概要:全員の人差し指にフラフープをのせ、誰の指からも離れないようにしながら床まで降ろすゲームです
どこの学校の体育館にも必ずある「フラフープ」。みなさんは回せますか?体育の体つくり運動では、よくフラフープを使って様々な運動をしますよね。レクリエーションの世界においても、フラフープは超優秀なんです!!これ1本でたくさんの遊び方があるんですよ。
こんにちは、小学校教員のサンソンです。さて今回は、フラフープを使って指一本で楽しめ、さらに集中力や仲間との協力が必要なレク、「ヘリウムリング」を紹介します!協力型ゲームですから、クラスの信頼関係を高めるという目的でもオススメです。
ほかにも「協力」するタイプのレクはこちらに集めてあります。よければ合わせてご覧ください。
遊び方
対象:小学校中学年~
人数:1グループ7~10人
場所:教室、体育館
時間:15分~25分
準備:フラフープをグループに1個
①10人ぐらいまでのグループに1本のフラフープを用意します。全員で輪になります。
②全員、腰の高さに人差し指を出します(手の平が下になるように)その上にフラフープを乗せます
③誰の指からもフープが離れないようにしながら、床に下ろせれば成功です!ただし一人でも指から離れたら自己申告してアウト!初めからやり直しです。
●上級編●
②と③のあいだに、「一度腰の高さから、目の高さまでフラフープを上げる」というのを加えます。これを入れることによって、より集中と協力が必要になります!
ポイント
①読んでいると簡単そうに思えますよね?でもやってみるとあら不思議。フラフープがどんどん上がっていってしまうんです。息が合っていないとフラフープがななめに傾き、でも指は離せないので上がっていくんです。本当にヘリウムが入っているみたいに。ぜひその目で確かめてみてください。
②グループみんなで息を合わせて、水平を保ったまま降ろしていくことがコツです。フープは大きい(重い)ほうが、人数は少ない方が簡単になります。ジョイント式などの軽いものは高難度です。
③冗談半分で「昨夜のうちにフラフープの中にヘリウムガスをいれておきました。だから油断するとどんどん浮いていってしまいますよ」と話してから始めたら、信じてしまう子が続出しました(笑)
④目的は「協力することを楽しむ」こと。これを事前に確認しておき、振り返りの視点にしましょう。「ドンマイ」「大丈夫」などの声かけができていたか、友達を責めてしまっていないか。どんな作戦、話し合いがあったのか。やっていてどんなことを考えていたのかなど。
いかがでしたか?準備も簡単、指一本でできるのにみんなの集中や協力が試される「ヘリウムリング」を紹介しました。協力型で達成感を味わえるこのレク。学級開きはもちろん、1年間の締めとしてもおすすめです。
では、最後にお知らせをさせてください。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。