概要:正答するには“ある秘密”に気が付く必要がある、とんちの効いた謎解きクイズ!
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士の方々に向けて、レクリエーションの発信をしています。
昨日の記事では「ブラックアート」という謎解きクイズ(謎解きミステリー)を紹介しました。いわゆる「頭の体操」というやつで、正答するには“ある秘密”に気が付く必要がありました。今回は、頭の体操第2弾です。
今日も、謎解きミステリークイズ「レインボーアート」を紹介します。昨日のブラックアートより解くための手順が多く、難しくなっています。
秘密に気づいた子は、絶対に友達には教えないこと!というのを押さえておいてくださいね。その方が楽しめます!!
このほかにも、頭を柔らかく使う「クイズ系レク5選」の記事も書いています。合わせてお読みいただけたら幸いです。
遊び方
さっそく、問題例行ってみましょう!!
T 「レインボーアート!」と大きな声で言いながら、左手をパーにして前に突き出します。
T 「みどり、むらさき、あか、きいろ」と言いながら、右手で、左手の小指→人差し指の順に、指していきます。
(小指=みどり、薬指=むらさき、中指=あか、人差し指=きいろ)
T 最後に親指を指しながら「じゃあ、ここは何色でしょう?」と問いかけます。
C 「あお?」
C 「オレンジ?」
C 「こん?」
など、数名の子供達に答えてもらいます。
T 「正解は、きいろでした~。」
C 「えー?!」
C 「なんでー?」
C 「どうしてー?」
T 「どうしてだろうね?よーく考えてね。」と言って、数回繰り返す。
さて、遊び方の流れは分かりましたか?「レインボーアート」と言った後に4つの色を言い、5色目は何かを当てるクイズになります。4つの色や順番は、毎回変えて出すようにしてくださいね。(虹にない色でもOKです。)
答えとポイント
ポイントは「レインボーアート」というタイトルなんです。
答え レインボー=虹=二字 アート=あと(後) ということで、 二文字の色の後に言った名前が答え になります。
法則さえ分かってしまえば、「なーんだ」と思うのですが、これが気づかない人はまったく気づかない。法則に気づいた子が毎回正解するのを「え?」「なんで?」と大騒ぎになりますよ(笑)
このクイズを出すときのポイントですが、「すぐに秘密を言わない」これにつきます。分からない子たちには少しずつヒントを出していきましょう。
ヒント例
①「レインボーアート」を強調する
②「レインボーって何?そう、虹だよね。虹のアートなんだよ。言っていることの中から、虹を探すことができるかな?」
③「"虹”をもうひとひねりしないと解けないよ?」
④「よーーーーーく、聞くことが大事」と言う。
⑤法則が分かった子に対して「もう手の動きがなくても分かるよね?オレンジ、赤むらさき、金、エメラルドグリーン。答えは?」と、手の動きは関係ないことを伝える。
⑥2文字の色以外、やたらと長い名前ばかり使う。(エメラルドグリーン、サーモンピンク、赤、ターコイズブルー)
⑦4つの色を言うときに「2文字の色」だけを強調する
こんなところでしょうか。徐々にヒントを出すことで、秘密に気づく喜びを味わわせてあげましょう。これでも分からなかったら?その時はタネ明かしをしてもよしですし、「じゃああとは、友達に出してもらってね」と言って最後まで答えを言わないのもありです。
ちなみに難易度を上げたかったら、色だけでなく動物や食べ物、キャラクターなどでやってみてくださいね。
高難度の例
「モナカ、もち、アイス、カステラ」
「みかん、りんご、なし、ぶどう」
「ハト、ウグイス、カラス、カモメ」
「カブトムシ、テントウムシ、アリ、チョウ」
「ライオン、トラ、シマウマ、ゴリラ」
「えんぴつ、けしごむ、ペン、ノート」
「キャンプ、釣り、バーベキュー、海水浴」
「ルフィ、ナミ、サンジ、ウソップ」
など。必ず「二文字」のものを入れるようにしてくださいね。
いかがでしたか?頭の体操になるクイズ「レインボーアート」を紹介しました。難易度の調整をすれば、この1問で20分ぐらい楽しむこともできます。バスレクなどでもおすすめですよ。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
人数:何人でもOK
場所:教室、バスなど どこでもOK
時間:5分~15分
準備:特になし