概要:みんなで決めた宝物を、拍手の強さだけでオニに伝える
こんにちは、小学校教員のサンソンです。楽しい毎日を過ごしていますか?
さて、授業にちょっとしたスキマ時間ができることがありますね。その時間、どう過ごしていますか?追加のプリントやドリル?読書?早めに休み時間にする?
それらもいいですが、そんな時こそレクはいかがですか?「やることがしっかり終われば楽しいことができる。」そういう経験を積ませていくと、学級の安定につながりますよ。
今回は1セット3分でできて、準備もいらないレク「宝物はなに?」を紹介します!
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遊び方
対象:小学校低学年~
人数:10人ぐらい~何人でも
場所:教室
時間:3分~5分
準備:特になし
①オニを一人決め、廊下で待ってもらいます。その間(目安は1分)に全員で話し合って、教室にある物の中から「宝物」を決めます。(例えば、黒板消し)
②オニは宝物を探して教室を歩き回ります。みんなは一切しゃべってはいけません。できるのは拍手だけ。オニが宝物に近づいたら強く拍手、遠ざかったら弱く拍手をすることで、宝物を伝えましょう。
③オニは拍手の強弱をヒントに宝物を当てます。チャンスは3回。
ポイント
①みんなで宝物を決める時のわくわく感が気に入っているレクです。「今度は何にする?」「あえて大きなものはどう?黒板とか」「ちっちゃいのも面白いよね」など、1分間しかない中でどれにするかを選ぶところも楽しいです。
②何度かやっているとすごく小さいもの(チョーク1本とか、掲示物を留めている画鋲一個とか)を指定してきます(笑)
そうすると拍手をするほうもテクニックが必要で、ある程度の範囲が絞れたら拍手の大きさを変えて、宝物を伝えなければ正解に辿りつけません。やればやるほど、見つけるのも教えるのも上手になるレクです。
③もちろんオニも楽しいです。みんなの拍手を頼りに、「このあたりにあるんだけど、どれだろう?」「これかな?」など探偵気分を味わえます。オニにいじわるをするレクではなくて協力型レクなので無事に正解したら、みんなで喜び合いましょう。
いかがでしたか?ちょっとしたスキマ時間に準備なしで楽しめる、「宝物はなに?」を紹介しました。子供は良くも悪くも経験で学びます。
「始まる時間を守ったり、がんばって取り組んだりすれば楽しいことができる」ということを経験で学ぶことができると、学級の安定にもつながります。レパートリーに加えていただけたらと思います。
では、最後にお知らせをさせてください。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。