宿泊行事のメインイベントと言えば、キャンプファイヤーですよね。日も沈んだ暗い中、みんなで火を囲んで歌ったり踊ったりするのは、非日常の体験でとても楽しいものです。
こんにちは、小学校教員のサンソンです。楽しい毎日を過ごしていますか?今回はそんなキャンプファイヤーで、みんなが楽しめて笑顔になれるレクを厳選して紹介します!
どれも、僕がキャンプファイヤーを企画する時には、高確率でプログラムに入ってくる、まさに鉄板のレクです!参考動画や、詳しく解説している記事へのリンクも貼ってありますので、ご活用ください。
どのレクでも、大切なことがあります。それは、とにかく、リーダーが恥ずかしがらないこと!全力でやること!これに尽きます。リーダーが全力でやってこそ、子供達が楽しめます。大人がやる場合でも、童心にかえって楽しんじゃってください!
さらに、キャンプファイヤーで大切なのは、ストーリーと世界観だと思っています。イメージはディズニーランドなどのアミューズメントパーク。だから「次は〇〇のレクです。レク係さん、お願いします」なんていう始め方だと興ざめ
劇のように、レクとレクの間をストーリーでつないで、楽しいキャンプファイヤーをつくってください。
当ブログでは、キャンプファイヤー以外にもたくさんのレクリエーションを紹介しています。以下のようにジャンル別、シーン別になっていますので、ぜひのぞいてみてください。
キャッチ
対象:小学校低学年~ 人数:何人でもOK 時間:5分~10分 準備:特になし
①全員で輪になります。左手をお皿の形にし(手の平が上向き)、右手は人差し指1本を下向きにして、右隣の人の左手の上へ立てます。(よく、左手をつぼの形にしているのを見ますが、力が入りすぎて脱臼の危険性があるため、僕がやるときはお皿にします)
②教師やレク係の「キャー、キャー、キャー、、、キャッチ!」の掛け声で、右手は上に逃げ、左手は握って相手を捕まえようとします。指を握られてしまった人は負けです。
③一回一回の勝ち負けにはこだわらず、繰り返し遊びましょう!途中で「キャット、キャベツ、キャロット、キャンディ、キャーーー!(悲鳴)」などのフェイントをいれると面白いです。(もちろん引っかかったら負けです)
【参考の動画】
左手がつぼの形になっていますが、ルールは同じです。
ここで紹介しているのは基本的な遊び方(レベル1)だけですが、さらに楽しめるレベル2、レベル3もあります。気になった方はぜひ下記リンクからご覧ください。
円盤体操
対象:小学校低学年~ 人数:何人でもOK 時間:5分~10分 準備:特になし
①全員で輪になってリーダーやレク係が中に入ります。または、体操の隊形になりリーダーが前に出ます。
②リーダー→全員→リーダー→全員と、同じ動きを真似しながら踊ります。僕がやっているものにかなり近い参考動画がありました。実際の動きはこちらをご覧ください。
③かけ声の例( )内は子供達が真似する所
構え! (構え!) 円盤たいそーう (円盤たいそーう) あっ円盤だ! (あっ円盤だ! キタキタキタキタ〜 (キタキタキタキタ〜) マル型円盤 (マル型円盤) シカク型円盤 (シカク型円盤) サンカク型円盤 (サンカク型円盤) やってきた! (やってきた!) 〇〇(地名)の空にやってきた (〇〇の空にやってきた) えらいこっちゃ×3 (えらいこっちゃ×3)
※以上を1セットとし、2~3セットやってみましょう。2セットめ、3セットめでは円盤の形をいろいろと変えてみましょう!
他にも、例えば
・学用品シリーズで鉛筆型、ノート型、ランドセル型、
・食器シリーズでお皿型、グラス型、どんぶり型
・キャンプシリーズでテント型、飯ごう型、寝袋型
などなど。なんでもOK!
動画に出てくる「殿さま編」などは、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぴよぴよちゃん
対象:小学校低学年~ (幼児もOK) 人数:何人でも 時間:5分~10分 準備:特になし
①教師(リーダー)が前に出てみんなと向かい合います。
②お題を出します。
例:教師「ぴよぴよちゃん」
子 「なんですかー?」
教師「こんなこと、こんなこと(前後にジャンプする)できますか?」
子「こんなこと、こんなこと(動作の真似)できますよー!」
③これを繰り返します。笑っちゃうような変なポーズをしたり、だんだん難しくしたりするとよりおもしろいです!
