「SHRやスキマ時間にできる遊びを知りたい」
「HR、道徳、総合などで時間が少し余ったときにできるレクは?」
「学期始め、席替えの後などに、中学生でも盛り上がる遊びをしたい」

そんな思いをおもちの中学校の先生方へ(高校の先生も!)短い時間でできて、中学生でも盛り上がるレクを紹介していきます!
こんにちは。小学校教員のサンソンです。このブログでは、小中学校の教員、大学生、保育士、レク係の子供たち等に向けて、レクリエーションの発信をしています。
拙著「スキマ時間に5分で楽しめる!学級レク&ゲーム Best32」では短い時間でできるショートレクを32点、紹介しています。Kindle unlimited加入の方は無料で読めますし、非会員の方も1か月無料体験のキャンペーンをしています。ぜひご覧ください!

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こちらでは、紙とペンだけでできるレクも紹介しています。中学生でも楽しめるものも多いです。合わせてお読みいただけたらと思います。
ito(イト)
概要:数字を言わずに、言葉だけで数字の大小を推理する協力型ゲームです。
人数:1グループ4~6人程度 時間:5分~ 準備:トランプ(1グループにつき、A~Kの13枚)
活動の流れ
①班の数だけA~Kの13枚のトランプを用意します。(1組のトランプで4グループまで対応できます。)
②1人1枚、ほかの人に見せずにカードを引きます。2が1番低く、Aが1番高いものとして扱います。(低 2345678910JQKA 高)
③担任がお題を発表します。
例「人気のある給食メニュー」
④テーマに沿って自分のカードが何かを「言葉」で伝えます。
例:引いた数が低ければ、海藻サラダ。高ければ、カレーライスのような感じ。
これを全てのプレイヤーが終わるまで続けます。途中で質問もOKです。
⑤全員のトークが終わったら、答え合わせタイムです。自分が一番小さい数字だと思うプレイヤーから順番に、カードを公開して並べていきます。全員のカードをきちんと小さい順に並べることができれば成功です。(もしも直前のカードより数字が大きいカードが出てしまったらアウトです)
ポイント
・このゲームを成立させるコツは、お互いの”質問”です。
「カレーライスってお肉が入ってるやつ?」
「揚げパンってきなこ?それとも砂糖?」
こんな感じで質問し合い、カードの数字を予想していきましょう。
・お題の例
「人気のあるお菓子」
「旅行したい国」
「楽しいこと」
「かっこいいもの」
「有名人の人気」
「アニメキャラの人気・強さ」
「無人島に持っていきたいもの」
「ペットの人気」
「生き物の強さ」
「スポーツの人気」など
・今回はトランプを使った簡易ルールでの紹介ですが、製品版では1~100のカードを使って行います。お題もたくさん入っていますので、やってみて面白いと感じた方はぜひお試しください!
ワードウルフ
概要:1人だけお題が違う「狼」を探し出すゲームです。
人数:4~8人班で 時間:3分~ 準備:お題を見せるホワイトボード等、カードゲーム「ワードウルフ」(なくても可)
活動の流れ
①4〜8人班で行います。班内で順番を決め、全員顔を伏せます。
②担任が番号を呼んだら順番に顔を上げます。その際、ホワイトボード等に書いた「お題」を見せますが、多数派(市民)と少数派(ウルフ)に分けて違う単語を見せるようにします。
(例:多数派5人には「そば」、少数派3人には「うどん」)
プレイ人数による市民とウルフの比
3人プレイ 2:1
4人プレイ 3:1
5人プレイ 4:1
6人プレイ 4:2
7人プレイ 5:2
8人プレイ 5:3
③2分間のフリートークをします。もし自分がウルフかも…と思ったら、話を合わせたり、ウソをついたりして自分の正体がバレないようにします。
④フリートーク終了後、せーので誰が少数派(ウルフ)か指を指します。最多票だった人がウルフなら市民たちの勝ち、そうでなければウルフたちの勝ちです。
お題の例
りんご なし
カレー シチュー
スイカ メロン
冬休み 春休み
水族館 動物園
お年玉 誕生日プレゼント
太陽 月
海 プール
マクドナルド モスバーガー
スキー スケート など
ワードウルフのボードゲーム版はこちら。一つ持っていると、お題には困りません!
