概要:犯人役がウインクをすることで、ほかの人を葬っていきます。ほかの人たちは誰が犯人か分かるでしょうか。人狼ゲームのような心理戦も楽しめます!
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士や幼稚園教諭、小中学生のレク係等のみなさんに向けて、レクリエーションの発信をしています。いつも見てくださり、ありがとうございます。
今回は僕のクラスでも屈指の人気を誇り、お楽しみ会にもぴったりのゲーム「ウインクキラー」を紹介します!
このほかにも、いろいろなレクをシーン別に厳選している「レク5選」の記事も書いています。合わせてお読みいただけたら幸いです。
遊び方
人数:6人~30人ぐらい
場所:教室など
時間:5分~15分
準備:トランプ1組
①適当な方法で、みんなに分からないように犯人(キラー)を決めます。(トランプを一人一枚配り、ジョーカーを引いた人にするなど。)それ以外の人は市民になります。
②スタートと同時に全員、教室内を歩きだします。犯人は目が合った人にウインクをします。
③ウインクされた人は、5秒後に「ギャー!」とか「やられたあ!」と言って倒れます。(すぐに倒れてしまわないことがポイントです。犯人がすぐに分かってしまうので。)脱落した人はゲームから外れて見守ります。(基本的にはしゃべらずに見ているだけ)
④犯人は〇〇人倒せたら勝ち(人数によって調整してください。全体の半数程度がおすすめです。)
市民たちは、その前に誰が犯人か当てなければなりません。
犯人が分かった時点で「告訴(こくそ)」と言って手を挙げ、誰かが証人として手を挙げてくれるのを待ちます。(証人が現れなかった場合は、告訴はできません)無事に2人そろったら、「せーの」で犯人だと思う人を指さします。
⑤見事、二人とも犯人を指さしていたら市民全員の勝ち。告訴した二人の意見が違っていたり、犯人を当てられなかった時は2人とも脱落してゲームを続行します。
犯人が勝つか、犯人をやっつけるかハラハラドキドキで笑いが絶えないゲームです。
アレンジルール「刑事バージョン」
①全員で内向きの輪になって椅子に座ります。
適当な方法で、全員の中から刑事役を決めます。(みんなが誰が刑事か分かっています)次に、刑事役に廊下などに出てもらい、犯人を一人決めます。(刑事以外の人は、誰が犯人か分かっています。)
②刑事役が教室に入ってきたらゲームスタート。全員座ったまま、周りをきょろきょろと見まわします。犯人は座ったまま、目が合った人にウインクをします。ウインクをされた人は5秒後に「やられたー!」と言って、顔を伏せます。(5秒後というのが重要です。すぐにやられると刑事にバレてしまいます)
③刑事役の人は輪の外を歩きながら犯人を探します。犯人が分かったら「〇〇さん」と指摘します。当たれば刑事の勝ち。3回間違える、または〇〇人倒されてしまったら(半数~1/3程度。人数によって調整してください)刑事の負けです。
※犯人について
「刑事以外のみんなが犯人を知っている」以外にも、「トランプなどで決めて誰も知らない」やり方があります。どちらも違った面白さがありますので、試してみてください!
実際の流れ
これからウインクキラー始めます。全員の中から犯人役を決めます。トランプを配りますから、ほかの人に見られないようにこっそり見てください。ジョーカーの人が犯人です。
ジョーカー!!私が犯人だ!!
犯人はどんどんウインクしてくださいね。制限時間は3分。ではスタート!!
よーし。パチっ!
うわー。ウインクされた!!マリーさんが犯人だったのかあ。
1,2,3,4,5…
ギャーーーーー!!(バタッ)
ジャンさんがやられたあ!!誰がウインクしたか見てないの?!
ボク分かった!!
告訴します!!!だれか証人になって!
よし!僕も分かったかも!証人になります。
じゃあいくよ。せーーーの!!
マリーさん!
マリーさん!
えー、一発でバレちゃった。はい、私が犯人です。くやしいー!
ね、もう一回!もう一回やろう!!
ポイント
①犯人になった人はどんどんウインクしましょう!誰も倒されないまま時間が過ぎていくと、白けてしまいます。それを防ぐために制限時間を設けるのもおすすめです。
②ウインクされた人は大げさに叫んで倒れましょう。ここがウインクキラーゲームの楽しいところでもあります。
③ウインクキラーあるあるですが「ウインクしたのに気づかれない」ことが多々あります。犯人は、はっきりと分かりやすく大げさにウインクしましょう。
④「市民」がただ瞬きしただけなのに「キラー」だと思って勝手にやられていくパターンもあります。
⑤ウインク「キラー」という名ではありますが、「殺す」「死んだ」という単語は不適切だと思うので、僕は使わないようにしています。「倒した」「やられた」ぐらいでいかがでしょうか。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
最後にお知らせをさせてください。レクリエーションに関する書籍・電子書籍を出版しています。