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学級レク「ブラフ」~名作ボドゲも、簡易ルールなら教室で気軽にできる!~

ブラフ

概要:トランプ(またはダイス)を使ってハッタリをかます心理戦の熱いゲームです。


普段「嘘をついてはいけない」と口を酸っぱくして言われている子供たち。そんな子供たちは嘘のつけるゲームが大好きです。ゲームでだったら、どんなに嘘をついてもいいですからね。今回は、そんな噓つきゲーム「ブラフ」を紹介します。

サンソン
サンソン

こんにちは、小学校教員のサンソンです。趣味のボードゲームは所有数が100個を超えました!今回は、「ブラフ」という名作ボードゲームを、学校でも取り組めるようにアレンジして紹介します!

他にも、教室でできるボードゲームの記事はこちらから。興味のある方はぜひ!


様々なシチュエーション別に「〇〇におすすめのレク5選」も紹介しています。こちらも、合わせてお読みいただけたらと思います。

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製品版「ブラフ」の遊び方

まずは簡単に製品版のルールを説明します!使うのはダイス(1人5個)、ダイスカップ、ゲームボードと赤いダイスです。


①ダイスを振る
 各プレイヤー、5つのダイスをカップに入れて振ります。その後、自分だけが出目を確認します。



②出目の数を宣言する
 スタートプレイヤーは、全プレイヤーのダイスの出目の数を予想して、その数を宣言します。このとき「○(ダイスの出目)」「○個以上」と言います。
例えば、「4が3個以上あります!」とか「2が4個以上」のように。


ここでは、「2が3個以上ある」と宣言したとします。
→「2」を上にした赤いダイスをボード上の「3」の場所に置きます。


③「レイズ」か「ブラフを宣言」する
 次のプレーヤーは前の人の宣言に対して次の2つのどちらかを行います。

 ・レイズする(数字or個数をつり上げる)
 ・ブラフを宣言する


レイズする場合(3パターンあります)
 パターン1 個数はそのまま、数字をつりあげる(4が3個あるね!)

 

パターン2 数字はそのまま、個数をつりあげる(2が4個以上ある)


パターン3 個数も数字も両方つりあげる。(3が5個以上ある)



ブラフを宣言する場合
前のプレイヤーの宣言が間違っていると思った時は「ブラフ」を宣言します。
例えば、前の人が「2が4個以上」と宣言し、そんなにないと思ったら「ブラフ」と言います。

ブラフが宣言されたら、全プレイヤーはダイスカップをあけてダイスの出目をオープンにします。2の出目と☆の出目(オールマイティー)になっているダイスの数をカウントします。

つまりこの場合、「2の出目が4個」+「☆の出目が3個」なので計7個になります。


数をカウントして
・ブラフ宣言成功→前プレイヤーの負け。
・ブラフ宣言失敗→ブラフを宣言した人の負け。
となります。



④失敗ペナルティ
 失敗した人(負けた人)のペナルティとして、ダイスの数が減らされます。ダイスを減らす数は「宣言した個数と正しい個数の差」です。

例えば、「2が4個以上ある」と宣言して、実際には「2が7個だった」場合、「7個ー4個」で、間違った宣言をした人はダイスを3個失います。このように繰り返しプレイし、サイコロがなくなった人は脱落。最後まで、ダイスが残った人が勝ちです。



嘘をつくのも楽しいし、ダイスカップを使ってジャラジャラやってるだけでも楽しいゲームです。製品版が気になった方はこちらからどうぞ

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トランプを使った簡易ルール

ちょっとした工夫をすると、学校等でも気軽に遊ぶことができます!今回はトランプを使った簡易ルールを紹介します。製品版と違って脱落するプレイヤーがいないのもこのルールのメリットです。

対象:小学校中学年~
人数:1グループ4~6人程度
場所:教室
時間:10分~
準備:トランプ


サイコロの代わりにトランプを使います。トランプは以下の6種類で区別します。
 1.ハートのA〜10
 2.スペードのA~10
 3.ダイヤのA~10
 4.クローバーのA~10
 5.全スートの絵札(J,Q,K)
 6.ジョーカー(オールマイティー)

ブラフ簡易版




①4〜6人のグループに分かれます。各班にトランプを1組用意し、全員に5枚ずつ配ります。



②スタートプレイヤーは自分のカードを見て、全体で何が何枚あるかを予想して宣言します
例「ハート(A~10)が4枚はあるね!」



③次のプレイヤーはそれを受けて、レイズするか「ダウト」と言うか決めます。

レイズは3パターン
 1.枚数を上げる(ハートは6枚ある)
 2.枚数はそのまま種類を変える(絵札が4枚)
 3.どちらもあげる(スペードが5枚!)




④宣言に対して、そんなに無いと思ったら「ダウト!」と言います。ダウトを宣言したら、全員カードをオープンして数えます。
 1.ダウト成功→ダウトを言った人+1ポイント、言われた人−1

 2.ダウト失敗→言われた人+1、言った人−1



⑤これを数回繰り返してポイントの多かった人の勝ちです。

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実際の流れ

サンソン
サンソン

これから「ブラフ」ゲームを始めます。カードを5枚配りました、プレイヤーは5人。はじめはマリーさんからです。

マリー
マリー

(自分にクローバーが3枚来てるから…)クローバーが4枚はあるね!

ジャン
ジャン

(僕は1枚もないけど、はったりでレイズしよう)クローバー6枚で!!

エレクトラ
エレクトラ

(自信たっぷりね。じゃあ私は)絵札6枚にレイズ!!

ネモ
ネモ

絵札6枚!?そんなになさそう。ダウト!!

サンソン
サンソン

では全員、手札をオープンにします。せーの!

エレクトラ
エレクトラ

ジョーカーを入れたら6枚だ!

ネモ
ネモ

じゃあダウト失敗かあ!残念!!っていうかジャン君、クローバー1枚もないのにレイズしたのかよー。やられた~(笑) 次っ!もう一回!!

最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。

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