半数チャレンジ/オンリーワンチャレンジ
概要:クラスのちょうど半数(またはたった一人)に該当するような質問を考えます。
人数:何人でもOK 時間:1分~ 準備:特になし
活動の流れ
①クラスのちょうど半数が「YES」と答えるような質問を考えます。
(奇数の場合はどちらかに決めておきます。)
②思いついた人から質問し、「せーの!」で手を挙げてもらいます。
例「コーヒーを飲むのが好きな人~?」
③質問に対して「Yes!」と思った人は手を挙げます。(ウソ禁止)半数ちょうど(またはたった一人)だったら賞賛します。
ポイント
・挙げるのが嫌になる質問は禁止です。
・一人一台端末でアンケート機能(Google Formsなど)を使えば、匿名でアンケートをすることもできます!「え~!!誰だれ~?」と予想するのもおもしろいです。
ペーパータワーチャレンジ
人数:1グループ4~5名 時間:10分~ 準備:A4用紙(裏紙でOK)をグループに30枚 (新聞紙でもOK)、メジャー
概要:一番高いタワーを作れたチームの勝ち
活動の流れ
①各グループにA4サイズの紙を30枚配ります。配られた紙を切ったり折ったり丸めたりするなど工夫して、一番高いタワーを作れたチームの勝ちです!
②紙以外の材料、道具(はさみ、のり、セロテープなど)は使用してはいけません。
③組立タイムは5分間。終了したら、手を触れない状態で10秒数え、その後タワーの高さを計測します。一番高いタワーを作ったチームの優勝です。
ポイント
・ここまでなら約10分で楽しめますが、時間に余裕があるなら以下のようにしてみてください。
①組み立て前に作戦タイムを5分ほど取ります。どのようなタワーを作るのか、手順や役割を決めていきます。
②1回戦終了後、振り返りをします。「どうすれば前回より高いタワーを作れるか」について5分ほどで話し合います。
③振り返り後、すぐに2回目のゲームに臨みます。2回戦以上行うことで高速でPDCAサイクルを回すことができ、グループの力を高めることができます。
はぁって言うゲーム
概要:「声」と「表情」だけでお題を表現するゲームです
人数:何人でもOK 時間:2分~ 準備:ボードゲーム「はぁって言うゲーム」 またはお題を書いた紙
活動の流れ
①お題カードを選びます。例えば「はぁ」
クラスの中から代表者を決め、1~8のカード(またはクジ)を引いて、どの「はぁ」を言うか決めます
- 1:なんで?の「はぁ」
- 2:力をためる「はぁ」
- 3:ぼうぜんの「はぁ」
- 4:感心の「はぁ」
- 5:怒りの「はぁ」
- 6:とぼけの「はぁ」
- 7:おどろきの「はぁ」
- 8:失恋の「はぁ」
②代表者はそのお題を「声」と「表情」だけで表現します!ジェスチャーは禁止。動かしていいのは首から上だけです!ここがこのゲームで一番面白いところ。代表者の演技力が試されます!
③みんなはどの「はぁ」だったと思うか挙手をしましょう。(1番だと思う人~。2番だと思う人~)
その後答え合わせをしますが、当たっても外れても特にポイントなどはとらず、笑ったもん勝ちで楽しむとよいでしょう。
ポイント
・お題はパソコンや書画カメラからテレビに映すなど、大きく掲示すると分かりやすいです。
・本来のゲームでは少人数&ポイント制なのですが、今回は全員でできるようにアレンジしてみました。教室の隅に置いておけば、ちょっとしたスキマ時間に2分で遊べます。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
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