概要:長期休み(夏休みなど)の思い出をつかって、子供たちと交流します
長期休み中明け、子供たち全員と話したい。そう考える教員のみなさんにぴったりの活動です。ぜひ初日に少しだけ時間を取って、思い出ぽろぽろをしてみてください。

こんにちは。小学校教員のサンソンです。このブログでは、小中学校の教員/大学生/保育士/レク係の子供たち/等に向けて、学級で楽しく遊べるレクリエーションを紹介をしています。
活動のしかた
人数:何人でもOK
場所:教室
時間:15分~30分
準備:A4サイズの紙を八等分したもの(人数×5枚)
①一人当たり5枚の紙を配ります。
1枚につきひとつ、簡単に夏休みの思い出と氏名を書いてもらいます。
特別なことじゃなくてOKです。昼寝をしたとか、スイカを食べたとか。特別すぎる思い出だと、先生と同じになりにくいと伝えておきましょう。
②担任が体験した思い出を10~20個出します。(子供の時でも、現在でもOK。)
同じ内容を書いていたら、マルをしておきます。マルの数を聞いてもよいでしょう。
③マルがついた紙から1枚選んで、担任に提出します。
その際、一人ひとりに簡単に声をかけます。「かき氷食べたんだ、美味しかった?」など。
5枚全てにマルがつかなかった場合は、好きな1枚を選んで提出します。
実際のあそび方

夏休みは充実していましたか?今日は「思い出ぽろぽろ」という活動をしましょう。紙を5枚配るので1枚に1つ、夏の思い出と名前を書いてください。あとで、先生の思い出を言いますからいくつの思い出が同じになるか試してみましょう。かき氷を食べた、とか普通のことでいいですよ。あんまり特別な思い出を書いてしまうと、同じになりにくいので注意してね。

うーん、「スイカを食べた」とか「プールに行った」にしようかな。あとは…

僕は「カブトムシを捕まえた」ことと、「おじいちゃんの家に行ったこと」と…

私はハワイに行ってきたけど、先生は行ってないだろうから別のことを書こう。そうだ!「海に行った」ならいいかな。

じゃあ先生の思い出を言っていきますね。子供の頃と、今年の思い出と両方から選びます。最初は、「スイカを食べました!!」同じ思い出がある人はマルをしておきましょう。

やった、あった!!

たくさんいそうですね!では次、「本屋さんに行きました。」

先生、本好きだもんなあ。でもそれって夏の思い出なのー?

本屋さん巡りしたんです。幸せでした。じゃあ次!「学校のプールに行きました」

いえーい!私もプール行ったよ!!
ポイント
・全ての子供たちと一言でも話すというのは、新学期初日に大切にしたいことだと思います。この活動なら、無理なく全員と話せます。
・家庭の事情で楽しい思い出があまり無いお子さんもいるかもしれません。担任が出す思い出には配慮をお願いします。
・思い出の例
祖父母の家に行った、海に行った、バーベキューをした、親に叱られた、宿題以外の勉強もした、映画を見た、かき氷を食べた、コンビニに行った、図書館に行った、遅寝遅起きした、テレビゲームをした、など
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。