概要:ある法則を見つけ、何の数字を出しているのか当てるクイズ。
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士の方々に向けて、レクリエーションの発信をしています。
さて、謎解きミステリークイズの紹介も14回目になりました。どれもいわゆる「頭の体操」というもので、正答するには“ある秘密”に気が付く必要がありましたね。秘密に気づいた瞬間のアハ体験、嬉しいものです。
今日は「基本形」というクイズを紹介します。このシリーズはよーく聞くことが大切なことが多いですが…今回は果たして?
もう毎回のことですが、「秘密に気づいた子は、絶対に友達には教えないこと!」というのを押さえておいてくださいね。その方が楽しめます!!
いろいろなシーンに合わせて厳選した「〇〇のレク5選」も一緒にお読みいただけたら幸いです。
遊び方
人数:何人でもOK
場所:教室、バスなど どこでもOK
時間:5分~15分
準備:特になし
このクイズの概要をもう一度確認しておきます。ある法則を見つけ、何の数字を出しているのか当てるクイズ。です。ではさっそく、問題の例に行ってみましょう!!
T 「基本形というクイズを出します。秘密に気が付いても、友達にはナイショにしてね」 T 「まず、これが基本形です。」 (指で1を出します) T 「これは1です。」 (指で3を出します) T 「これは3です。」 (指で2を出します) T 「じゃあこれは何でしょう?」(指で4を出す) C 「4?」 T 「正解は、2でした」 C 「どうしてどうして?」 T 「なんでだろうね、ある秘密がありますよ。」 T 「じゃあもう一問、これが基本形です。」 (指で3を出します) T 「これは3です。」 (指で1を出します) T 「これは1です。」 (指で5を出します) T 「じゃあこれは何でしょう?」(指で4を出す) C 「4?」 C 「2?」 T 「正解は、5でした」 C 「???」 以上を何回か繰り返します。
答えとポイント
どうでしょう、上の例を読んで、答えの法則が分かりましたか?
正解 「一つ前に指で示していた数字」が答えになる。 でした。
法則さえ分かってしまえば、「なーんだ」と思うのですが、これが気づかない人はまったく気づかない。法則に気づいた子が毎回正解するのを「え?」「なんで?」と大騒ぎになりますよ(笑)
このクイズを楽しむポイントも、「初めのうちはヒントなし」、「すぐに秘密を言わない」ことです。違いに気づかせないように、さりげなく言いましょう。そして分からない子たちには少しずつヒントを出していきましょう。
ヒント例
①「基本形」からの流れが大事と言う
②メモを取ると分かりやすいと言う
③「基本形」の次をすぐ問題にする
こんなところでしょうか。徐々にヒントを出すことで、秘密に気づく喜びを味わわせてあげましょう。これでも分からなかったら?その時はタネ明かしをしてもよしですし、「じゃああとは、友達に出してもらってね」と言って最後まで答えを言わないのもありです。
いかがでしたか?頭の体操になるクイズ「基本形」を紹介しました。手の動きや声の調子を変えながら、さりげなく行うことで、ミスリードを誘うことができますよ。子供たちが「なんでー!?」と悩んでいるところを見る出題者が、一番楽しいかもしれません(笑)ぜひ、出してみてください。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
最後にお知らせをさせてください。レクリエーションに関する書籍・電子書籍を出版しています。