概要:相手の姿を覚えて、ビフォーアフターでどこが変わったのかを当てるゲーム
子供達の好きな遊びの一つに、まちがい探しがありますよね。二つの絵を見て、どこが違うのかを探すアレです。レストランなんかにぺらっと置いてあると、大人でも夢中になって探してしまいますよね。
こんにちは、小学校教員のサンソンです。楽しい毎日を過ごしていますか?
そんな、まちがいを探すレクがあるんですよ。しかも何の準備もなしで、全員が楽しめる。その名も「人間まちがいさがし」
さあ、どこが変わったのかじっくり観察して探し出しましょう!!気分は名探偵!!
対象:小学校学年~
人数:何人でもOK
場所:教室、体育館
時間:5分~10分
準備:特になし
遊び方1「ペア編」
①ペアで向き合って、相手の姿を覚えます(服装など)
②互いに後ろを向き、3ヶ所変えます(ボタンを留める、靴下を脱ぐ等)
③「せーの」で向き合い、相手の変わったところを見つけたら指摘します。先に3ヶ所当てた方の勝ちです!
◆ポイント◆
※「足し算」する変化、「引き算」する変化を楽しむのがコツです
※BGMは菅田将暉さんの「まちがいさがし」でw
※このレクは僕のクラスで大人気で、「お楽しみ会」というと真っ先にリクエストにあがります。はじめのうちは「靴下が裏返しになっている」とか「シャツがインしている」など簡単な変化が多いです。でも慣れてくるとすごく細かい所を変えてくるんですよね。「髪の流し方が反対向き」なんてなかなか気づきませんでした。いろいろ考えてみてください!
遊び方2「代表者編」
①クラスから1人の代表者を選びます。残りの人は解答者になります。
②まずは代表者がみんなの前に立ち、服装や髪型などを覚える時間を取りましょう(1分程度)
③次に代表者は、廊下など見えない場所に移動し、自分の身なりを3カ所変えましょう。
(例)腕まくりをする、ピン止めをつける、ポケットのティッシュを抜く等
※目に見える所の変化だけを対象にすることは押さえておきましょう。
④代表者が教室に戻ってきたら解答しますが、方法はいくつかあります。
(1)解答者は紙に「変わったと思う所」を3つ書きます。→全員が参加できるところがメリットですが、時間がかかります。
(2)分かった人が挙手して答えます(1つずつ)
→短い時間で周回できますが、答えられない子が出てくるというデメリットもあります。
◆ポイント◆
※最後は担任が、着ぐるみや被り物(ディズニーランドなんかで売っているやつ)をつけるなどの「ボケ」をかますのも大変盛り上がります。僕は2学期末のお楽しみ会でサンタの衣装を来て登場したことがあります(笑)
※他の方の体験談として聞いたのですが、けがをして車イス生活だった子が(治ったのをナイショにしておき)このレクで車イスから降りて歩いて出て来て、拍手喝さいだったとのこと。そんな使い方も素敵ですよね。
遊び方3「全校集会編」
①全校集会などで遊ぶのに適しています。出題者数人でテーマを決めて、体育館の舞台上でそれを表現して静止します。
(例:掃除をしているところ→ホウキで掃いている人、ぞうきんがけをしている人などを数人で表現)
②フロアーにいる人は、1分間でその場面を覚えます。1分たったら一度幕を閉めます。
③幕が閉まっている間に、数か所変えます。
(人が入れ替わっている、服装が違う、ホウキを持っていたのにバットになっているなど)
④再び幕を開け、変化しているところを見つけた人が挙手して答えます。
◆ポイント◆
※僕の勤務校では、集会委員会が企画する「全校集会」で、定番になりました。テーマも「掃除」「給食」「授業中」「登校中」など応用が利きますし、まちがいも簡単なものから難しいものまでそろえることで、全学年が楽しめます。もちろんボケ要素も盛り上がります。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。