概要:おにが逃げて、他全員が追いかけるおにごっこです
突然ですが小学校教員のみなさん、「おに遊び」の種類、いくつ言えますか?
かわりおに、氷おに、色おに、高おに、バナナおに、etc…。たくさんありますよね。ボクも数々のおに遊びをやってきましたが、ざっと思い浮かべても20以上はあるでしょうか。
こんにちは、小学校教員のサンソンです。楽しい毎日を過ごしていますか?休み時間はもちろん、低学年では体育でも「鬼遊び」の領域がありますよね。たくさんの鬼遊びがありますが、今回はその中から、普段と逆の立場なのが新鮮で楽しい「さかさおに」を紹介します!
ルールも準備も簡単ですから、もちろん幼稚園・保育園の先生方にもおすすめですよ!
それから他にも「レク5選」等の記事を書いています。合わせてお読みいただけたら幸いです。
遊び方
対象:小学校低学年~
人数:10人ぐらい~
場所:校庭、体育館
時間:5分~10分
準備:特になし
①おにを1人~2人決めます(おには帽子なし、他の子は白帽子など見分けがつくようにします)。
このおに遊びでは、通常のおにごっことはさかさで、おにが逃げます。
②合図と同時に、他全員でおにを追いかけましょう。
おににタッチできた人は、自分もおにになることができます。
(タッチできた人は紅白帽を脱ぎましょう。時間短縮のため、色を変えるのではなく脱ぐだけがおすすめです。)
③おにになれた子も逃げ始めます。(タッチされたおにには、特に何も起こりません。引き続き逃げましょう)
④だんだんおにが増えていくので、タイミングを見て終了します。
→おにになれなかった人を次のおににして、2回戦へいくとよいでしょう。
ポイント
①普通の鬼ごっこは、少数のおにが追いかけるので、狙われていない子の運動量が落ちたり暇になってしまったりします。しかしこのさかさおにでは、暇になる子がいません。おにも子も全員が走り続けます(笑)
②逃げている子(おに)がタッチされても、悪いことがないというのも魅力です。通常のおにあそびでは、
タッチされる→次のおにになる→走力が足りずに誰にもタッチできない→ずっとおにのまま
ということが起こり得ます。確かにさかさおにでも、走力が低い子はおににタッチできず、いつまでもおにになれないかもしれません。が、1戦が短い(概ね1~2分)ですし、2回戦ではおにからスタートできます。走力の高さによらず、誰でも楽しめるおに遊びです。
③はじめのおに役を担任の先生がやるのもオススメです。クラス全員が「わあー!」って追いかけてきてくれますよ。適当なところでつかまってあげるのもよし。全力で走って振り切るのもよし。フェイントを入れてかわしてみるのもよし。どれだけ逃げられるかやってみてください(笑)
いかがでしたか?普通のおにあそびとは反対のルールで、みんなが楽しめる「さかさおに」を紹介しました。休み時間、クラス遊びはもちろん体育のおに遊びでもおすすめです。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。