昔からSFやドラえもんが好きだったからか、「ワープ」という言葉を聞くと、なんだかワクワクします。みなさんはどうですか?
こんにちは、小学校教員のサンソンです。楽しい毎日を過ごしていますか?
実はボール1個で楽しめてワープ気分が味わえるゲームがあるんですよ。その名も「ワープスピード」。なんだか聞くだけでわくわくしてきませんか?
簡単ルールで楽しいのに集中力や仲間との協力、さらには発想力が必要なレクなんです!協力型ですから、クラスの信頼関係を高めるという目的でもオススメです。
●遊び方●
グループで決まった順番でボールをパスし合い、なるべく短い時間でボールを一周させるゲームです。
対象:小学校中学年~
人数:1グループ7~10人
場所:教室
時間:20分~25分
準備:柔らかいボールやぬいぐるみをグループに1個
①グループで輪になって1人がボール(ぬいぐるみ等でもOK)を持ちます。
②同じ人に2回渡さないようにパスを回していきます。(誰に渡したか覚えておきましょう)
③1周したら最初の人に返します。その後、順番の確認します
(その時、タイムを測っておきましょう)
④回す順番を変えずに、どれだけタイムを早くできるかチャレンジします!
◆ポイント◆
※チャレンジするたびにタイムを計り、グループごとに黒板などに書いておきましょう。タイムがどんどん短くなるのを可視化します。他のグループへの刺激にもなりますね
※最初は10秒くらいかかっていたのが、パス回しが早くなると3秒ほどになるでしょう。でも、実はそこからが勝負です。子供に何を聞かれても「回す順番は変えない」「落とさない」とだけ伝えましょう。
※「並び方を変えてもいいんじゃない?」「もしかして投げなくてもいいんじゃない?」そこに気づけると、色々なアイデアが出てきます。チームで話し合い、色々なアイデアでトライ&エラーを繰り返すと、最終的に1秒を切ってくるチームも出てくるんです!まさに「ワープ」。(ただし、最初の人が持ったままで次々とみんなで触るというのはナシかなあ。パスしてないですから。そこは臨機応変に認めてもいいかもしれません。)
※はじめの記録と比較して、「こんなに早くなると思った?」「どうしてこんなに記録が伸びたの?」と振り返りをしてみましょう。
※僕が子供達とやった時に出たアイデアとしては、「手のひらをつなげて、転がす作戦」「両手でお皿を作ったものを上下につなげ、落としていく作戦」「人差し指だけをつなげて転がす作戦」などが出ました。みなさんのクラスではどんなアイデアが出てくるでしょうか?
※ボールはこのあたりの、柔らかいスポンジボールがおすすめです。
いかがでしたか?準備が簡単なのに楽しい。そしてみんなの集中や協力、発想力が試される「ワープスピード」を紹介しました。協力型で達成感を味わえるこのレク。学級開きはもちろん、1年間の締めとしてもおすすめです。
協力型のいいところは、達成感を味わえて、信頼関係が高まるところですよね。僕もたくさん紹介していきたいと思います。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。