さて、学期の締めと言えば「お楽しみ会」ではないでしょうか。2学期なのでクリスマス会という呼び方もいいですね。楽しみにしている子供たちも多いと思います。
今回は、2学期末におすすめのレクを集めました。寒い時期ですので、身体が温まったり教室で遊べたり、クリスマスや年末、お正月らしいものもあります。みんなで楽しんで、笑顔で学期を締めくくれるといいですね!

紅白歌合戦

対象:小学校低学年~ 人数:何人でも 場所:体育館など 時間:30分~45分 準備:音源、マイク
概要:年末の風物詩!?あの番組のように学校のみんなとカラオケ大会!
何年か前に子供たちから「やってみたい!」と声が上がってやった思い出のレク。めちゃくちゃ盛り上がりました。音楽の先生をゲスト審査員に招き、体育館の舞台でカラオケ大会。思い出に残るひと時をどうぞ!
「天下統一ドッジボール」
対象:小学校低学年~ 時間:5分~10分 場所:体育館 準備:柔らかいボール(ソフトバレーボールなど)4個
概要:自分を当てた人がアウトになると復活するドッジボール
「柔らかいボール」
「複数のボール」
「自分で当てなくても復活可能」
というのがポイントです。普段ドッジボールが得意な子でも、後ろから投げられたらあっさりアウトになってしまいます。コートもチームもないので、みんなでわいわいと楽しみましょう!
キラキラ紙吹雪

対象:小学校低学年~ 人数:何人でもOK 場所:教室 時間:5分~10分(事前の準備あり) 準備:色画用紙の切れっぱし、折り紙等
概要:余った色画用紙や折り紙などで作った紙吹雪を、みんなで投げまくります。
切った紙をただただバラまくだけ。たったそれだけなのに、とても盛り上がります。
事前の準備まで喜んでやるのはなぜでしょう(笑)
実施の際は、ぜひ動画を撮影しておいてください。保護者会などで上映すると、子供達の楽しい様子が見られて喜ばれます。
マネキンチャレンジ
対象:小学校低学年~
人数:何人でもOK
場所:どこでもOK
時間:5分
準備:デジカメ、タブレット端末、ビデオカメラなど
概要:みんながマネキンのようにじっと動かずにいる中、担任だけが動きながら撮影します。
「マネキンチャレンジ」という動画を見たり聞いたりしたことがありますか?
止まった時の中を、カメラだけが動いていくような不思議な世界観を楽しめる動画です。その中では、全員がぴたっと動きを止めて撮影者だけが移動しています。全員がマネキンの様に動かないので、「マネキンチャレンジ」という名前が付いています。
面白い動画が撮影できたら、ぜひ保護者会などで保護者の方にも見ていただきましょう!盛り上がります。保護者会のはじめに動画を見せれば、和やかな雰囲気で話をすることができるでしょう。
ゲーム大会(百人一首など)

