概要:とんちの効いた謎解きクイズ。正答するには“ある秘密”に気が付く必要があります!
学級で、頭を柔らかく使わないと解けない謎解きクイズはいかがですか?
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士の方々に向けて、レクリエーションの発信をしています。
子供達って先生が出してくれるクイズやなぞなぞが大好きですよね。さて今回紹介するクイズはただのクイズじゃありません。いわゆる「頭の体操」というやつで、正答するには“ある秘密”に気が付く必要があります!
秘密に気づいた子がほくそ笑む中、気づかない子は「なんで!?なんでー?」と大騒ぎ。そんな楽しいクイズ「ブラックアート」を紹介します。
あ、秘密に気づいた子は、絶対に友達には教えないこと!というのを押さえておいてくださいね。その方が楽しめます!!
こちらも合わせてお読みいただけたら幸いです。
遊び方
人数:何人でもOK
場所:教室、バスなど どこでもOK
時間:5分~15分
準備:特になし
さっそく、問題例行ってみましょう!!
T 「ブラックアート!」と大きな声で言いながら、左手をパーにして前に突き出します。
T 「青、黒、赤、白」と言いながら、右手で、左手の小指→人差し指の順に、指していきます。
(小指=青、薬指=黒、中指=赤、人差し指=白)
T 最後に親指を指しながら「じゃあ、ここは何色でしょう?」と問いかけます。
C 「みどり?」
C 「黄色?」
C 「むらさき?」
など、数名の子供達に答えてもらいます。
T 「正解は、赤でした~。」
C 「えー?!」
C 「なんでー?」
C 「どうしてー?」
T 「どうしてだろうね?よーく考えてね。」と言って、数回繰り返す。
さて、遊び方の流れは分かりましたか?「ブラックアート」と言った後に4つの色を言い、5色目は何かを当てるクイズになります。4つの色や順番は、毎回変えて出すようにしてくださいね。
答えとポイント
ポイントは「ブラックアート」というタイトルなんです。
答え ブラック=黒 アート=あと(後) ということで、 黒の後に言った色の名前が答え になります。
法則さえ分かってしまえば、「なーんだ」と思うのですが、これが気づかない人はまったく気づかない。法則に気づいた子が毎回正解するのを「え?」「なんで?」と大騒ぎになりますよ(笑)
このクイズを出すときのポイントですが、「すぐに秘密を言わない」これにつきます。分からない子たちには少しずつヒントを出していきましょう。
ヒント例
①「ブラックアート」を強調する
②「ブラックって何色?そう、黒だよね。黒のアートなんだよ」と言う。
③「よーーーーーく、聞くことが大事」と言う。
④法則が分かった子に対して「もう手の動きがなくても分かるよね?赤、白、黒、緑。答えは?」と、手の動きは関係ないことを伝える。
⑤「いつも入っている色があるんだよなあ」
⑥4つの色を言うときに「黒」だけを強調する
⑦3色で問題を出す。(黒、白、赤。次は?)
こんなところでしょうか。徐々にヒントを出すことで、秘密に気づく喜びを味わわせてあげましょう。これでも分からなかったら?その時はタネ明かしをしてもよしですし、「じゃああとは、友達に出してもらってね」と言って最後まで答えを言わないのもありです。
ちなみに難易度を上げたかったら、色だけでなく動物や食べ物、キャラクターなどでやってみてくださいね。
高難度の例
「モナカ、黒ゴマアイス、きなこもち、カステラ」
「ひじき、うめぼし、とうふ、みかん」
「ハト、ウグイス、カラス、カモメ」
「カブトムシ、テントウムシ、モンシロチョウ、モンキチョウ」
「トトロ、まっくろくろすけ、さつきちゃん、めいちゃん」
「黒子のバスケ、鬼滅の刃、ワンピース、スパイファミリー」
「ヨーダ、ダースベイダー、R2-D2、C3-PO」
など。必ず「黒」のものを入れるようにしてくださいね。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。