概要:ある法則を見つけ、でんでんむしなのかカタツムリなのかを当てるクイズです。
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士の方々に向けて、レクリエーションの発信をしています。
さて、謎解きミステリークイズの紹介も17問目になりました。どれもいわゆる「頭の体操」というもので、正答するには“ある秘密”に気が付く必要がありましたね。秘密に気づいた瞬間のアハ体験、嬉しいものです。
今日は「カタツムリ」というクイズを紹介します。このクイズでの法則はどんなものでしょうか?
もう毎回のことですが、「秘密に気づいた子は、絶対に友達には教えないこと!」というのを押さえておいてくださいね。その方が楽しめます!!
- バスレクとして
- スキマ時間のお楽しみとして
- 他クラスの補助に入った時のつかみとして
いろいろなシーンに合わせて厳選した「〇〇のレク5選」も一緒にお読みいただけたら幸いです。
遊び方
人数:何人でもOK
場所:教室、バスなど どこでもOK
時間:5分~15分
準備:特になし
このクイズの概要をもう一度確認しておきます。
ある法則を見つけ、でんでんむしなのかカタツムリなのかを当てるクイズ。
です。ではさっそく、問題の例に行ってみましょう!!
T 「カタツムリクイズをはじめます。秘密に気が付いても、友達にはナイショにしてね」 T 左手をパーにして手のひらを子供に向け 「よく見てよ~。」と言います。 T まずは両目を開けたまま、右手で左手の指を一本ずつ触りながら 「カタカタカタカタカタツムリ。これはでんでんむしね。」 と言います。 (やりかたはコカコーラクイズと同様です。画像参照) T 次に片目をつぶりながら同じことをします。そして、 「今のはカタツムリです」 と言います。 T 「じゃあカタカタカタカタカタツムリ。これはでんでんむし?カタツムリ?」 (両目は開けている) C (何が違うんだろう?) C 「でんでんむし!」 C 「カタツムリ!」 T 「正解は…でんでんむしでした!」 C 「なんでー?」 T 「じゃあもう一問ね。よく見てねー。これは?」(片目をつぶっている) C 「でんでんむし?」 T 「今のはカタツムリでした。」 C 「???」 T 「法則があるからね。よーく探してね。」 以上を何度か繰り返します。
答えとポイント
とても単純な答えです。出しているときの「目」に注目。
答え 両目が開いている = でんでんむし 片目をつぶっている = カタツムリ(片つむり) ということで、指の置き場所などは関係なく、目が開いているか閉じているかで答えが決まります。
法則さえ分かってしまえば、「なーんだ」と思うのですが、これが気づかない人はまったく気づかない。法則に気づいた子が毎回正解するのを「え?」「なんで?」と大騒ぎになりますよ(笑)
このクイズを楽しむポイントも、「初めのうちはヒントなし」、「すぐに秘密を言わない」、「関係ない動きを混ぜる」です。舌を出したり咳をしたり、いろいろな動きで惑わせてしまいましょう。
そして分からない子たちのために、少しずつヒントを出していきましょう。
ヒント例
①「よーーーーーーーく見ること!」
②秘密に気づいた子に対して、「テレパシーが使えるようになったから、例題がなくてもわかるよねー。これはどっちでしょう?」
③手を動かすのを省略していきなり問題をだす。「これはでんでんむし?カタツムリ?」
こんなところでしょうか。徐々にヒントを出すことで、秘密に気づく喜びを味わわせてあげましょう。これでも分からなかったら?その時はタネ明かしをしてもよしですし、「じゃああとは、友達に出してもらってね」と言って最後まで答えを言わないのもありです。
いかがでしたか?頭の体操になるクイズ「カタツムリ」を紹介しました。手の動きや声の調子を変えながら、さりげなく行うことで、ミスリードを誘うことができますよ。子供たちが「なんでー!?」と悩んでいるところを見る出題者が、一番楽しいかもしれません(笑)ぜひ、出してみてください。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
最後にお知らせをさせてください。レクリエーションに関する書籍・電子書籍を出版しています。