「6年生を送る会でレクをしたい!」
「全校で一緒に遊べるレクを知りたい」
「6年生を楽しませる出し物をしたい!」
そんな教員や児童の皆さんに、おすすめのレクやゲームを紹介していきます!
6年生を送る会。学年末の恒例行事ですね。各学年からお祝いの出し物やプレゼントをしたり全校で合唱をしたり。6年生からお礼の出し物では感動させられることもしばしばです。そして、全校児童で一緒に遊ぶという「ゲームの時間」(レクの時間)も定番ですよね。
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士や幼稚園教諭、小中学生のレク係等のみなさんに向けて、レクリエーションの発信をしています。いつも見てくださり、ありがとうございます。
今回は6年生を送る会に、1年生から6年生まで楽しめるおすすめレクや出し物を紹介します!準備やルールも簡単。そして学年の枠を超えて楽しめるものを集めました。もちろん、5年生の児童が司会進行役でも大丈夫なものばかりです!
〇×クイズ
人数:何人でもOK
時間:5分~10分
準備:〇×問題を数問、大きな紙に書いた「〇」と「×」、長縄を数本つなげて長くした物
全問正解するのは誰だ?
●遊び方●
①参加者には全員、紅白帽子をかぶってもらいます。自席から立ってフロアに適当に集まります。
②司会者が〇×問題を出し『〇だと思った人はこちら、×だと思った人はあちらに移動してください』などと言います。その時、大きな紙に書いた〇×を掲示して、どちらに移動すればよいか分かるようにしましょう。
③10からカウントダウンし、0になったら〇と×のエリアをロープで仕切ります。(担当する人がロープを持って走っていってもいいですし、床に置いたロープを持ちあげてもOKです。)
④正解を発表します。間違えた人は紅白帽を裏にしてもらいましょう。例え間違えても、次の問題には参加可能です。数問やっていくとだんだん元の色帽子が減っていきます。最後は、全問正解だった人を称賛しましょう。
6年生を送る会ですから、学校にまつわるクイズがおすすめです。
・登り棒は全部で12本ある
・池にいる金魚は10匹
・玄関にある絵に描かれているのは「ひまわり」
・東階段は23段
・家庭科室にミシンは9台ある
など
6年生にしか分からないような問題「6年生が1年生だった時の担任は〇〇先生だった。」なんていうのも面白いです。
ぜひ、役員の児童と一緒に考えてみてください。
無限ジャンケン列車
人数:何人でもOK
時間:10分~15分
準備:適当な音楽(定番は「かもつれっしゃ」山川啓介作詞・若松正司作曲)音楽なしでもOK
負けても復活できるジャンケン列車
●遊び方●
①音楽に合わせてフロアを歩き回り、出会った人とジャンケンをします。「ドーン!ジャンケンポン!」
②負けた人は、勝った人の後ろに回り肩につかまって二人組になります。(ここまでは普通のジャンケン列車と同様です)
③2人組以上の人たちがジャンケンをした場合、ジャンケンをした先頭の人だけが列を離れて勝者の後ろにつきます。
例:3人対3人でジャンケンをした場合、勝った方は4人になり、負けた方は2番目だった子が復活して先頭になります(3人組→2人組になる)
④先頭の子が連勝し続けない限り、何度でも復活することができるので、みんなが楽しめます。
普通のジャンケン列車だと、一度負けたらあとは勝者の後ろをついていくだけですが、このルールなら何度も復活して楽しむことができます。まさに無限列車です(笑)
猛獣狩り
人数:何人でもOK
時間:10分~15分
準備:お題(動物の名前)
キャンプファイヤーなどで定番の仲間集めゲーム
●遊び方●
①リーダーが言った言葉をみんなで繰り返します。リーダーのポーズも真似します。
掛け声例:
かまえ!(両手両足を大きく広げてバンザイポーズ)
ドンドコドンドコドンドコドン♪ ×2 (両手でひざをたたきながら跳ねる)
もうじゅうがりにいこうよ ×2 (ジャンプしながらこぶしを上げる )
もうじゅうなんてこわくない ×2 (顔の前で手を横に振る)
やりだってもってるし ×2 (やりを投げるポーズ)
てっぽうだってもってるもん ×2 (鉄砲を撃つポーズ)
あ! ×4 (あちこちを指さすポーズ)
○○○○(動物の名前)
②動物の名前の文字数と同じ人数で集まり、手をつないでしゃがみます。
ゴリラなら3人、サイなら2人、イボイノシシなら6人です。
③10秒ほどカウントダウンして、グループになれなかった人たちには「チョチョチョン、ドンマイ」と言いましょう。(手拍子3回→指さしポーズ)
グループを作るときには、「学年がバラバラで集まること」という条件をつけると縦割りの交流ができるのでおすすめです。すごく長い名前の動物にするのも面白いです。
「トゲナシトゲアリトゲトゲ」(12文字)とか
「アメリカツマグロガガンボモドキ」(15文字)とか。
●アレンジ●
振付を好きなように変えてみましょう!
