概要:ある法則を見つけ「高いチョコレート」なのか「普通のチョコレート」なのかを当てるクイズです。
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士の方々に向けて、レクリエーションの発信をしています。
さて、謎解きミステリークイズの紹介も19問目になりました。どれもいわゆる「頭の体操」というもので、正答するには“ある秘密”に気が付く必要がありましたね。秘密に気づいた瞬間のアハ体験、嬉しいものです。
今日は「チョコレート」というクイズを紹介します。このクイズでの法則はどんなものでしょうか?
もう毎回のことですが、「秘密に気づいた子は、絶対に友達には教えないこと!」というのを押さえておいてくださいね。その方が楽しめます!!
いろいろなシーンに合わせて厳選した「〇〇のレク5選」も一緒にお読みいただけたら幸いです。
遊び方
人数:何人でもOK
場所:教室、バスなど どこでもOK
時間:5分~15分
準備:特になし
このクイズの概要をもう一度確認しておきます。
ある法則を見つけ、高いチョコレートなのか普通のチョコレートなのかを当てるクイズ。
です。ではさっそく、問題の例に行ってみましょう!!
T 「これから、チョコレートクイズをはじめます。正解するにはある秘密があるんだけど、気が付いても、友達にはナイショにしてね」 T 顔の横で左手をパーにして出します。右手の人差し指で左手の平をくすぐりながら 「チョコチョコチョコチョコ、チョコレート。これは高いチョコレートね。」 と言います。 T 「じゃあ次ね」と言いながら、胸の高さで手を出します。くすぐりながら、 「チョコチョコチョコチョコ、チョコレート。これは普通のチョコレートです。」 と言います。 T 「じゃあここからが問題です。(手を顔の高さに上げて)チョコチョコチョコチョコ、チョコレート。これは高いチョコレートでしょうか?普通のチョコレートでしょうか?」 C (何が違うんだろう?) C 「高いチョコレート!」 C 「普通のチョコ!!」 T 「正解は…高いチョコレートでした!」 C 「なんでー?」 T 「じゃあもう一問ね。いい?」(左手は胸の高さで) 「チョコチョコチョコチョコ、チョコレート。これは?」 C (くすぐり方が違うのかな?) C (チョコの言い方かな?) C (語尾が違うのかな?) T 「今のは、普通のチョコレートでした。」 C 「あ~分かったかも~!!」 T 「法則があるからね。よーく探してね。」 以上を何度か繰り返します。
答えとポイント
とても単純な答えです。問題を出している手の「高さ」に注目。
答え 顔の高さで出している = 高いチョコレート 胸の高さで出している = 普通のチョコレート ということで、指の動きや声の調子などは関係なく、動作をしている手の高さが高いかどうかで答えが決まります。
法則さえ分かってしまえば、「なーんだ」と思うのですが、これが気づかない人はまったく気づかない。法則に気づいた子が毎回正解するのを「え?」「なんで?」と大騒ぎになりますよ(笑)
このクイズを楽しむポイントも、「初めのうちはヒントなし」、「すぐに秘密を言わない」、「関係ない動きを混ぜる」です。指の動きを変えたり問題を出すときの言い方を変えたりと、惑わせてしまいましょう。
そして分からない子たちのために、少しずつヒントを出していきましょう。
ヒント例
①「よーーーーーーーく見ること!」
②「とっても高いチョコレート」はできるけど、「安いチョコレート」はできないんだよね。
③手を頭よりも上に出して、「これが、とっても高いチョコレートね」
こんなところでしょうか。徐々にヒントを出すことで、秘密に気づく喜びを味わわせてあげましょう。これでも分からなかったら?その時はタネ明かしをしてもよしですし、「じゃああとは、友達に出してもらってね」と言って最後まで答えを言わないのもありです。
いかがでしたか?頭の体操になるクイズ「チョコレート」を紹介しました。手の動きや声の調子を変えながら、さりげなく行うことで、ミスリードを誘うことができますよ。子供たちが「なんでー!?」と悩んでいるところを見る出題者が、一番楽しいかもしれません(笑)ぜひ、出してみてください。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
最後にお知らせをさせてください。レクリエーションに関する書籍・電子書籍を出版しています。