今回は、子供たちの柔軟な発想力を高められるレク「10個思いつくまで帰れまてん」を紹介します。これは、身近なものを本来の用途以外でどう使えるかを10個考える遊びです。
元ネタはテレビ朝日系列で放送されていた大人気番組「帰れま10」(かえれまテン)です。
出演者が有名チェーン店の人気メニューベスト10を食べきるまで帰れないという過酷な番組でした。
このレクでは、子どもたちの発想力や柔軟な思考力、さらに仲間とのコミュニケーション力を育むことができます。自由な発想を楽しみながら、考えを広げる力や人の意見を受け入れる姿勢を養い、失敗を恐れず挑戦する経験が、自信や協働性にもつながります。
ぜひ教室で試してみてください!

こんにちは。小学校教員のサンソンです。このブログでは、小中学校の教員/大学生/保育士/レク係の子供たち/等に向けて、学級で楽しく遊べるレクリエーションを紹介をしています。
ルール
人数:何人でもOK
場所:どこでもOK
時間:10分
準備:ノート等
①お題を出します。(例えば「傘」)
②出されたお題について、本来の用途以外の使い方をたくさん考えます。
(ゴルフの練習をする、逆さにして水を運ぶ、天井から吊るして飾りにする、等)
③グループやクラスでシェアします。たくさん考えられた人を称賛します。
実際のあそび方

10個思いつくまで帰れまてんゲームをします!
みんなの発想力を鍛えられるあそびだよ。

なんかテレビみたい、おもしろそう!

お題は「鉛筆」です。
鉛筆は字を書くものだけど、それ以外の使い道を考えてノートにどんどん書いてください!
2分で10個思いつけたらすごい。ではよーいどん!

えっと、
「2本使ってお箸にする」
「焚き火の燃料にする」
あとは…

「指先に乗せてバランスをとるあそび」
もできる!!

はい2分です!何個思いつけたか聞いてみようかな。
10個以上の人〜?おおー、すごい!拍手〜!!
では、グループでどんなアイデアが出たかシェアしてみましょう。

私は
「紙に穴を開ける」
「ストレス解消に折る!」

折る!?それは思いつかなかったな、すごい。
僕は
「ボンドで何本もくっつけて、家を工作する」
「数字を書いてサイコロ代わりに転がす」
「孫の手みたいに背中をかく」
っていうのを思いついたよ。

みんなで出し合うとたくさん出るね。
自分じゃ絶対思いつかないものがあって、面白い!!
ポイント
・お題は子供たちが日常生活で使っている物なら何でもOKです。
例えば
「傘」「ランドセル」「筆箱」「新聞紙」「教科書」「ペットボトル」「空き缶」「タオル」「スマートフォン」など
・はじめのうちは、なかなか思いつけない子がいると思います。仲間と意見を共有し合い、互いの発想を認め合う経験が大切です。そして、「トレーニングすればできるようになるよ」と励まし、何度か行うとよいでしょう。
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ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
