(A〜K→A〜K)に触るタイムを競います


輪の中に入れるのは一人ずつ&一度に触れるのは1枚だけです。(チーム内でリレー形式で触っていくことになります)


④スタートの合図でタイムを計っておき、1グループが終わったら次のグループが挑戦するようにします。各チーム3回ずつぐらいチャレンジして、最速タイムを競います。
(ルール違反があった場合は一回につき5秒のペナルティ)


チーム全員での作戦の話し合い、協力が大切なゲームです。ぜひ終わったあとは振り返りを。

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。

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