概要:ある法則を見つけ、今のは「いいぺこちゃん」か「悪いぺこちゃん」かを当てるクイズ。
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士の方々に向けて、レクリエーションの発信をしています。
さて、謎解きミステリークイズの紹介も9回目になりました。
どれもいわゆる「頭の体操」というもので、正答するには“ある秘密”に気が付く必要がありましたね。秘密に気づいた瞬間のアハ体験、嬉しいものです。では今回は第9弾!
今日は「ぺこちゃん」というクイズを紹介します。あの有名キャラクターをモチーフにしているので、親しみやすいですよ。
もう毎回のことですが、「秘密に気づいた子は、絶対に友達には教えないこと!」というのを押さえておいてくださいね。その方が楽しめます!!
このように頭を柔らかく使う言葉遊びは、こちらにまとまっています。いろいろなシーンに合わせて厳選した「〇〇のレク5選」も一緒にお読みいただけたら幸いです。
遊び方
人数:何人でもOK
場所:教室、バスなど どこでもOK
時間:5分~15分
準備:特になし
このクイズの概要をもう一度確認しておきます。
ある法則を見つけ、今のは「いいぺこちゃん」か「悪いぺこちゃん」かを当てるクイズ。
です。ではさっそく、問題の例に行ってみましょう!!
T 「ぺこちゃんというクイズを始めます。ぺこちゃんって知ってる?実はね、ぺこちゃんには『いいぺこちゃん』と、『悪いぺこちゃん』がいるんですよ。それをクイズにしました。秘密に気が付いても、友達にはナイショにしてね」
T 右手でペットボトルを潰すような動作をし、首も縦に動かしながら以下のように言う。うなづくような動作で。
「ぺこぺこぺこぺこいいぺこちゃん。これはいいぺこちゃんね。」
T (手は同じ動き。首は動かさずに)「次。ぺこぺこぺこぺこ悪いぺこちゃん。これは悪いぺこちゃんね。」
T 「じゃあ問題。ぺこぺこぺこぺこどっちのぺこちゃん?これはいいぺこちゃん?悪いぺこちゃん?」
C (何が違うんだろう?)
C 「いいぺこちゃん!」
C 「悪いぺこちゃん!」
T 「正解は…いいぺこちゃんでした!」
C 「なんでー?」
T 「じゃあもう一問ね。(もう一度例題を見せてから)ぺこぺこぺこぺこどっちのぺこちゃん?」
C 「いいぺこちゃん?」
T 「今のは悪いぺこちゃんでしたー。」
C 「???」
T 「法則があるからね。よーく探してね。」
以上を何度か繰り返します。
答えとポイント
もう分かりましたよね。手の動きは関係なく、首の動きがポイントです!
答え ぺこぺこ…と言っている間「首が縦に動いていた」時 → 「いいぺこちゃん」 それ以外の場合 → 「悪いぺこちゃん」 になります!
法則さえ分かってしまえば、「なーんだ」と思うのですが、これが気づかない人はまったく気づかない。法則に気づいた子が毎回正解するのを「え?」「なんで?」と大騒ぎになりますよ(笑)
このクイズを楽しむポイントも、「初めのうちはヒントなし」、「すぐに秘密を言わない」ことです。違いに気づかせないように、さりげなく言いましょう。そして分からない子たちには少しずつヒントを出していきましょう。
ヒント例
①「よーーーーーーく見てね」と言う
②秘密に気づいた子に対して、「テレパシーが使えるようになったから、手がなくてもわかるよねー。」と口だけで言う
③はじめの例題を無くし、いきなり問題をだす。
④首の動きを強調する。
⑤悪いぺこちゃんの例を出すときに、首を横に振りながら見せる。
こんなところでしょうか。徐々にヒントを出すことで、秘密に気づく喜びを味わわせてあげましょう。これでも分からなかったら?その時はタネ明かしをしてもよしですし、「じゃああとは、友達に出してもらってね」と言って最後まで答えを言わないのもありです。
いかがでしたか?頭の体操になるクイズ「ぺこちゃん」を紹介しました。手の動きや声の調子を変えながら、さりげなく行うことで、ミスリードを誘うことができますよ。子供たちが「なんでー!?」と悩んでいるところを見る出題者が、一番楽しいかもしれません(笑)ぜひ、出してみてください。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。