概要:示されたお題を、絵で素早く描いて自チームの仲間に当ててもらいポイントを競うゲームです。
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士や幼稚園教諭、小中学生のレク係等のみなさんに向けて、レクリエーションの発信をしています。いつも見てくださり、ありがとうございます。
今回は紙とペンだけで楽しめるゲーム「ピクショナリー」を紹介します!
早く伝えなくちゃ!と焦って、めちゃくちゃな絵になってしまったり、簡単な線だけで伝わってエスパー気分を味わったりできる楽しいゲームです。雨の日の休み時間にもおすすめですよ。
今回の元ネタはこちらのボードゲームです。製品版ではすごろく要素などもあり、大人がやっても楽しい物になっています。お題もなんと3200種類!
このほかにも「学校でできるボードゲーム」や「紙とペンだけでできるゲーム」を紹介しています。合わせてお読みいただけたら嬉しいです。
遊び方
人数:6人~12人ぐらい(偶数)。それ以上なら2つに分ければOK
場所:教室
時間:約15分
準備:紙とペン
①ペアを作り、隣同士で座ります(ペアが仲間同士になります。)2人の中で「先攻」「後攻」を決めます。
②全員、紙とペンを用意します。担任(レク係)が、先攻の子だけにお題(誰でも知っているような名詞)を見せます。(後攻の子が顔を伏せ、その間にホワイトボードなどで見せるとよい)
③「よーいはじめ!」の合図とともに、先攻の人はお題の絵を描き始めます。(会話、ジェスチャー禁止、矢印以外の記号や文字禁止)制限時間は1分間。
④後攻の人は絵を見ながら、答えとして思いついたものを、何個でもどんどん言っていきます(小声で)。描いている人は「正解」「違う」とだけ言うことができます。回答がほかの人に聞かれるのが気になる場合は、自分の紙に書いていく方法でもよいです。
⑤1分たったら「やめ!」の合図で終了。それまでに正解していれば、そのペアに+1ポイント。
⑥描く役割と答える役割を交代して行い、これを繰り返していきます。最終的にポイントが多かったペアの勝ち。
実際の流れ
これから「ピクショナリー」を始めます。ペアを作って先攻後攻を決めましょう。先攻になった人はお題を見に来てください。
じゃあ私が先攻ね。えっとお題は、、、
「地球儀!?」
うー、描けるかなあ。
では制限時間は1分間です。よーいはじめ!!
えーっと、はじめにこうなって、次が・・・
月! 太陽! 日本? 世界地図?
違う!惜しいなあ~。もっと立体に見えるようにしたらいいのかな。
分かった!地球儀!!
正解!!!!ありがとう~!
はい、やめ!!1分です。
残念、私たちは不正解だったね。
ドンマイ!次がんばろう。今度は僕が描く番だね。
では後攻の人、お題を見に来てください。
ポイント
①お題例
・ネコ、ネズミ、カラスなどの動物系
・自動車、飛行機、ヘリコプターなどの乗り物系
・黒板消し、ランドセル、メスシリンダーなどの学校にある物系
・ピアノ、リコーダー、トライアングルなどの楽器系
・サッカー、野球、バスケットボールなどのスポーツ系
・走る、ジャンプする、食べるなどの動詞系
お題は名詞が基本ですが、動詞を入れても面白いです
②すぐに当てられる絵を描ける人=このゲームに強い人なのですが、それは絵のうまさとは全く関係がありません。1秒もかからず2本の線を引いただけで「カカシ」を正解させたということもありました。
③ゲームが終わったらぜひ、鑑賞会をしましょう。時間制限の中で描いた、苦しまぎれの絵はどれもおかしなものばかりです。たくさんの名画・珍画が生まれていることでしょう。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
最後にお知らせをさせてください。レクリエーションに関する書籍・電子書籍を出版しています。