皆さんは「マネキンチャレンジ」という動画を見たり聞いたりしたことがありますか。止まった時の中を、カメラだけが動いていくような不思議な世界観を楽しめる動画です。
この動画では、全員がぴたっと動きを止めてその間を移動しながら撮影しています。全員がマネキンの様に動かないので、「マネキンチャレンジ」という名前が付いています。
今回は、そんなマネキンチャレンジを学級レクとして遊ぶ方法、実際に子供たちと遊んでみて分かった注意点などを紹介していきます。
あそび方
人数:何人でもOK
場所:どこでもOK
時間:5分
準備:デジカメ、タブレット端末、ビデオカメラなど
①みんなで、映像を撮影するときのポーズや立ち位置を相談します。
②合図と同時にクラス全員でマネキンのように動かないようにします。
③その中を担任が歩きまわりながら、タブレット等で動画撮影をします(30秒〜1分程度)
④撮影した動画をテレビ等に映してみんなで鑑賞します。
マネキンチャレンジをやるときのポイント
ストーリーを設定する
みんながちがったポーズをすると、おもしろい仕上がりになります。それぞれ好きなポーズをしてもよいですが、全体でテーマを決めて考えるのがおすすめです。
例えば「休み時間の様子」というテーマだったら、ケンカをしてつかみかかっている男の子がいる横で、おしゃべりに夢中な女子グループが笑っている。窓際で筋トレをしているきつそうな表情の子がいるかと思えば、宿題を写させてもらって必死の子がいる…。のような感じです。
表情やポーズは大げさに!
設定したストーリーをさらに引き立たせるために大切なのが、表情やポーズです。大げさすぎるかもと心配になるぐらい大胆にポージングしましょう!!ジョジョ立ちのように、普段では絶対にやらないポーズをするのも面白くていいですね。
撮影する順序を決めておく
マネキンチャレンジは編集などは行わずに、一発で撮ります。そこで、スムーズに撮るためにカメラが撮影する順番を決めておきましょう。教室前方のドアから入って教卓の周りを撮り、窓際を取ってから中央の女子グループを撮る。といった感じです。
まばたきは、カメラに写っていない間に
マネキンのようにぴたっと動かないようにしていても、まばたきだけはどうしようもありません。そこで重要なのが、上記の撮影する順序です。どの順番で撮影するのか、どの角度から撮るのかを全員が把握しておき、カメラの死角になっているときにまばたきをするようにします。できればカメラに写っている間は呼吸も我慢(または細く呼吸)しておきましょう。動画の完成度に直結します。
笑っちゃうのもご愛嬌
そうは言ってもつい笑ってしまう、動いてしまう。いいんです、それも含めて面白い動画になります。間違っても、その子を責めたり怒ったりすることがないようにしましょう。担任の先生は、フォローをお願いします。完成した動画を見て、うまくいったところは感心し、失敗したところはみんなで笑いましょう!
BGMをつける
無音の状態でもいいですが、BGMをつけるとより“それっぽく”なります!あとから編集でつけてもいいですが、僕のおすすめは動画撮影時に音楽を流しておくことです。CDプレイヤーなどから好きな音楽を流しておけば、撮影してすぐに楽しむことができますよ。
保護者会で披露する
面白い動画が撮影できたら、自分たちだけで楽しむのはもったいない!ぜひ、保護者会などで保護者の方にも見ていただきましょう!会のはじめに動画を見せれば、和やかな雰囲気で話をすることができるでしょう。
マネキンチャレンジの歌に合わせて楽しむ
「マネキンチャレンジのうた」というYoutube動画もあります。低学年なら、動画を見ながら真似するだけでも楽しいです。
おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。書籍の出版をしています。お手に取っていただけたら嬉しいです。