学習指導要領にも載っている運動あそび「天大中小(てんだいしょうしょう)」を紹介します。地面に描いた4つのマスをコートに見立て、ボールを打ち合ってラリーを続ける遊びで、ミスをすると即座に降格してしまう緊張感がクセになります。
昇格・降格があるので、負けても腐らずすぐに挽回のチャンスがあり、勝っても油断できません。校庭や公園でボールひとつあればすぐに始められるので、体育の導入や休み時間にもぴったりです。

こんにちは。小学校教員のサンソンです。このブログでは、小中学校の教員/大学生/保育士/レク係の子供たち/等に向けて、学級で楽しく遊べるレクリエーションを紹介をしています。
このレクのおすすめポイント
- ボールだけあればすぐに始められる
- テニスのようなラリー感覚を、道具なしで体験できる
- ミスをしても2つ降格するだけなので、すぐに挽回のチャンスがある
- 4人で完結する遊びなので、外野からもすぐに入れ替われる
- コースを狙う駆け引きが生まれ、何度やっても飽きない
このレクがおすすめな場面
- 体育の準備運動・導入
- 休み時間
- お楽しみ会
- 校庭で少し体を動かしたいとき
ルール
人数:4人+順番待ち
場所:校庭
時間:5分~10分
準備:柔らかめのボール
①地面に「田」の字のコートを描く。1マスの一辺は2mほど。4つのマスに、それぞれ「天」「大」「中」「小」と名前をつける。
②4人がそれぞれのマスに立つ。ボールを相手の陣地でバウンドするように打ち合い、ラリーを続ける(テニスのようなイメージ)。返球はダイレクトでもワンバウンドでもOK。
③ミスをした人は2つ降格する。天の人がミスをしたら中へ、大の人がミスをしたら小へ降格。中・小の人がミスをしたら、外で待っている人と交代する。
④空いたマスには、下位だったランクの人たちが1つずつ昇格する。
実際のあそび方

今日は『天大中小』をします!一番上の『天』を目指して頑張りましょう。

よし、いくよー!

こっちきた!大のマスを狙うぞ!

あ、取れなかった!!

大の人がミスしたので、小へ2つ降格です!中と小の人は1つずつ上がってください。

じゃあ次いくよー。

わあ、いきなり取れなかった。

中の人が失敗したので、外に出てください。待っている人が1人入れます。
失敗しないコツ
コツ① 最初は柔らかいボールを使う
ドッジボールよりもソフトバレーボールやゴムボールなど、軽くて弾みやすいボールがおすすめです。
コツ② コートを広げすぎない
1マスを約2m四方にすると、ラリーが続きやすくなります。
コツ③ テンポよく入れ替える
昇格・降格が決まったらすぐに移動すると、待ち時間が少なくなり、みんながたくさんプレーできます。
アレンジ例
アレンジ① 天を3回守ったら優勝
「天」のマスを3回連続で守れたら一度抜けて、新しい人を入れます。より競争感が高まります。
アレンジ② 都落ち
「天」のマスで失敗したら、すぐに外の人と入れ替わります。優勝するか都落ちかのドキドキ感が楽しめます。
アレンジ③ チーム戦にする
2人組で同じマスを守り、交代で打つルールにすると、協力しながら楽しめます。
最後に
「天大中小」は、シンプルなコートとボール1つでできるのに、順位が変わるたびに大盛り上がりになるレクです。
「次は昇格したい!」「天を守りたい!」という気持ちが自然と生まれ、集中力やチャレンジする意欲も高まります。休み時間や体育の導入に、ぜひクラスで楽しんでみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
