学級レク「サイレンス」~静かをつくることを学ぶ~

シーンとした教室にカリカリと鉛筆を走らせる音や本をめくる音だけが響く。時計の針の音さえ聞こえる。そんな「全集中」の状態で学習している状態の時、僕は「みんなが考えている音がする!」と言います。

サンソン
サンソン

こんにちは、小学校教員のサンソンです。楽しい毎日を過ごしていますか?実は、そんな状態を作り出すゲームがあるんですよ。その名も「サイレンス」


このゲームでは、みんなで力を合わせて「静かをつくる」ことを体験的に学ぶことができます。成功体験を繰り返して、達成したらみんなで拍手!温かい雰囲気のクラスづくりに役立ちます。4月の学級開きでぜひ!

こちらのレクは、
「4月の学級開きにおすすめのレク5選!」
でも取り上げています。合わせてご覧いただけたら幸いです。

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遊び方

概要:設定した時間のあいだ、何の音も立てなければクリア!

対象:小学校低学年~
人数:何人でもOK
場所:教室
時間:5分~10分
準備:特になし


①「もし授業中に先生が、うるさい!とか、静かにしなさい!ばかり言っていたらどう?うん、いい気分はしないよね。僕もそんなことは言いたくないのです。そこで、みんなで静かをつくるサイレンスというゲームをします。」


②「このゲームのクリア条件は、みんなで協力して「静かをつくる」ことです。ゲームの間は、せき、くしゃみ、笑い声、机やいすの音など、一切禁止です。みんなで協力してクリアを目指してください。ただし、息を止めるのはナシです。顔を上げて、目も開けておいてくださいね。」


「チャレンジは、レベル1=10秒、レベル2=30秒、レベル3=1分です。まずは10秒からチャレンジしましょう。じゃあ今のうちに、せき、くしゃみ、ゲラゲラ笑い、机バンバン、足ドンドンしておいていいですよ。」

④「はいでは、いきます!よーいスタート!」→成功したら全員で拍手!!


⑤失敗した場合
「残念アウト~!!みんなで『チャチャチャ、ドンマイ』をしましょう。」

チャチャチャ、ドンマイ!(拍手3回→サムズアップ)じゃあもう一回やりますか?OK、よーいスタート!!

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ポイント

①チャレンジは多くても1日3回くらいにします。5秒なら5秒、まずはできたことを認めましょう。「たった5秒?」など見捨てるような言葉はかけません。そして次のチャレンジする日を相談します。翌日でも1週間後でも、それまでにクリアできるようにみんなで協力したり楽しく活動したりして力をためようと話します。

②クラスの約束として、担任が手を上げたら「静かをつくる」というルールを決めておくのもおすすめです。
担任が手を挙げる→気づいた人から同じように黙って手を挙げる→全員が気づくまで待つ。
もし気づかない人がいたら、小声でそっと教えてあげるようにします。(そっとというのがポイントです。大声で「静かにして!」などとは言わないように約束しておきます)


③担任の先生は、基本的に子供たちが静かになるまで話し始めないようにします。「静かをつくれれば、いいことがある」という成功体験を重ねるようにしましょう。


始めに気づいて待っている子を待たせるのは1分くらいまでにしましょう。それでも静かをつくれなければ、「まだ完全ではありませんが、長く待っている人がいるので話し始めます」と宣言しましょう。


⑤マイナスの行動に承認は与えないようにしましょう。授業の邪魔をする→担任にかまってもらえる。という体験サイクルから脱却しなければなりません。そんなときは「授業を進めたいから、悪いけど少しの間返事をしないよ。後でゆっくり聞くね」などと話すようにします。

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最後に

いかがでしたか?クラスみんなで協力して静かをつくる「サイレンスゲーム」を紹介しました。途中からゲームではなく学級経営の話になってしまいましたが、学級レクは楽しいだけではなくて、このように学級経営にも役立てることができます。4月の学級開きとして、おすすめです。

今回のゲームの参考文献
「よくわかる学級ファシリテーション①―かかわりスキル編― (信頼ベースのクラスをつくる)」


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ここまで読んでくださりありがとうございました!

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この記事を書いた人
サンソン

「遊びの力は学びの力!」がモットー

 野外教育ゼミ→キャンプ&スキーインストラクター→小学校教員。このブログでは教員、大学生、保育士さん向けにレクリエーションを紹介していきます。

 2022年「みんなが楽しい学校レクリエーション 全点動画付き」全4巻出版。子供が見るために特化し、点数をしぼって分かりやすく紹介しています。

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