概要:「キャッチ」の合図で隣の子の指を握って、自分の指は握られないように素早く引くゲームです
キャーーキャーーキャーー・・・キャッチ!!!
こんにちは、小学校教員のサンソンです。楽しい毎日を過ごしていますか?
今回はどこでも手軽に楽しめて盛り上がるレク「キャッチ」を紹介します。
教室はもちろん、バスでもキャンプファイヤーなどの暗い所でも行うことができます。「キャッチ」と言うだけでも楽しめますが、後述するレベル2やレベル3のようにストーリーを組み合わせることで、面白さ倍増!次のレクにスムーズにつなげることもできますよ。教員のみなさんに、ぜひレパートリーの一つとしてもっておいてほしいレクです。
遊び方 レベル1
対象:小学校低学年~(未就学児でもOK)
人数:何人でもOK
場所:どこでもOK(キャンプファイヤーでは特におすすめ)
時間:5分~10分
準備:特になし(レベル2以降をやるとき、慣れないうちや子供がやる時は台本があるとよい)
レベル1
①全員で輪になります。左手をお皿の形にし(手の平が上向き)、右手は人差し指1本を下向きにして、右隣の人の左手の上へ立てます。(よく、左手をつぼの形にしているのを見ますが、力が入りすぎて脱臼の危険性があるため、僕がやるときはお皿にします)
②教師やレク係の「キャー、キャー、キャー、、、キャッチ!」の掛け声で、右手は上に逃げ、左手は握って相手を捕まえようとします。指を握られてしまった人は負けです。
③一回一回の勝ち負けにはこだわらず、繰り返し遊びましょう!途中で「キャット、キャベツ、キャロット、キャンディ、キャーーー!(悲鳴)」などのフェイントをいれると面白いです。(もちろん引っかかったら負けです)
【参考の動画】左手がつぼの形になっていますが、ルールは同じです。
遊び方 レベル2
レベル2
あるストーリーを話し、その話の中に「キャッチ」という言葉が出てきたら、素早く反応します。「キャッチ」という言葉の部分は、大げさに言いましょう!
【お話の例】 先週の放課後、〇〇先生と僕で「キャッチボール」をしたんだ。でもね、僕はあんまり上手じゃないからさ、なかなかうまく「キャッチ」できなかったのね。 〇〇先生はとっても上手だから、僕が変な所に投げちゃってもいつも「ナイスキャッチ」してくれるの。すごいよねえ。 最後なんてね、僕が大暴投しちゃってさ。それでも〇〇先生、追いかけて、追いかけて、追いかけて~(走るジェスチャー)ナーーーーイス「キャベツ!」 え?キャベツだよキャベツ。危なく落とすところだった~。そう、僕たちは、キャベツで「キャッチボール」をしてたんだ。おしまい。
遊び方 レベル3
レベル3
レベル2と同じようにあるストーリーを話しますが、反応する言葉を変えます。「キャッチ」ではなく、「に」という言葉が出たら反応するように話します。
「に」の部分は大げさに言いましょう!また、太字になっているところも大げさに言うと、ひっかけになります。キャンプファイヤーなどでは、ストーリーに合わせたお話をすると、世界観が演出できてGoodです。
【例1】 遠い昔、はるか彼方の銀河系「に」 〇〇(小人、ロボット、宇宙人など)たちの暮らす星がありました。 彼らは平和「に」暮らしていましたが、ある日突然、隕石が降ってきました。 もうその星「に」住めなくなった彼らは、円盤「に」乗って脱出。新たなすみかを探す旅「に」出ました。 そしてそれから数千年。つい「に」彼らは見つけました。青く輝く、地球という惑星を。つづく。 →次のレク「円盤体操」につなげる
【例2】 昔々、あるところ「に」おじいさんとおばあさんがいました。 おじいさんは山「に」しばかり「に」、おばあさんは川へ洗濯「に」行きました。 おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな大きな「にんにく」が流れてきました。 おばあさんはそれを「ナイスキャッチ!」もうキャッチでは反応しないんですよー。 聖なる炎「に」かざすと、なんと、中からひよこが生まれました。ぴよぴよちゃんと名づけられたひよこは、悪いオ「ニ」を退治したいと言い出しました。つづく。 →次のレク「ぴよぴよちゃん」へつなげる
いかがでしたか?簡単で道具もいらず、とっても楽しいレク「キャッチ」を紹介しました。遊びながら自然と手を握るので、一体感も味わえますよ。学級開きはもちろん、キャンプファイヤーのレクとしてもおすすめです。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。