全員が鬼役でもあり、逃げる側でもある、ちょっと変わった鬼ごっこです。
オナモミ(ひっつき虫)を、相手にバレないようにそっと服につけていくゲームで、追いかけっこはなくても駆け引きのドキドキ感はたっぷり味わえます。生活科の学習で秋の落ち葉や実を拾った後の活動として、おすすめです!

こんにちは。小学校教員のサンソンです。このブログでは、小中学校の教員/大学生/保育士/レク係の子供たち/等に向けて、学級で楽しく遊べるレクリエーションを紹介をしています。
このレクのおすすめポイント
- 走り回らないので、教室など狭いスペースでもできる
- 全員が「つける側」でもあり「つけられる側」でもあるので、退屈する子がいない
- バレないように近づく緊張感と、駆け引きの面白さが味わえる
- ルールがシンプルで、低学年からすぐに遊べる
- オナモミがなければ洗濯バサミでも代用でき、準備のハードルが低い
- 静かな中にもスリルがあり、飽きずに盛り上がる
このレクがおすすめな場面
- 雨の日など、教室内でできる体を動かす活動をしたいとき
- クラス全員参加型の、盛り上がるゲームをしたいとき
- 相手の様子をよく観察する力を養いたいとき
- ちょっとしたお楽しみ会や、スキマ時間のレクとして
ルール
人数:何人でもOK
場所:教室、体育館など
時間:5分~10分
準備:オナモミ(ひっつき虫)、または洗濯バサミを1人数個ずつ
①1人数個ずつ、オナモミ(または洗濯バサミ)を持つ。
②室内を自由に歩き回る。
③相手にバレないように、そっと服にひっつき虫をつける。
④一度つけられたら、自分で取ることはできない。
⑤つけようとしている相手に気づいた時は、「やめてください」と声をかけて止めることができる。
⑥制限時間内に、より多くひっつき虫をつけられた人が「勝ち」、より多くつけられずに済んだ人が「勝ち」など、クラスに合わせてルールを決める。
実際のあそび方

今日は「ひっつき虫鬼ごっこ」をします。このあいだ生活科の時間に取ってきたオナモミを、相手にバレないように服につけていくゲームです。

追いかけっこするんですか?

いえ、走らなくて大丈夫です。歩きながら、そっと近づいてつけてみてください。一度つけられたら、自分で取ることはできませんよ。つけられそうなのを気づいたら「やめてください」と言うことができます。言われたらくっつけるのはナシです。

なるほど。よし、慎重にいこう。

(ジャン君、後ろから近づいて……そっと)

あ!マリーさん、今つけようとしましたね!やめてください!

いいですね、気づいたらちゃんと「やめてください」と言えていましたね。それでは、また歩き回って続けましょう!

はい、時間です!何個つけられたか、それぞれ確認してみましょう。

あー、背中にいっぱいくっついてるー!!

僕は全部つけられたよ!

私は3個つけたけど、5個もつけられちゃった
失敗しないコツ
コツ① 「走らない」ことを最初にしっかり確認する
鬼ごっこという名前から、走り回ってしまう子が出てくることがあります。「歩いて行動する」というルールを最初にはっきり伝えておくと、ぶつかりなどのトラブルを防げます。
コツ② 「やめてください」で止める権利があることを繰り返し伝える
気づいた時にきちんと声を出して止められるよう、ルール説明の際に何度か練習させておくと、実際のゲーム中もスムーズに使えるようになります。
コツ③ オナモミの管理をしっかりする
床に落ちたオナモミは踏むと危ないことがあるので、活動後は全員で拾い集める時間を取りましょう。洗濯バサミを使う場合は、指を挟まないよう注意を促しておくと安心です。
アレンジ例① チーム対抗にする
クラスを2チームに分け、相手チームの人により多くつけたチームが勝ち、というルールにすると、チームでの作戦が生まれてさらに盛り上がります。
アレンジ例② 制限時間で「つけられなかった人」を称える
時間内に誰にもつけられなかった人を「逃げ切り賞」として称えると、守る側の緊張感も一層高まります。
最後に
追いかけっこはなくても、これだけドキドキするのかと驚くのが「ひっつき虫鬼ごっこ」です。相手の様子をうかがいながらそっと近づく駆け引きは、教室という狭い空間だからこそ味わえる面白さがあります。
雨の日の過ごし方や、ちょっとしたお楽しみ会の一つとして、ぜひ試してみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
