概要:最初の文字と最後の文字が指定された言葉をマス目に入れて、ビンゴゲームをします。
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士や幼稚園教諭、小中学生のレク係等のみなさんに向けて、レクリエーションの発信をしています。いつも見てくださり、ありがとうございます。
紙とペンだけで楽しめるゲーム「しりとりビンゴ」を紹介します!語彙を増やすのにもぴったりですよ!
このほかにも、いろいろなレクをシーン別に厳選している「レク5選」などの記事も書いています。合わせてお読みいただけたら幸いです。
遊び方
人数:4人~8人程度のグループで
場所:教室
時間:10分~15分
準備:紙とペン
①全員、紙とペンを用意してビンゴ用のマス目を書きます。(4×4程度)もちろん、あらかじめマス目を印刷した紙を配ってもOKです。
マスの一番左が「頭の文字(最初の文字)」を書く欄、マスの一番上が「足の文字(最後の文字)」を書く欄です。
②担任が、「頭につく言葉」と「足につく言葉」を発表します。
例:「オクラ」と「レタス」
③空いた9マスに「左の頭の文字ではじまり」、「上の足の文字でおわる」言葉を考えて書き込みます。書ける言葉はしりとりで使える言葉に準拠します。制限時間は3分程度が適当です。(全てのマスが埋められなくても構いません)
④グループ内で1マスずつ、何を書いたか発表します。
(左上のマスだったら「俺、押し入れ、オシャレ、恐れ」等)
その言葉を書いたのが自分だけだったら、言葉を〇で囲みます(1ポイント)。人とかぶったり、答えとして認められない単語の場合は0点です。
⑤〇がタテ・ヨコ・ナナメにそろったら「ビンゴ」。ボーナスとしてさらに1点獲得します。全てのマスで確認したあと、得点の高い人の勝ちです。
実際の流れ
これから「しりとりビンゴ」を始めます。頭につく言葉は「おくら」、足につく言葉は「れたす」です。なるべく人と被らない答えを考えてくださいね。では、スタート!!
「お」で始まって「れ」で終わる言葉かあ。
「おれ」じゃ簡単すぎて被りそうだよね…。うーん。
よし、「くたびれもうけ」なら長い言葉だし、かぶらなそう!
あー全然思いつかない!国語辞典を使おうっと!
時間です!!答え合わせに入ってください。
じゃあ左上からね。私は「おれ」。
あ、「おれ」被っちゃった!0点かあ
私は「おしゃれ」にしたよ。
ほかに誰もいないから1ポイントだね。どんどん行こう
(中略)
じゃあ最後のマスだね。僕は「ラクロス」。
「ラクロス」って何?
スポーツだよ。かごのついたラケットでボールをパスしたりシュートしたりするやつ。
OKだったらビンゴだ、ボーナス点ゲット~。
ボーナス点いいなあ。
ラクロスってはじめて聞いた。後でタブレットで調べてみよう
最後のマス、僕は「ライス」。英語だけどいいよね?
うん、いいと思う。私は「ライナス」。
スヌーピーに出てくるキャラの名前。
えー?ライナスはどうするー?みんな知ってる?
あ、知ってるんだ。じゃあ辞書には載ってないけどOKにしようか。
みんな何点だった?ボクは6点
私は5点。6点が優勝だね、おめでとう!
ポイント
①子供たちの実態や遊べる時間に合わせてマス目は増減できます。(3×3~5×5程度)
②使える言葉は「しりとりで使える言葉」(一般名詞、人名、地名)を基本としましょう。(「おいしいパスタ」などは禁止)。それ以外の「英単語」や「アニメキャラの名前」などはその都度、アリかナシかを協議するとよいでしょう。
③長音、濁点半濁点などのルールはあらかじめ決めておきましょう。
④語彙力アップのため、国語辞典を使ってもよいでしょう。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
最後にお知らせをさせてください。レクリエーションに関する書籍・電子書籍を出版しています。