「3学期初日は、何か楽しいことをやりたいな」そんな思いをおもちの教員のみなさんに、オススメのレク10選を紹介します。
さて、長期休みの後というのは学級経営において、いい意味でリセットが効きます。新学期初日。「みんなの前で思い出や抱負を発表しましょう」などではなく、楽しいレクで気持ちをほぐしてスタートしてみませんか?
今回は、冬休みの思い出を語り合えたり、仲間との協力が必要だったりするあそびをたっぷり紹介します!

サンソン
名探偵ビンゴ 冬休み編

人数 何人でもOK 時間 10分~15分 場所 教室 準備 ・ワークシートを一人一枚
休み明け、久しぶりに会ったクラスの友達。仲のいい相手とはもちろん、いろんな子とお話しさせたいですよね。そのきっかけ作りに最適です!!
下記リンクからは、ワークシートのダウンロードもできます。ぜひご活用ください。
ペーパーパイプライン

「パイプライン」は、3学期のスタートにぴったりな“協力型”レクリエーションです!
子どもたちがパイプをつなぎ、ビー玉をゴールのバケツまで運ぶこのゲームは、まるで流しそうめんのようなワクワク感が魅力です。
ポイントは、ただの競争ではなく“みんなで協力してミッションを達成する”というところ。
冬休み明けでちょっぴりぎこちないクラスの空気も、一気に打ち解けていきます。失敗しても笑い合えるルールや、自然と声を掛け合う場面が生まれるので、信頼関係づくりにも効果抜群です!
ペーパータワー
「ペーパータワー」は、A4用紙30枚だけを使って、どれだけ高い塔を作れるかを競うシンプルながら奥深いレクリエーションです。
はさみやテープなどの道具は一切使えず、紙を折ったり丸めたりして工夫する必要があるため、子どもたちの創造力とチームワークが自然と引き出されます。
制限時間内に試行錯誤しながら協力して取り組むことで、クラスの一体感もぐっと高まりますよ。
フラフープくぐり
人数 1グループ15人くらいまで 時間 20分 場所 教室、体育館など 準備 フラフープをグループに1本
●遊び方●
①1本のフラフープをグループ全員がくぐりぬけるタイムを計ります。ルールはこれだけ!
②どのようにくぐっても、何人同時にくぐっても構いません。
③どれだけ早くできるかに挑戦しましょう!
シンプルルールなので作戦会議でアイデアはたくさん出ます。グループ内でどう合意形成をとっていくのかが大切です。僕のクラスで最速タイムをたたき出した方法は、3人ずつぎゅっと固まって立っているところに、リーダーが次々と頭から足へ輪を通していく。という方法でした。
シャベリカ

「シャベリカ」は、トークテーマが書かれたカードを使って、みんなで楽しくおしゃべりするレクリエーションです。
3学期のスタートで少し緊張している子どもたちも、テーマに沿って話すことで自然と笑顔が生まれ、クラスの空気が一気にやわらぎます。
席替え後のアイスブレイクや朝の会のミニスピーチにも活用できるので、先生方にとっても頼れるレクになります!
話す人・聞く人のルールを決めることで、聞く力や伝える力も育ちます。低学年から高学年まで幅広く使えるのもポイントです。
ヘリウムリング

「ヘリウムリング」は、フラフープを使った協力型レクリエーションです。
全員の人差し指にフラフープを乗せ、誰の指からも離さずにゆっくり床まで下ろすという活動。シンプルに見えますが実は難しいゲームです。
ちょっとしたズレや焦りが全体に影響するため、自然と声を掛け合い、呼吸を合わせることが求められます。
クラスの一体感を高めたいときにぴったり!「協力ってこういうことか!」と実感できる、まさにチームビルディングにうってつけのレクです。
ワープスピード
「ワープスピード」は、ボール1つでクラスが一気に盛り上がる、スピードとチームワークが試されるレクリエーションです!
ルールはシンプルで、決められた順番にボールをパスしていくだけ。
でも、ただ回すだけじゃ終わらないのがこのゲームの面白さ。タイムを縮めるために、どう動けばいいか、どう並べばいいか、子どもたちが自分たちで考え、試行錯誤しながら挑戦していく姿が見られます。
3学期のスタートに、協力しながら達成感を味わえるこのレクは、クラスの空気を一気に前向きにしてくれますよ!
100分の1アンケート

「100分の1アンケート」は、クラスの中で“たった一人だけが当てはまる”ような質問を考えて、みんなで答えを探すレクリエーションです。
たとえば「朝ごはんに納豆を食べた人~?」など、ユニークな質問で盛り上がりながら、意外な一面を知ることができるのが魅力です。
座ったままでできるので、朝の会やちょっとした空き時間にもぴったり。3学期のスタートに、気軽に笑い合えて、クラスの空気をほぐすのに最適なレクですよ。
ペアコミュニケーション

「ペアコミュニケーション」は、冬休み明けのぎこちない空気をやさしくほぐしてくれる、シンプルで効果的なレクリエーションです。
椅子を向かい合わせに並べて、話し役と聞き役に分かれておしゃべりするだけなのに、クラスの雰囲気がぐっとあたたかくなります。
オープンクエスチョンを使って会話を深めることで、子どもたちの“聞く力”や“伝える力”も自然と育まれるのが魅力。
時間を区切ってペアをどんどん変えていくので、たくさんの友達と話すきっかけにもなります。3学期のスタートにぴったりの、やさしい交流レクです。
五色百人一首大会

毎日の百人一首が習慣化しているなら、ぜひ大会を行いましょう!
事前に告知をしておけば、ものすごい盛り上がりを見せるはずです!5試合ほどの成績で順位をつけます。
五色百人一首って何?という方は、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
学級で五色百人一首をすると、たくさんのメリットがありますよ!
1 学級がまとまる(静と動のメリハリをつけられる、勝敗を受け入れることができる)
2 学級が知的になる
3 男女の仲が良くなる
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。















