「クラス替え直後で、まだ友達同士の関わりが薄い…。」
「新学期、なんとなく教室の空気がピリピリしている。」
「特別な道具を使わずに、サッとできる交流レクがしたい…。」
そんな時におすすめなのが「ほめほめジャンケン」です。ジャンケンに負けた人が、勝った人を何かひとつほめるというシンプルな遊びで、たとえお世辞だとわかっていても、人からほめられるとやっぱり嬉しいもの。教室中に「ほめ言葉」が飛び交い、気づけばクラス全体がふわっとあたたかい空気に包まれます。
準備するものは黒板だけ。特別な道具は一切いらないので、思い立ったときにすぐ始められます。

こんにちは。小学校教員のサンソンです。このブログでは、小中学校の教員/大学生/保育士/レク係の子供たち/等に向けて、学級で楽しく遊べるレクリエーションを紹介をしています。
このレクのおすすめポイント
- 黒板さえあれば準備は一切不要
- ジャンケンなので、ルールを覚える必要がなく低学年でもすぐできる
- ほめる・ほめられるを経験して、自己肯定感が高まる
- 男女で固まりがちなクラスでも、自然と交流が生まれる
- 照れくさがりな子も、ゲームの形式なら気軽にほめ合える
- 5分程度のスキマ時間でも、盛り上げれば15分でも楽しめる
このレクがおすすめな場面
- 学級開き・クラス替え直後で、関わりのきっかけをつくりたいとき
- 友達同士の交流が少し薄いクラスの、コミュニケーションのきっかけづくりに
- 男女の仲を深めたいとき
- ちょっとしたスキマ時間のレクとして
ルール
人数:何人でもOK
場所:教室
時間:5分
準備:黒板
①「人からどんな言葉をかけられたら嬉しいか」を児童に発表してもらい、黒板にどんどん書き出す。
②教室内を自由に歩き回り、出会った人とペアになってジャンケンをする。
③負けた人は、勝った人を黒板の言葉やオリジナルの言葉で何かひとつほめる。
④ほめられた人は、笑顔で「ありがとう!」と返す。
⑤相手を変えながら②〜④を繰り返す。男女で固まりそうな場合は、「3回に1回は異性とジャンケンする」というルールを加える。
実際のあそび方

今日はみんなで「ほめほめジャンケン」をします!まず、人からどんな言葉をかけられたら嬉しいか、発表してくれる人?

「やさしいね!」って言われたら嬉しいです!

「努力家だね」も嬉しいです!

いいですね、どんどん黒板に書いていきますよ。……たくさん集まりましたね。それではジャンケンスタート!負けた人は、勝った人を一つほめてあげてください。黒板に書いてある言葉でもいいですよ。

負けた……。ジャン君、字がきれいだよね!

えへへ、ありがとう!

いいですね!では相手を変えて、どんどんジャンケンいきましょう。あ、3回に1回は男女で組んでみましょうか。
ほめ言葉の例
児童から出てきやすいほめ言葉の例です。板書する際の参考にしてください。
- すごいね/かっこいいね/かわいいね
- 頭がいいね/字がきれいだね/絵が上手だね
- 優しいね/いつも頑張っているね/話し方が丁寧だね
- 足が速いね/声が素敵だね/笑顔がいいね
外見だけでなく、内面や普段の頑張りをほめる言葉も混ぜておくと、より深い関わりが生まれます。
失敗しないコツ
コツ① ほめ言葉集めの時間をしっかりとる
いきなりジャンケンを始めると、ほめ方が分からず固まってしまう子が出てきます。最初にほめ言葉をたくさん出し合っておくことで、誰でも安心してほめ合えるようになります。
コツ② 男女ペアのルールは担任が声をかけて促す
放っておくと、男子は男子同士、女子は女子同士でペアを組みがちです。「はい、次は男女で!」と担任が声をかけてあげると、自然とクラス全体で交流が生まれます。
コツ③ 「ありがとう」を必ず返させる
ほめられっぱなしで終わらせず、「ありがとう」と返す一言を徹底すると、ほめ言葉のキャッチボールがきちんと成立し、あたたかい雰囲気がより伝わります。
アレンジ例① 制限時間で「何人とほめ合えたか」を競う
制限時間を設定し、何人とジャンケンしてほめ合えたかを競わせると、テンポよく盛り上がります。
アレンジ例② あいこの場合はお互いをほめ合う
「あいこの場合はお互いをほめ合う」というルールを加えると、さらにほめ言葉が飛び交います。
最後に
準備は黒板だけ、ルールはジャンケンに一言添えるだけ。それなのに、教室中にほめ言葉があふれ、クラスの空気がふわっと優しくなる不思議な効果があります。
ほめることに照れてしまう子も、ジャンケンというゲームの形式なら気軽にチャレンジできます。学級開きや、なんとなくクラスの雰囲気を良くしたいときに、ぜひ試してみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
