今日は「はだしのウサギ」というクイズを紹介します。このクイズでの法則はどんなものでしょうか?
概要:ある法則を見つけ「普通のウサギ」なのか「はだしのウサギ」なのかを当てるクイズです。
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士の方々に向けて、レクリエーションの発信をしています。
さて、謎解きミステリークイズの紹介も18問目になりました。どれもいわゆる「頭の体操」というもので、正答するには“ある秘密”に気が付く必要がありましたね。秘密に気づいた瞬間のアハ体験、嬉しいものです。
もう毎回のことですが、「秘密に気づいた子は、絶対に友達には教えないこと!」というのを押さえておいてくださいね。その方が楽しめます!!
- バスレクとして
- スキマ時間のお楽しみとして
- 他クラスの補助に入った時のつかみとして
いろいろなシーンに合わせて厳選した「〇〇のレク5選」も一緒にお読みいただけたら幸いです。
遊び方
人数:何人でもOK
場所:教室、バスなど どこでもOK
時間:5分~15分
準備:特になし
このクイズの概要をもう一度確認しておきます。
ある法則を見つけ、普通のウサギなのかはだしのウサギなのかを当てるクイズ。
です。ではさっそく、問題の例に行ってみましょう!!
T 「はだしのウサギクイズをはじめます。秘密に気が付いても、友達にはナイショにしてね」 T 右手の人差し指と中指の2本を出し、左手の手のひらの上を跳ねさせながら 「ぴょんぴょんぴょん。これは普通のウサギね」 と言います。 T 次に上の歯を見せながら同じことをします。そして、 「ぴょんぴょんぴょん。これは、はだしのウサギです」 と言います。 T 「じゃあぴょんぴょんぴょん。これは普通のウサギ?それともはだしのウサギ?」 C (何が違うんだろう?) C 「普通のウサギ!」 C 「はだしのウサギ!」 T 「正解は…普通のウサギでした!」 C 「なんでー?」 T 「じゃあもう一問ね。よく見てねー。これは?」(上の歯が出ている) C 「はだし?」 T 「正解!今のははだしのウサギでした。」 C 「分かった~!!ププッ」 T 「法則があるからね。よーく探してね。」 以上を何度か繰り返します。
答えとポイント
とても単純な答えです。問題を出しているときの「歯」に注目。
答え 歯が出ていない = 普通のウサギ 上の歯が出ている = はだしのウサギ(歯出し) ということで、指の動きや声の調子などは関係なく、歯が出ているかどうかで答えが決まります。
法則さえ分かってしまえば、「なーんだ」と思うのですが、これが気づかない人はまったく気づかない。法則に気づいた子が毎回正解するのを「え?」「なんで?」と大騒ぎになりますよ(笑)
このクイズを楽しむポイントも、「初めのうちはヒントなし」、「すぐに秘密を言わない」、「関係ない動きを混ぜる」です。指の動きを変えたり問題を出すときの言い方を変えたりと、惑わせてしまいましょう。
そして分からない子たちのために、少しずつヒントを出していきましょう。
ヒント例
①「よーーーーーーーく見ること!」
②秘密に気づいた子に対して、「テレパシーが使えるようになったから、例題がなくてもわかるよねー。これはどっちでしょう?」
③手を動かすのを省略していきなり問題をだす。「これは普通のウサギ?はだし?」
こんなところでしょうか。徐々にヒントを出すことで、秘密に気づく喜びを味わわせてあげましょう。これでも分からなかったら?その時はタネ明かしをしてもよしですし、「じゃああとは、友達に出してもらってね」と言って最後まで答えを言わないのもありです。
いかがでしたか?頭の体操になるクイズ「はだしのウサギ」を紹介しました。手の動きや声の調子を変えながら、さりげなく行うことで、ミスリードを誘うことができますよ。子供たちが「なんでー!?」と悩んでいるところを見る出題者が、一番楽しいかもしれません(笑)ぜひ、出してみてください。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
最後にお知らせをさせてください。レクリエーションに関する書籍・電子書籍を出版しています。