ロケットを描いたら「イカ?」と言われたことがあります(笑)
こんにちは、昔から絵をかくのが苦手な小学校教員のサンソンです。お絵描き伝言ゲームとか、絵を描くゲームはいまだに得意ではありません。
実は、僕みたいに絵が苦手でも楽しめるお絵描きゲームがあるんですよ。なぜならみんな下手な絵になるから。今回はそんな名作ボードゲーム「みんなでぽんこつペイント」をクラスでできるようにアレンジして紹介します。
遊び方
概要:「直線」と「正円」だけでお題を表現して、当ててもらうゲームです
対象:小学校中学年~
人数:4~5人のグループで
場所:教室
時間:10分~15分
準備:お題(ボードゲーム:みんなでぽんこつペイント)、紙(サイズはB6くらい。人数×4枚ぐらい)
①クラスを4~5人のグループに分け、各グループで解答者1名を決めます。全員に紙を配ります。解答者はお題を見ないように顔を伏せておきます。
②絵を描く人たちは、担任がカードで引いたお題を確認したら(ホワイトボードなどで掲示するとよいでしょう)絵を描き始めます。ただし、使えるのは「直線」と「正円」のみです。
例:お蕎麦
絵を描くときのルール
・直線と正円だけで描く(楕円は不可)
・文字や記号不可(ただし、直線を使って矢印は可。画数=3画)
・他の人が描いている絵をのぞくのは禁止
・お題のヒントになるような会話禁止
③絵を描き終わったら、それぞれ自分の絵の「画数のみ」を発表し、画数が少ない人から絵を公開します。
例:写真で言うと、
Aさん「8画」
Bさん「11画」
Cさん「17画」
となり、右下の8画の人がまず最初に絵を公開します
④解答者は絵が公開される度に、答えを言います。間違ったら次の人の絵へ。(今までの絵も参考にして解答可)これを正解するまで、または全て不正解になるまで続けます。
例:
①8画の絵を見て「ピザ?」→「不正解」
②11画の絵を見て「ソバかぁ!」→「正解!」
正解した場合・・・
①その絵を描いた人に2点。
②回答者は、1枚目で正解=3点、2・3枚目で正解=2点、4枚目以降は1点。
全員が回答者を担当したら終了。 ポイントが多かった人の勝ちです
ポイント
・絵をかく人で得点できるのは1人のみ。シンプルにすると早く見てもらえるけど、当てにくい。詳しく書くと分かりやすいが、見てももらえないリスクが。どこまでシンプルにするか、何画でかけばいいかといったジレンマが楽しいです。
・円と直線しか使えないので、必然的にみんな「ぽんこつ」な絵になります。これがおもしろい!絵のうまい下手よりは、発想力が試される。そんなゲームです。
お題の例
・牛、馬、象などの動物系
・サンドイッチ、納豆、イチゴなどの食べ物系
・スキー、卓球、剣道などのスポーツ系
・給食、鉛筆、黒板などの学校系
・噴水、銭湯、神社などの建築系
など。カードがなくても自分で考えればOKです!
・人の絵を見てはいけないので、クリップボードがあると便利です!
いかがでしたか?みんなの発想力が試され、ぽんこつな絵の連続に爆笑間違いなしの「みんなでぽんこつペイント」を紹介しました。お楽しみ会などでの目玉として、いかがでしょうか。雨の日の休み時間にも遊ぶことができますね。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。