「言葉を使わずに、クラスの団結力を高めたい…。」
「静かな環境でも盛り上がる、頭を使うゲームがしたい…。」
「特別な道具を使わずに、サッと取り組める活動がしたい…。」
そんな時におすすめなのが「カウントオフ」です。
グループ全員で1から順番に番号をかけていくだけのシンプルなゲームですが、誰がいつ言うかを決める合図は一切なし。声もアイコンタクトも使えない中で、その場の空気を読みながらタイミングを合わせる、不思議な一体感が生まれるゲームです。

こんにちは。小学校教員のサンソンです。このブログでは、小中学校の教員/大学生/保育士/レク係の子供たち/等に向けて、学級で楽しく遊べるレクリエーションを紹介をしています。
このレクのおすすめポイント
- 準備物が一切不要で、いつでもどこでもすぐ始められる
- ルールがシンプルなので、低学年から高学年まで楽しめる
- 声を出す以外のコミュニケーションが禁止されているため、静かな環境でも実施できる
- 「せーの」の合図がない分、相手の呼吸を読む力が自然と育つ
- グループが一体となってクリアを目指すので、クラスの団結力が高まる
- 何度でも挑戦できるので、記録更新を目指して盛り上がる
このレクがおすすめな場面
- 話し合いや発言が偏りがちなクラスで、全員参加の活動をしたいとき
- 静かに集中して取り組む活動を入れたいとき
- クラスや班の団結力・一体感を高めたいとき
- ちょっとしたスキマ時間のレクとして
ルール
人数:5~10人程度のグループ
場所:教室
時間:5分
準備:なし
①グループで輪になるか、自由な位置に立ちます。誰からともなく、1人1回だけ番号を声に出して言います。
②「1」から始めて、グループの人数の番号まで到達できればクリア。番号以外の声(「せーの」やかけ声など)は出してはいけません。アイコンタクトで合図を送ることも禁止。
③2人以上が同時に声を出してしまったら失敗。「1」から数え直しです。
実際のあそび方

今日は「カウントオフ」というゲームをします。グループみんなで、1から順番に番号を言っていくだけのシンプルなゲームです。

簡単そう!誰が何番って決めておけばいいんですか?

それが、決めてはダメなんです。誰が何番目に言うかは決めずに、その場の空気で自然に言っていってください。声もアイコンタクトも使えませんよ。

え、じゃあどうやってタイミングを合わせるんですか?

そこがこのゲームの面白いところです。まずはやってみましょう!

……(そろそろ言ってみようかな)「1」

「2」
(別の2人が同時に「3」と言ってしまう)

あ〜、かぶっちゃった!また1からですね。

大丈夫、それがこのゲームです。何回か挑戦するうちに、だんだんタイミングが合ってきますよ。

・・・7!

8!!やった、最後までいけた!

素晴らしい!声を出さなくても、みんなの気持ちが合った証拠ですね。
失敗しないコツ
コツ① 最初のルール確認をしっかり行う
「番号以外の声を出さない」「アイコンタクトもしない」という2つの禁止事項は、始める前にしっかり伝えておきましょう。曖昧なままだと、無意識にジェスチャーで合図を送ってしまう子が出てきます。
コツ② 最初は少人数から始める
いきなり大人数だと難易度が高く、なかなかクリアできません。まずは4〜5人程度の少人数グループで成功体験を積ませ、慣れてきたら人数を増やしていくと良いでしょう。
コツ③ 沈黙を怖がらせない
誰も言い出せずに沈黙が続くと、気まずさから焦って声を被せてしまいがちです。「沈黙してもいいんだよ、焦らず待ってみよう」と事前に伝えておくと、落ち着いて取り組めます。
コツ④ 同じ番号を2回続けて言わないようにする
「自分はいつも3番目」というように役割が固定化してしまうと、事実上の合図が生まれてしまい、ゲームが簡単になりすぎてしまいます。次のチャレンジでは前回とは違う番号を言うようにすると、毎回その場の空気を読む力が試され、ゲーム本来の面白さが保てます。
アレンジ例① 目を閉じて挑戦する
目を閉じた状態で行うと、視覚的な情報が一切なくなり、さらに集中力と一体感が求められる難易度の高いバージョンになります。
アレンジ例② クラス全体で挑戦する
グループではなく、クラス全体(30人前後)で挑戦すると、達成した時の一体感がより大きなものになります。
最後に
声もアイコンタクトも使えないのに、なぜか少しずつタイミングが合っていく。「カウントオフ」は、シンプルなルールの中に不思議な一体感が詰まったゲームです。
準備物も不要で、教室でサッと取り組めるので、クラスの団結力を高めたいときにぜひ試してみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
