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謎解きミステリークイズ第20弾「テレビとラジオ」

テレビとラジオ

概要:ある法則を見つけ、出題者が思っているのは「テレビ」か「ラジオ」かを当てる、ちょっといじわるなクイズです。


こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士の方々に向けて、レクリエーションの発信をしています。


さて、ちょっとイジワルな謎解きミステリークイズの紹介も20問目になりました。どれもいわゆる「頭の体操」というもので、正答するには“ある秘密”に気が付く必要がありましたね。秘密に気づいた瞬間のアハ体験、嬉しいものです。

サンソン
サンソン

今日は「テレビとラジオ」というクイズを紹介します。このクイズでの法則はどんなものでしょうか?

毎回のことですが、「秘密に気づいた子は、絶対に友達には教えないこと!」というのを押さえておいてくださいね。その方が楽しめます!!

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イジワルクイズの遊び方

対象:小学校低学年~
人数:何人でもOK
場所:教室、バスなど どこでもOK
時間:5分~15分
準備:特になし


このクイズの概要をもう一度確認しておきます。
ある法則を見つけ、テレビかラジオかを当てるクイズ
です。ではさっそく、問題の例に行ってみましょう!!

T   「これから、テレビとラジオクイズをはじめます。正解するにはある秘密があるんだけど、気が付いても、友達にはナイショにしてね」


T  「今から、テレビかラジオのどちらかをやるよ。当ててみてね」


T  「まずは見本。テレビからいくね。いくよ?よく見ててね。」


T  左手をグーにして前に出します。
  「テレビラジオテレビラジオテレビラジオラジオラジオ…」のようにランダムに言いながら、
  写真の①→②→③→②→①→… の順に右手のパーで触っていきます。

① テレビとラジオ① 

  ②テレビとラジオ②
  

③ テレビとラジオ③


T  「今のがテレビね。じゃあ次はラジオの見本をやるよ。よく聞いててね。」


T  「テレビラジオラジオテレビラジオラジオテレビテレビ…」


C  (何が違うんだろう?)
C  (さっきと言い方が違うぞ)
C  (手の動き方が違うのかなあ)


T  「では次が問題です。どっちをやるか当ててね。よく見てないと分からないよ?」


T 「テレビラジオテレビラジオテレビラジオテレビ…」


T 「今のはどっちでしょう?」


C (テレビの方がたくさん言ったから、テレビかな?)
C (手の動きが関係してるのかな?)


T  「正解は、テレビでした!!法則があるからね。よーく探してね。」


以上を何度か繰り返します。
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謎の答えとポイント

とても単純な答えです。問題を出す前の「言葉」に注目。

答え


「よく見てね」と言っていた = テレビ




「よく聞いてね」と言っていた = ラジオ



ということで、指の動きや声の調子、発声した回数などは関係なく、「見て」と言ったか「聞いて」と言ったかで答えが決まります。


法則さえ分かってしまえば、「なんだよー」と思うのですが、これが気づかない人はまったく気づかない。法則に気づいた子が毎回正解するのを「え?」「なんで?」と大騒ぎになりますよ(笑)


このクイズを楽しむポイントも、「初めのうちはヒントなし」、「すぐに秘密を言わない」、「関係ない動きを混ぜる」です。指の動きを変えたり問題を出すときの言い方を変えたりと、惑わせてしまいましょう。

そして分からない子たちのために、少しずつヒントを出していきましょう。

ヒント例

①「何が違うか、よーーーく探してね?」(見るや聞くという言葉は使わないよう注意!)



②「テレビラジオ…」がなくても正解できちゃうよね。と話す



③実は手の動きも、なくても正解できちゃうよね。


こんなところでしょうか。徐々にヒントを出すことで、秘密に気づく喜びを味わわせてあげましょう。これでも分からなかったら?その時はタネ明かしをしてもよしですし、「じゃああとは、友達に出してもらってね」と言って最後まで答えを言わないのもありです。

いかがでしたか?頭の体操になるクイズ「テレビとラジオ」を紹介しました。手の動きや声の調子を変えながら、さりげなく行うことで、ミスリードを誘うことができますよ。子供たちが「なんでー!?」と悩んでいるところを見る出題者が、一番楽しいかもしれません(笑)ぜひ、出してみてください。

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