対象:小学校低学年~ 人数:何人でも 場所:教室 時間:45分 準備:大会に使うゲーム
概要:クラスみんなでゲーム大会をしてみましょう!
①クラスで五色百人一首に取り組んでいる方は、この機会に大会を行ってみましょう!
ものすごい盛り上がりを見せるはずです!百人一首以外にも、2人で対戦するゲームなら何でもOK。こちらの紙ペンゲームで大会をするのもおススメです!
五色百人一首の導入方法や日々の取り組みなどについてはこちらをご覧ください。
②大会の方法としては、「スイスドロー式トーナメント」が適していると思います。聞きなれない方もいるでしょうが、トレーディングカードゲームの大会などで採用されている方式で、また対戦したことがない人、かつ、勝敗数が同じぐらいの人と当たるように組んでいく方式になります。つまり、強い人は強い人と当たりやすいわけです。1クラスだとだいたい5~6試合やると、順位が出てきます。
③ただこのスイス式トーナメント、組み合わせを考えるのが大変というデメリットがあります。そこで僕は、大会の組み合わせを管理するのに、クイックトーナメントメーカーというアプリ(無料)を使っています。人数を入れるだけで組み合わせが決まり、その後も各試合の結果を入れると次の試合の組み合わせを出してくれます。
④せっかく大会を開くのだから、入賞者には賞状、優勝者には優勝カップを授与してみるのもいかがですか?優勝カップには刻印ができますので、「〇〇カップ 優勝」(担任の名前)とすると映えます。
優勝カップのいいところは「優勝杯返還」ができるところ。表彰式で授与したカップは教室に飾っておき、次の大会の時には返還してもらいます。
大会を繰り返すたびに増えていくリボンも、子供達のテンションをあげてくれますよ。ちなみにこの優勝カップ、百人一首だけではなく体育のバスケットボールリーグなどでも活躍しますよ。
「はぁって言うゲーム」
人数 5人ぐらい~1クラス全員でOK
時間 5分~10分
元ネタはボードゲームです。めちゃくちゃ笑える鉄板レク
安定の面白さで、大変オススメです!お題は検索するといくつか出てくると思いますが、製品版を買うとたくさんのお題が手に入ります。教室に置いておくと雨の日などに遊んで盛り上がるかも!?学級レクとしてやる時は、お題はテレビ等に映すと分かりやすいです。
ジェスチャーリレー

対象:小学校低学年~ 人数:何人でも 場所:教室 時間:5分~10分 準備:お題を書いた紙
同じ人がジェスチャーをし続けるのではなく、リレーするというところがこのレクの肝です。
普段あまり前に出ない子も、順番が回ってくることで自然にチャレンジができます。みんながやるから「自分もやってみようかな」と思えます。
テープかくれんぼ
対象:小学校低学年~
場所:教室、体育館
時間:10分~15分
準備:ガムテープ(養生用テープ)
概要:人ではなく名前を書いたガムテープを隠し、おにがそれを見つけるゲームです。
普通のかくれんぼと違い、自分の隠れ場所や、鬼が探す様子が見えるのでドキドキします。自分の隠した場所が気になるでしょうが、あまりじっとそちらを見ていると目線でばれることも!
人がそのまま隠れるのではなくテープにすることの利点として、「テーブルの底面」や「壁」、「ちょっとしたスキマ」などにも隠れることができます。「ここは絶対にバレないだろう」と思ったところがすぐに見つかったり、「だめかも」と思ったところが意外と見つからなかったり。あえて見えやすい所に貼っておく、「灯台下暗し作戦」も楽しいです。
ito(イト)

対象:小学校中学年~
人数:1グループ4~6人程度
場所:教室
時間:5分~
準備:製品版「ito」またはトランプ(1グループにつき、A~Kの13枚)
概要:数字を言わずに、言葉だけで数字の大小を推理する協力型ゲームです。
このゲームを成立させるコツは、お互いの”質問”です。「カレーライスってお肉が入ってるやつ?」 「揚げパンってきなこ?それとも砂糖?」 こんな感じで質問し合い、カードの数字を予想していきましょう。
※今回はトランプを使った簡易ルールでの紹介ですが、本来は1~100のカードを使って行います。お題もたくさん入っていますので、やってみて面白いと感じた方はぜひ製品版もお試しください!
アースボールチャレンジ
人数:1グループ10人程度まで
場所:体育館
時間:30分~45分
準備:大き目のビーチボールをグループ数分(ソフトバレーボールでも可)
概要:ビーチボールを落とさないようにみんなで突いていきます(バレーボールのように)。ただし、全員が一回突き終わるまで誰も2回目は突けません。
誰がうまい、誰が下手ではなくメンバー全員で協力して目標を達成するということを大切にします。そのために、作戦タイムを設けて話し合いをしましょう!
設定する目標については、練習の際に突けた回数をもとにして決めましょう。(練習と同じ回数でも、難しい)目標回数を達成できなくても問題ありません。チャレンジしたことに焦点をあてましょう!
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
最後にお知らせをさせてください。レクリエーションに関する書籍・電子書籍を出版しています。



















