「普通のドッジボールだと、得意な子と苦手な子の差がついてしまってつまらない」と考える方も多いのではないでしょうか。
こんにちは、小学校教員のサンソンです。楽しい毎日を過ごしていますか?
一部の男子だけが何度もボールを投げて楽しむ一方で、苦手な子たちは端で逃げるだけで楽しめない。。。小学校あるあるですよね。
そんなドッジボールですが、ルールをちょっと工夫するだけでみんなが楽しめるゲームになりますよ。今回はドッジボールのアレンジゲーム「天下統一ドッジボール」を紹介します!遊ぶときはボールが怖いという子に配慮して、当たっても痛くない柔らかいボールを使ってくださいね。
概要と活動の目安
概要:自分を当てた人がアウトになると復活できる、コート無しのドッジボールです
対象:小学校低学年~
人数:10~40人くらいまで
場所:体育館
時間:5分~10分
準備:柔らかいボール(ソフトバレーボールなど)4個~5個
遊び方
①全員、体育館全体にバラバラに広がります。チームはありません。
②担任が、当たっても痛くない柔らかいボールを4~5個ほど投げ入れたらスタートです。ボールを取った子は誰にでも当てることができます。
③ボールに当たってしまった子はアウト。舞台上(またはコート端)へ移動します。ただし、自分を当てた子がアウトになると復活することができます。
④終了の合図があった時に、アウトになっていなかった人の勝ちです!
アレンジルール
①自分を当てた子が、他の子を当てたら復活(自分を当てた子がアウトになった場合は、その当てた子がさらに他の子を当てたら復活)
②紅白帽子やビブスでチーム分けをし、相手チームにのみ当てるようにする。終了時に残っている人数が多い方の勝ち。
③ペアを組み、ペアは5m以内にいなくてはいけない。片方が当たったら両方アウト。
ポイント
「柔らかいボール」
「複数のボール」
「自分で当てなくても復活可能」
というのがポイントです。普段ドッジボールが得意な子でも、後ろから投げられたらあっさりアウトになってしまいます。(つまり苦手な子でも、後ろから狙えば当てることができます!)
たくさんの人を当てた子が、終了間近に当てられて大量復活!なんてことが起こるのも面白いところです。ボールも柔らかいので当たっても痛くないですし、怖さも半減。コートもチームもないので、「お前のせいで負けた」なんて言われることもありません。みんなでわいわいと楽しみましょう!
いかがでしたか?ドッジボールが苦手な子でも楽しめ、アウトになっても復活できる「天下統一ドッジボール」を紹介しました。体育の時間はもちろん、休み時間の学級レクやお楽しみ会でもおすすめですよ!
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。