「表現遊び(表現リズム遊び)」、「表現運動」と聞くと、
「何を表現すればいいの?」
「恥ずかしいからやりたくない」
という子も少なくありません。
そこでおすすめなのが、遊びながら自然と表現できるレクリエーションです。
今回は、私が実際に学級や体育の授業で活用している「表現あそびレク5選」を紹介します。
新聞紙になりきったり、動物になったり、思わず笑ってしまうようなお題を表現したりと、どれも楽しく取り組めるものばかりです。
表現運動の導入としてはもちろん、学級レクや雨の日の活動にもおすすめです。ぜひ子どもたちと一緒に楽しんでみてください。

「あそびで育てるクラスづくり」
明治図書出版
あそびの力は、学びの力!
本書はただレクを紹介するだけのネタ帳にならないよう「どんなねらいをもってあそぶのか」、「どのように学級経営につなげていくのか」という視点から選び抜いたあそびを、クラスづくりへの生かし方と共に紹介しています。
学級経営に悩んでいる方に、ぜひ読んでほしい1冊です!

「小1担任のための学級あそび105」
明治図書出版
あそびには1年生の学級づくりに欠かせないエッセンスがぎっしり詰まっています。あそびは子ども同士を仲良くさせてくれます。思考力を伸ばす力もあります。ルールを理解して動くこと、相手の動きを読んで考えること、勝ち負けの結果を受け入れること――学習の基盤となる大切な力を、あそびを通してつけていくためのヒントが満載の1冊です。
新聞紙になろう
表現運動の導入にぴったりなのが、この「新聞紙になろう」です。先生が持った新聞紙の動きを見ながら、子どもたちは自分自身が新聞紙になったつもりで体を動かします。
ひらひらと風に揺れたり、ぐしゃぐしゃに丸まったり、空へ飛ばされたり、最後はビリビリに破れたり…。
具体物をイメージしながら表現するため、「何をしたらいいか分からない」という子でも安心して参加できます。
正解のない活動だからこそ、一人ひとりの自由な表現が生まれるのも魅力。表現運動の最初の一歩として、ぜひ取り入れてみてください。
進化ジャンケン
ジャンケンに勝つたびに進化していき、最終的に人間を目指す表現あそびです。
最初は「ぴよぴよ」と鳴きながら歩くヒヨコからスタート。勝つとカニ、カモメ、ゴリラへと進化し、それぞれの動きや鳴き声を表現しながら活動します。
単なるジャンケンではなく、全身を使ってなりきることがポイント。友達と関わりながら自然に体がほぐれ、表現することへの抵抗感も少なくなります。
体育の表現運動の導入としてはもちろん、学級レクやアイスブレイクにもおすすめ。笑顔いっぱいで楽しめる定番の表現あそびです。
魔法おに
鬼ごっこと表現あそびを組み合わせた、子どもたちに大人気のレクです。
鬼にタッチされると、ただ捕まるのではなく「魔法」にかかってしまいます。例えば、カエルになってぴょんぴょん跳ねたり、ロボットになってぎこちなく歩いたり、ゴリラになってナックルウォークをしたり…。
全身を使ってなりきるため、自然と表現する楽しさを味わうことができます。友達の様子を見て真似したり、自分なりの動きを考えたりする中で、想像力や表現力も育まれます。走るだけの鬼ごっことはひと味違う、表現運動の導入にもおすすめのレクです。
ぴよぴよちゃん
かわいいヒヨコになりきって遊ぶ、低学年にぴったりの表現あそびです。
子どもたちは「ぴよぴよ」と鳴きながら歩いたり、仲間を探したり、お母さんどりの後を追いかけたりと、ヒヨコになったつもりで体を動かします。
難しいルールはなく、「なりきる」ことそのものを楽しめるため、表現運動が初めての子にもおすすめです。
友達と一緒に活動する中で自然と笑顔が生まれ、表現することへの抵抗感も少なくなります。体育の表現運動の導入や、体ほぐしの活動として取り入れやすい、ほのぼのとした魅力のあるレクです。
めくリアクション
カードをめくるたびに、思わず笑ってしまうようなお題が飛び出す表現あそびです。
「底なし沼に落ちた」「ガイコツがガシャガシャ踊る」「ゴリラ軍団が学校に行く」など、子どもたちはお題を見た瞬間から大盛り上がり。
グループで相談しながら即興で表現するため、自然と会話や協力が生まれます。正解がない活動なので、表現運動が苦手な子でも安心して参加できるのも魅力。想像力を膨らませながら、全身を使って楽しく表現することができる、体育の表現運動にぴったりのレクです。
友達のユニークな発想に出会えるのも、この活動ならではの楽しさです。
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
表現運動は「上手に演じること」が目的ではありません。
「やってみよう」
「友達と一緒に表現してみよう」
「体を使って楽しもう」
という気持ちを育てることが大切です。
今回紹介したレクは、どれもルールが簡単で、表現が苦手な子でも参加しやすいものばかりです。まずは短い時間でもよいので、子どもたちが笑顔で体を動かせる活動として取り入れてみてください。
表現する楽しさを味わいながら、想像力やコミュニケーション力も育てていきたいですね。
今後も、みんなが笑顔になれるようなレクを発信していきたいと思います。
最後にお知らせをさせてください。レクリエーションに関する書籍・電子書籍を出版しています。











