概要:ある文章から文字を抜き出して、食べ物の名前を見つけていきます。
スポーツや音楽、そして勉強でも、日々の練習の積み重ねが自信になっていきます。コミュニケーションも同様です。クラスで起こった問題を自分たちで解決しようとする時など、いざという時はそれまでに重ねてきたコミュニケーションの量がものをいいます。「クラスの誰とでも話したことがある。」「自分の考えや想いを伝えることには慣れている。」そういった経験を、日頃から重ねておくことが大切です。
このゲーム「野性の証明」では、1人では絶対に思いつかなかったような発見を、友達の発言をきっかけに見つけられる楽しさがあります。話し合って合意形成することも経験でき、コミュニケーションを取ることに慣れていくことができます。

こんにちは。小学校教員のサンソンです。このブログでは、小中学校の教員/大学生/保育士/レク係の子供たち/等に向けて、学級で楽しく遊べるレクリエーションを紹介をしています。
ルール
人数:1グループ4名程度
場所:教室
時間:5分~10分
準備:なし
①黒板に文を書きます。その文から自由に字を抜き出して、食べ物の名前を作ってください。例えば「どんな」と「しょうめい」から1文字ずつ取って「ナシ」のような感じです。
②「゛」や「゜」は自由につけていいですし、同じ字を2回使うのもOK。小さい字にしてもいいです。思いついたらどんどん紙に書きましょう。3分以内にいくつ見つけられるでしょうか?
③3分で何種類出たか数えます。その数が得点になります。
実際のあそび方

板書
「このゲームはやせいのしょうめいといいます。どんなたべものをみつけられるかな」
今から野性の証明というゲームをします。みなさんはおなかがペコペコな人たちです。この文から文字を抜き出して、食べ物を作ってください。
例えば…どんなの「ナ」としょうめいの「シ」でナシのような感じです。
「゛」や「゜」は自由につけていいですし、同じ字を2回使うのもOK。小さい字にしてもいいです。3分でたくさん見つけられたチームの優勝ですよ。

えっと、うし!牛はいいよね

みかん発見!あと、「゛」つけていいからバナナもある!

え、じゃあバッタもOK?セミもあるよ。昆虫食って流行ってるんでしょ?

今なんかすごい単語が聞こえたけど(笑) 3分たちましたー。ここまで!!
一番多かったのはどこかな?数を数えてください!!
ポイント
バリエーションアイデア
・ラッキーワード…
事前に書いて隠しておいた「先生が今日食べたいもの」を書けていたら+5ポイント。
・NGワード…
同様に、設定しておいた食べ物がマイナスポイントになる。
・ボーナスチャンス…
書いた中で、他のチームは思いつかなかっただろうと思うものを3つ選びます。発表したものがオンリーワンだったら1つにつき5ポイント獲得です。選ぶ時はチームで話し合って決めましょう。最終的に合計点が多いチームの勝ちです。
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ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。