ウッホッホ ウホッホ ×2
もうじゅうがりにいこうよ ×2
もうじゅうなんてこわくない ×2
だっててっぽうもってるもん ×2
やりだってもってるもん ×2
ともだちだっているもん ×2
あ! ×4
○○○○(動物の名前)
もうじゅうがりにいこうよ ×2
もうじゅうなんてこわくない ×2
やりだってもってるし ×2
てっぽうだってもってるし ×2
目からビームだって出せちゃうし ×2
あ! ×4
○○○○(動物の名前)
仲間を集めるところよりも、ポーズを取って踊るところのほうが盛り上がるかもしれません。いろいろな振り付けを考えてみてください。そして何より、リーダーになる人が全力でやることが大切ですよ!!恥ずかしがっていてはいけません!!
木の中のリス
人数:何人でもOK
時間:5分~10分
準備:特になし
リス役、森の木役が動き回る
●遊び方●
①まず3人1組をつくります(違う学年の人となれたらいいですね。)余ってしまう場合は役員や先生方で調整するか、余ったままでも大丈夫です。
②3人組の中からリスの役を1人決めます。残った人は2人で手をつないで、大きな木を作ります。その中にリスが入ると、文字通り木の中のリスとなります。
③リーダーが、
「オオカミが来たぞ!」と言ったらリスは食べられてしまいますので別の木に逃げて下さい。(木は動きません)
「木こりが来たぞ!」と言ったら、木は切られてしまいますので、手をはなして別のペアを作り、別のリスの所へ移動して下さい。(リスは動きません)
「嵐が来たぞ!」
と言ったら、全員バラバラになって新しい森を作るために、新しい3人組を作ってください。また、リス役と森の木役になりますが、リス役だった人が木になったり、木役だった人がリスになってもOKです。
どの場合も、余っている人がいる場合はしれっと入ってしまいましょう。(別の人が余ることになります)余った人には「チョチョチョン、ドンマイ」の声をかけます。
こちらも「学年が同じ人とは組になれない」というルールを付け加えると、他学年との交流になるのでおすすめです。せっかくの6送会ですから、6年生と交流したいですよね。
おもちゃのチャチャチャ
人数:何人でもOK
時間:5分~10分
準備:特になし
そこはリズミカルなスクワット場と化す(1)
●遊び方●
※動き回らず、その場で立ったり座ったりするだけで遊べます。
①全体を2つのグループ「チャチャチャチーム」と「おもちゃチーム」に分けます。
②全員で童謡「おもちゃのチャチャチャ」を歌いますが、「チャチャチャチーム」は歌詞の「チャ」と言う部分だけを歌います。「おもちゃチーム」は「チャ」以外の部分だけを歌います。
③はじめは全員立ったままで一度練習をしてみましょう。慣れてきたら、歌う時だけ立って歌い、歌わない時は座る(しゃがむ)ようにします。
例:
チャチャチャチーム=赤字だけ歌う
おもちゃチーム=黒字だけ歌う
おもちゃの チャチャチャ
おもちゃの チャチャチャ
チャチャチャ
おもちゃの チャチャチャ
そらにきらきら おほしさま
みんなスヤスヤ ねむるころ
おもちゃは はこを とびだして
おどる おもちゃの チャチャチャ
おもちゃの チャチャチャ
おもちゃの チャチャチャ
チャチャチャ
おもちゃの チャチャチャ
立ったり座ったりが激しくてパニックになるので、歌いながらとっても笑顔になれる(そして筋トレにもなる)ゲームですよ。
他学年との交流は難しいレクですが、その代わり動き回らなくてもその場でできるという利点があります。学校の実態に合わせて、使ってみてください。
ドレミの歌
人数:何人でもOK
時間:5分
準備:特になし
そこはリズミカルなスクワット場と化す(2)
●遊び方●
※動き回らず、その場で立ったり座ったりするだけで遊べます。
①全体を「ド」「レ」「ミ」「ファ」「ソ」「ラ」「シ」の7チームに分けます。
学年がバラバラになるように分けてもいいですし、「ド」は1年生、「レ」は2年生、…「ラ」と「シ」は6年生、または「ラ」が6年生で「シ」は全員のように分けてもいいです。
②全員で「ドレミの歌」を歌います。ただし、自分のチームの音の時だけは立って歌います。
例:「ド」チームは「ドはドーナツのド」の時は立って歌う。その他のチームは座ったまま歌う。
※1番は問題ないと思いますが、2番はどうでしょう?例えば、
「ドミミ ミソソ レファファ ラシシ♪」
「ドレミファソラシ ドソド♪」
この辺りも、全て自分の音の時だけ立ち上がります。さあうまく立ち上がれるでしょうか?
