概要:ある法則を見つけ、「うずら」「にわとり」「だちょう」の中から、正解はどれかを当てるクイズです。
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士の方々に向けて、レクリエーションの発信をしています。
昨日、一昨日と謎解きミステリークイズ「ブラックアート」、「レインボーアート」を紹介しました。どちらもいわゆる「頭の体操」というもので、正答するには“ある秘密”に気が付く必要がありました。そろそろこういう問題を解くのにも慣れてきたでしょうか?では今回は、第三弾です。
今日は「これ何のたまご?」というクイズを紹介します。頭を柔らかくして、考えてくださいね。ご家庭でお子さんに出してみても面白いと思います。
秘密に気づいた子は、絶対に友達には教えないこと!というのを押さえておいてくださいね。その方が楽しめます!!
このように頭を柔らかく使う言葉遊びは、こちらにまとまっています。合わせてお読みいただけたら幸いです。
遊び方
人数:何人でもOK
場所:教室、バスなど どこでもOK
時間:5分~15分
準備:特になし
このクイズの概要をもう一度確認しておきます。
「ある法則を見つけ、「うずら」「にわとり」「だちょう」の中から、正解はどれかを当てるクイズ」。
です。ではさっそく、問題の例に行ってみましょう!!
T 「これ何のたまごクイズを始めます!!秘密に気が付いても、友達にはナイショにしてね」 T 指でOKマークを作り「これはうずらのたまごね」 T 丸を少し大きくして「これはにわとりのたまご」 T 両手で大きめの丸をつくって「これはダチョウのたまご」と計3種類のたまごを見せます。 T 手でうずらの形を示しながら、「じゃあこれはなーんだ?」と聞きます。 C 「うずらー!」 T 「残念、今のはダチョウでした。」 C 「えー?」「なんでー?」 T 「ある秘密があるからね。謎が解けたら答えも分かりますよ。じゃあもう一回。」 T 「これうずら」、「これにわとり」、「これだちょう」 T ダチョウの卵を示しながら「じゃあこれはなに?」 C 「だちょうでしょ?」 C (分かんないけど適当に)「にわとり!!」 T 「お!にわとり正解!!どうしてだか分かったかなー?わかってたら次も当たるはずだよー」 C (順番に言っているのかな) C (ひとつ前の手の形が答えなのかな?) C (声の大きさとかは関係ないのかな?) C (表情にも注目してみよう!) というような感じで、何度も繰り返します。
答えとポイント
手の形は関係なく、ポイントは「質問の語尾」なんです。
答え なーんだ? → 「だ」で終わっている → だちょう なーに? → 「に」で終わっている → にわとり なんでしょう?→「う」で終わっている → うずら ということで、 質問の語尾が、頭文字になっているたまごの名前が答え になります。
法則さえ分かってしまえば、「なーんだ」と思うのですが、これが気づかない人はまったく気づかない。法則に気づいた子が毎回正解するのを「え?」「なんで?」と大騒ぎになりますよ(笑)
このクイズを楽しむポイントも、「初めのうちはヒントなし」、「すぐに秘密を言わない」。これにつきます。分からない子たちには少しずつヒントを出していきましょう。
ヒント例
①「よーーーーーーく聞いてね」と言う
②語尾を強調する。「これなんでしょう?」
③秘密に気づいた子に対して、「テレパシーが使えるようになったから、手の形がなくても分かるよね?次はなーんだ?」
④たまごの種類を増やす。
・ペンギンのタマゴ(なんだっぺ?と聞く)
・恐竜のタマゴ(なんだっきょ?と聞く)
こんなところでしょうか。徐々にヒントを出すことで、秘密に気づく喜びを味わわせてあげましょう。これでも分からなかったら?その時はタネ明かしをしてもよしですし、「じゃああとは、友達に出してもらってね」と言って最後まで答えを言わないのもありです。
ちなみに難易度を上げたかったら、以下のような工夫をしてミスリードを誘ってみてください。
ミスリードを誘う例
①わざとジェスチャーを大きくしたり小さくしたりする。
②うずら→にわとり→だちょう→うずら→にわとり→と順番に出しておいて、突然変える。
③問題前の3つの例を出すときに、「ここが大事だよオーラ」を出す。「いい、よく見てよ?これがうずら。これがにわとり。これがだちょうだよ。じゃあこれはなに?」
いかがでしたか?頭の体操になるクイズ「これ何のたまご?」を紹介しました。難易度の調整をすれば、この1問で15分ぐらい楽しむこともできます。バスレクなどでもおすすめですよ。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。