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謎解きミステリークイズ第6弾「ミルクと水」

ミルクと水

概要:ある法則を見つけ、担任が指しているものは「ミルク」なのか「水」なのかを当てるクイズ


こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士の方々に向けて、レクリエーションの発信をしています。


さて、謎解きミステリークイズの紹介も6回目になりました。
どれもいわゆる「頭の体操」というもので、正答するには“ある秘密”に気が付く必要がありましたね。秘密に気づいた瞬間のアハ体験、嬉しいものです。では今回は第6弾!

サンソン
サンソン

今日は「ミルクと水」というクイズを紹介します。正解するには、今までの5回までとは違ったアプローチをする必要がありますよ。


もう毎回のことですが、「秘密に気づいた子は、絶対に友達には教えないこと!」というのを押さえておいてくださいね。その方が楽しめます!

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遊び方

対象:小学校低学年~
人数:何人でもOK
場所:教室、バスなど どこでもOK
時間:5分~15分
準備:身の回りの雑貨や文具などを数点(無くてもOK)



このクイズの概要をもう一度確認しておきます。
ある法則を見つけ、担任が指しているものは「ミルク」なのか「水」なのかを当てるクイズ
です。ではさっそく、問題の例に行ってみましょう!!

T  「ミルクと水クイズをはじめまーす。秘密に気が付いても、友達にはナイショにしてね」


T   用意した物からノートを取り、それを見ながら「これはミルクです」と言います。


T  次に消しゴムを取り、それを見ないで「これは水です」と言います。


T  さらに別のものを持って、それを見ながら「ではこれは、ミルクでしょうか水でしょうか?」→何人かに答えてもらいます。(二択なので挙手制でもいいです)


C  「え、全然分からない」
C  「水?」
C  「ミルク?」


T  「正解は、ミルクでした!」


C  「なんでー?」


T  「解くための決まりがあるからねー。がんばって見つけてね。じゃあもう一問。」


T  本を手に取り、それを見ながら「これはミルクです」


T  鉛筆を手に取り、それを見ないで「これは水です」


T  教科書を手に取り、それを見ないで「じゃあこれはどっちでしょう?」


C  (文房具だと水になるのかな?)
C  (ノートとか本とか、読めるものはミルク?)
C  (先生の聞き方がさっきと違う気がするぞ)


T  「正解は・・・水でした!!」



以上を何度か繰り返します。

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答えとポイント

質問をしたときの目線がポイントです!

答え

ミルク  =  見るく

  水  =  見ず


ということで、質問したときにその物を見ていたらミルク、見ていなかったら水になります。


法則さえ分かってしまえば、「なーんだ」と思うのですが、これが気づかない人はまったく気づかない。法則に気づいた子が毎回正解するのを「え?」「なんで?」と大騒ぎになりますよ(笑)


このクイズを楽しむポイントも、「初めのうちはヒントなし」、「すぐに秘密を言わない」。これにつきます。分からない子たちには少しずつヒントを出していきましょう。

ヒント例

①「牛乳じゃだめなんだよなあ。ミルクじゃないと。水も、ウォーターじゃだめなんだ」



②秘密に気づいた子に対して、「テレパシーが使えるようになったから、例題がなくてもわかるよねー。これはどっちでしょう?」



③はじめの例題を無くし、いきなり問題をだす。「これは水?ミルク?」



④同じものがミルクにも水にもなることを実演する。「これは水です。あれ、でもよく見たらミルクだったわー。」


⑤「よーーーーーーく見てね」と言う



⑥視線を強調してあげる。じーっと見ながら「これはミルク」、そっぽを向いて「これは水」


こんなところでしょうか。徐々にヒントを出すことで、秘密に気づく喜びを味わわせてあげましょう。これでも分からなかったら?その時はタネ明かしをしてもよしですし、「じゃああとは、友達に出してもらってね」と言って最後まで答えを言わないのもありです。


また、問題を出すときのポイントとして

ポイント

  ①質問のしかたを毎回変える。
    「これはどっちでしょう?」
    「水でしょうか、ミルクでしょうか」
    「ミルクでしょうか、水でしょうか」


  ②言うときのタイミングを変える。手に持ってすかさず言ったり、「これは・・・・・・ミルクです!」とタメて言ったりする。


  ③手に持つ以外に、遠くのものを指差してもよい。
    「あそこのドア、あれはミルクです。」


  ④身の回りの物でなく、自分の手を使う(グーチョキパーとか、1〜5本など。なんとなく法則がありそうな感じで)

などを意識すると、ミスリードが誘えます。対象の年齢などに合わせて調節してみてください。

いかがでしたか?頭の体操になるクイズ「ミルクと水」を紹介しました。遠足などお弁当を食べるときに、おもむろに水筒を手に取って「これ何飲んでるの?ああミルクか」と始めても面白いクイズです(笑)

他の謎解きクイズと違って、「よーく聞いても」分からないクイズなので質問の仕方をいろいろ変えて惑わせちゃいましょう。難易度の調整をすれば、この1問で15分ぐらい楽しむこともできます。バスレクなどでもおすすめです。

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最後に

ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。

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