概要:お題に沿った言葉をかぶらずに言い続けるゲーム(古今東西・山手線ゲーム)。ただし、各自が決めた「NGワード」に引っかからないように注意!
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士や幼稚園教諭、小中学生のレク係等のみなさんに向けて、レクリエーションの発信をしています。いつも見てくださり、ありがとうございます。

今回は、「古今東西」や「山手線ゲーム」とも言われる定番ゲームのバリエーション「古今南北ゲーム」を紹介します。応用力があり、都道府県などのテーマでやれば学習にもなりますよ。
【このレクの活用シーン】
- バスレクとして
- 休み時間の遊びとして
- 授業の導入やまとめとして
このほかにも、いろいろなレクをシーン別に厳選している「レク5選」の記事も書いています。合わせてお読みいただけたら幸いです。
遊び方
人数:何人でもOK(6~8人グループが最適)
場所:教室、バスなど どこでもOK
時間:5分~10分
準備:特になし
①6~8人のグループになり、それぞれ親(スタート)になる人を決めます。担任がお題を発表します。(例:スポーツ)
②全員が、ゲーム中にそれを言ったらアウトにさせる「NGワード」を考えます。口には出さずに覚えておきます。途中で変えてはいけません。(不正を防ぎたい場合は、NGワードを紙に書いて伏せておきます)
③親から順番に、リズムよく答えを言っていきます。答えたら全員で手拍子を2回。
(サッカー → パチパチ → 野球 → パチパチ →・・・)
④誰かが自分のNGワードを言ったら、「アウトー!」と言いながら、野球のアウトのポーズをします。その人はもちろん脱落。タイミングよく言えなかったり、同じ答えを言ったりした人もアウトです。
⑤その後は、アウトになった人以外の残ったメンバーで勝ち抜き戦をしてもよいですし、新しいお題で再スタートしてもよいですね。
実際の流れ

これから「古今南北ゲーム」を始めます!今回のお題は、「都道府県」です。
それでは、NGワードを考えて紙に書いてください。紙は他の人に見えないように伏せておきましょう。

よーし、みんながすぐに言いそうな「沖縄県」にしよう。

このあいだ学習した「広島県」でいこう

NGワードは決まりましたね。では始めます!
「マリーさんから始まる!」(いえーい!)
「古今南北ゲーム!お題は都道府県。せーの!」

新潟!

パチパチ!(拍手2回)

福岡!

パチパチ!(拍手2回)

沖縄~!

あ!沖縄!!アウト―!!

イコリーナさん、残念。アウトです。
そのまま次の人から続けましょう。NGワードもそのままですよ。
ポイント
①「都道府県」や「世界の国名」でやれば社会科の学習に、動物や色などを「英語」でやれば外国語の学習になります。国語なら四字熟語などでやってみるのもよさそうです。
②「ポケモンの名前」「ドラえもんの道具」などでやると子供のほうが強いかもしれません。保護者や教員が子供たちの「好き」を理解することもできますね!いろいろなお題で楽しんでみてください。
③アウトになったら-1点、NGワードを言わせたら+1点というルールでも楽しいです。NGワードをなくして学級全員で行い、1周できたらクリアという遊び方もおすすめ!
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
最後にお知らせをさせてください。レクリエーションに関する書籍・電子書籍を出版しています。