雨の日の休み時間、子供達はどう過ごしていますか。読書?トランプ?けん玉?まさか教室を走り回っていることはないと思いたいですが・・・。
こんにちは、小学校教員のサンソンです。雨の日に遊ぶアイデアとして、ボードゲームはいかがでしょうか。世の中にはたくさんのボードゲームがありますが、ちょっとした工夫や準備をするだけで、教室で楽しめるものも多くあります!今回は、サイコロとお皿だけで楽しめる「ストライク」というゲームを紹介します。
単純ルールで運の要素が高めなので、みんなでわいわい楽しめますよ。
遊び方
概要:お皿の中にサイコロを投げ入れ、ぞろ目が出たらもらえるゲームです
対象:小学校低学年~
人数:6人ぐらいまでのグループで
場所:教室
時間:5分~10分
準備:サイコロ(一人5個ぐらい)、適当なお皿
①全員同じ数ずつのサイコロを持ちます。お皿の中にも2つのサイコロを入れておきます。
②スタートプレイヤーは、お皿の中にサイコロを1つ投げ入れます。お皿の中のサイコロにぶつけてもOKです(また、目を変えなければサイコロの置き場所を変えてもOKです)
③サイコロを投げ終えたら、出目に応じて以下の対応を行います。
(1)サイコロがお皿から飛び出てしまったら、そのサイコロはゲームから除外。
(2)サイコロの目が「1」になった物も、そのサイコロはゲームから除外。
(3)お皿の中にゾロ目があった場合、ゾロ目になっているサイコロを全てもらって、手番終了です。(3つ以上引き取ることもあります。)
例:6つのサイコロがあるところに投げ入れ、出目が1,3,4,4,5,5,6だった場合→1のサイコロはゲームから除外。4,4,5,5の4つをもらって手番終了
(4)ゾロ目がない場合、手番をやめるかもう一度サイコロを投げ入れるかを選ぶことができます。
④もしゾロ目で引き取られた結果、お皿の中のサイコロが全て無くなってしまった場合、次のプレイヤーは持っているサイコロを全て振らなければなりません。(ここがこのゲームの一番楽しいところです!)
ゾロ目になっているサイコロがあれば手番終了、というところは一緒です。
⑤手持ちのサイコロがなくなったら脱落です。サイコロを持っている人が1人になったら、その人が勝ちでゲーム終了です。
ポイント
・たくさんのサイコロを持っていて安心していても、全て一緒に振らなくてはいけないことも多く、逆転要素が盛り上がります。また、「ジャラジャラ」とたくさんのサイコロを一度に振るという行為は誰でも楽しめますよ!
・算数教室などに転がっている大量のサイコロや箱を使えば、すぐに遊ぶことができます。
・1勝負が5分ほどで終わるので、休み時間に遊ぶのにぴったりです!
いかがでしたか?製品版がなくても学校になるもので手軽に楽しめる、ボードゲーム「ストライク」を紹介しました。簡単ルールで盛り上がるので、雨の日の休み時間におすすめです!
製品版では、サイコロの「1」の目の代わりに「✕」が入っているのと、サイコロを投げ入れるコロシアムがついているので、雰囲気を重視するなら検討してみてください。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。