6年生のサイン会
人数:何人でもOK 時間:10分 準備:サインをもらうための紙(ノート等でも可)
在校生が6年生からできるだけたくさんのサインをもらうゲーム
遊び方
①6年生が体育館の周りの壁沿いに並びます。
②1~5年生は、6年生とジャンケンをします。ジャンケンに勝ったら、6年生からサインをもらうことができます。(アイコの時は勝負がつくまでやります)
③勝っても負けても、別の列の一番後ろに並びます。できるだけ多くの6年生からサインをもらいましょう!
※並ぶ人数に差が出ることがあるので、空いているところから並ぶように声掛けをしましょう。
人間まちがい探し
人数:何人でもOK 時間:10分 準備:特になし
遊び方
①出題者を数人決めます。その数人で出題テーマを決めましょう。体育館の舞台上などでそれを表現して静止します。(一枚の写真を見ているようなイメージで)
例:掃除をしているところ
ホウキで掃いている人、ぞうきんがけをしている人などを表現する
②解答者たちは、1分間でその場面を覚えます。1分たったら一度幕を閉めます。
③参加者が見えていない間に、数か所変えます。
(人が入れ替わっている、服装が違う、ホウキを持っていたのにバットになっているなど)
④再び幕を開け、変化しているところを見つけた人が挙手して答えます。
◆ポイント◆
※テーマは「掃除」「給食」「授業中」「登校中」などいろいろ応用が利きます。
※着ぐるみや被り物(ディズニーランドなんかで売っているやつ)をつけるなどの「ボケ」を入れるのも大変盛り上がります。
※このレクをもっと詳しく知りたい方はこちら!ペアや少人数での遊び方も解説しています。
ぴよぴよちゃん
人数:何人でもOK
時間:5~10分
準備:お題を考えておく
●遊び方●
①リーダーが前に出てみんなと向かい合います。
②お題を出します。
例:リーダー「ぴよぴよちゃん」
その他の子 「なんですかー?」
リーダー「こんなこと、こんなこと(前後にジャンプする)できますか?」
その他の子「こんなこと、こんなこと(動作の真似)できますよー!」
③これを繰り返します。笑っちゃうような変なポーズをしたり、だんだん難しくしたりするとよりおもしろいです!
参考動画
クイズ〇〇先生に聞きました
人数:何人でもOK
時間:5分~10分
準備:事前に先生方にアンケートを取る
遊び方
①先生たちにアンケートに答えてもらいましょう。質問用紙を作成して、職員室で配ってもらうとよいでしょう。
質問例:
・今の6年生を担任していた時の思い出(笑ってしまったことなど)
・好きな食べ物
・子供の頃の夢
・好きな旅行先
・もし100万円当たったらどうするか
・尊敬している人
・好きな言葉(座右の銘)
・最近読んだ本 など
②答えを含む3択問題を作ります。答え以外は自分たちで考えてしまいましょう!答えは指で番号を出したり、グーチョキパーで出したりするとよいでしょう。
例:サンソン先生の100万円の使い道はどれでしょう?
1.海外旅行
2.ステーキ食べ放題
3.寄付
③同じ用紙を使って、アンケートに答えたのが誰かを当てる「私は誰でしょうクイズ」にすることもできます。
例
「ヒント① 好きな色は赤」
「ヒント②尊敬している人は、三浦雄一郎さん」
「ヒント③100万円あたったらどうする? ハワイ旅行」
これは誰でしょう?
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。6年生を送る会は2~3月の一大イベント。1年生~6年生で一緒に遊べる機会はもしかしたら最後かもしれませんね。ここに紹介したレクを活用していただき、楽しい時間を過ごしてもらえたらと思います。素敵な6年生を送る会になるといいですね!!