概要:ジャンケンに勝ち続けることで進化を繰り返し、人間を目指します。
今回は、体育の表現あそびの導入にもぴったりで、気軽にできて、心をほぐすことができるレク「進化ジャンケン」をご紹介します。簡単ルールで楽しく遊びながら、どんどん仲良くなっていきましょう!
こんにちは。小学校教員のサンソンです。このブログでは、小中学校の教員/大学生/保育士/レク係の子供たち/等に向けて、学級で楽しく遊べるレクリエーションを紹介をしています。
ルール
人数:何人でもOK
場所:体育館など
時間:5分~15分
準備:特になし
①全員ヒヨコからスタートします。「ぴよぴよ」と言いながらしゃがみ歩きし、ほかのヒヨコとジャンケンをします。勝てた人はカニに進化できます。横歩きで「カニカニ」と言いましょう。負けた人はヒヨコのままです。
②カニはカニ同士、ヒヨコはヒヨコ同士など、同じ種族同士でジャンケンをします。勝つと一つ先の種族に進化(後述)します。ただし、一度でも負けたら最初から(ヒヨコから)やり直しです。
③進化の順番
(1)ヒヨコ (「ぴよぴよ」よ言いながらしゃがみ歩き)
(2)カニ (「カニカニ」と言いながら手をチョキにし、カニ歩き)
(3)カモメ (「バッサバッサ!」と言いながら両手で羽ばたく)
(4)ゴリラ (「ウッホウッホ」と言いながら、胸をたたく)
(5)人間 (あがりです)
④ゴリラで勝てたら人間になってあがりです!(4連勝しなくてはいけません)
バリエーション①
最初に上がった数名を“神様”とします。神様は誰とでもジャンケンでき、負けても退化しません。最強です。神様とジャンケンした人は、他と同様に進化&退化します。
バリエーション② 進化していく過程を変えてみましょう
・タマゴ→ヒヨコ→ニワトリ→あがり
・赤ちゃん(ハイハイ)→子ども(ひざ歩き)→大人(立ち歩き)→お年寄り(腰を曲げて歩く)→あがり
・「種(よちよち歩きでターネターネ)」→「芽(頭の上に芽をつくりしゃがみ歩き、メーメー」→「葉っぱ(頭の上で葉っぱを表現してハーッパハーッパ」→「花(両手でお花をつくり、立って歩く。ハーナハーナ」→あがり
ポイント
・最後は時間を決めておいて、先生が終わりの合図を出してもいいですし、「〇人ゴールしたら終わり」でもOKです。放っておくと全ての種族が一人ずつになって、ジャンケンができなくなって終わりになります。
・あがった子から順番に輪になるように並んでいくと、自然と一つの輪を作ることができます。そのまま、輪でやるゲームに移行するとスムーズです。
・進化するものを子どもたちと考えてみてください!
進化するものを子どもたちと話し合って好きなものにすると、思わぬ案が出てより盛り上がります。
・不安や緊張をほぐすためのジャンケンを使ったあそびはバリエーションが多く、気軽に短い時間で遊べるためおススメです。ジャンケンを使ったレクはこちらでも紹介しています。参考にしてみてください。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。