参考動画
動画を見た方、いかがですか?可愛らしいですよね。
下記の記事ではもう少し詳しく、ポイントなどを紹介しています。
みんなでいっしょ
対象:小学校低学年~ 人数:何人でもOK 時間:5分~10分 準備:特になし
①全員で手をつないで輪になります。
②リーダーのかけ声と動きに続いてみんなも声を出し、それに合わせて動きます。
③間違えた人には、みんなでドンマイと声をかけましょう。(間違いを楽しむ!ぐらいのスタンスでいきましょう!)
レベル1「みんなでいっしょ」
T 「みんなでいっしょ」 C「みんなでいっしょ」 T 「まーえ」(前にジャンプ) C「まーえ」(前にジャンプ) T 「うしろ」(後ろにジャンプ) C「うしろ」(後ろにジャンプ) T 「みーぎ」(右にジャンプ) C「みーぎ」(右にジャンプ) T 「ひだり」(左にジャンプ) C「ひだり」(左にジャンプ)
レベル1は簡単ですね。リーダーのかけ声に合わせて「言うこといっしょ、やることいっしょ」です。かけ声は「みんなでいっしょ」ではなく「言うこといっしょ、やることいっしょ」と言ってもいいです。
レベル2「言うこといっしょ、やること反対」
レベル2からは動きが複雑になります。
リーダーのかけ声に対して「言うことはいっしょ、だけど、やることは反対」のことをします。
(前←→後ろ、右←→左)
リーダーは前にジャンプしているのに、みんなは「まーえ」と言いながら、後ろにジャンプしなければなりません。
レベル3「やることいっしょ、言うこと反対」
レベル3が一番難しいです。
リーダーのかけ声に対して「やることはいっしょ、だけど、言うことは反対」になります。
リーダーは「前」と言いながらにジャンプしているのに、みんなは「後ろ!」と言いながら、前にジャンプしなければなりません。
参考動画
レベル2、レベル3の詳しい内容や、かけ声のしかたなどは以下の記事で詳しく解説しています。こちらも合わせてご覧ください。
猛獣狩り
対象:小学校低学年~ 人数:何人でもOK 時間:5分~10分 準備:特になし
【はじめに】
このレクは仲間集めをする遊びですが、はっきり言ってその部分はおまけです。このレクで楽しいのは、みんなで歌い踊っている部分なのです。だからリーダーは恥ずかしがらず、全力でやりましょう!!
僕がやるときは、「構え!」で変なポーズをし、アフリカの民族ダンスのようなイメージで「ドンドコドンドコ・・・」と始めます
①リーダー(教師やレク係)が前に立ちます。後述する例のように、言葉とポーズを歌い踊りみんなは後に続いてマネします
②踊りの最後にリーダーが動物の名前を言います。その動物の文字数だけ、仲間を集めます。(ライオンなら4文字だから4人)
③無事に仲間が集まった人たちは座ります。
リーダーが適当なところでカウントダウンをし、余ってしまった人にはみんなで「チョチョチョン、ドンマイ!」(手拍子3回→指さしポーズ)をします。
(みんなが安心して参加できるよう、バツゲームはしないようにしましょう)
④以上を繰り返して楽しみます。
歌と踊りの例 T 構え!(適当なポーズ) C 構え! T ドンドコ、ドンドコ、ドンドコドン!(リズムよく跳ねながらももを太鼓のように叩く) C ドンドコ、ドンドコ、ドンドコドン! T ドンドコ、ドンドコ、ドンドコドン! C ドンドコ、ドンドコ、ドンドコドン! T 猛獣狩りに行こうよ(右手をグーにして上に突き上げ、ジャンプ) C 猛獣狩りに行こうよ T 猛獣狩りに行こうよ C 猛獣狩りに行こうよ T 猛獣なんて怖くない(顔の前で右手を横にふる) C 猛獣なんて怖くない T ヤリだって持ってるし(ヤリをかかげるまね) C ヤリだって持ってるし T 鉄砲だってあるもん(ライフルを打つまね) C 鉄砲だってあるもん T 友達だっているもん(近くの人と腕を組んでスキップで回る) C 友達だっているもん T あ!(適当な方向を指さす) C あ! T あ! C あ! T あーーーーーー!! C あーーーーーー!! T 〇〇〇〇!(動物の名前を言う)
参考動画
導入の部分にご注目!太鼓を叩いて踊っているような感じが、僕のやっているスタイルに似ています。こんな感じで、おもいっきりはっちゃけちゃいましょう!
より詳しい解説はこちら。
1文字~15文字までの動物例や、参考動画その2なども紹介しています。
いかがでしたか?キャンプファイヤーで活躍する事間違いなしの鉄板レク5選を紹介しました。ぜひ今年のキャンプファイヤーに取り入れてみてください。もちろん、全校集会やお楽しみ会でもおすすめです。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。