子どもたちが大好きな“先生への質問タイム”
この時間をちょっとした物語仕立てに変えるだけで、教室が一気にワクワク空間に早変わりします。
それが「タイムトラベルクエスチョン」
先生の小学生時代へタイムマシーンで出発し、当時の好きな給食や流行っていた遊び、どんな子どもだったのかを自由に質問していく活動です。
短時間ででき、学年を変えて何度も楽しめるのが魅力。子どもたちの“知りたい”気持ちが自然とふくらみ、先生との距離もぐっと縮まる、温かいコミュニケーション遊びを紹介します。

こんにちは。小学校教員のサンソンです。このブログでは、小中学校の教員/大学生/保育士/レク係の子供たち/等に向けて、学級で楽しく遊べるレクリエーションを紹介をしています。
ルール
人数:何人でもOK
場所:教室
時間:5分~10分
準備:感想を書く紙
①担任が子供だった頃にタイムトラベルすることを伝えます
②3分間でできるだけたくさんの質問をしましょう
③見つけたこと、気づいたことなどをカードに書いてみましょう。
実際のあそび方

今週は、先生のことをもっともっと知ってほしいと思うので、タイムトラベルクエスチョンをします

タイムトラベル!? なにそれー!

これから3分間、先生が子供だった“昔”に行きます。そこで、子供時代の先生にできるだけたくさん質問してください。では…タイムマシーン、発動!
(腕をぐるぐる回したり、機械のボタンを押すフリをする)
着きました!ここは〇〇小学校、〇年生の教室です。あ、あそこに“昔の先生”がいますよ。さあ、質問どうぞ!

好きな給食は何ですか!

週に1回しかお米が出ないから、ご飯のメニューはみんな好きです。カレーとかわかめご飯とか

どんな遊びが流行ってますか?

晴れた日はドロケイ、雨の日はけん玉が流行ってるよ。

先生ってどんな子だったの?

休み時間と給食が大好きで、毎日おかわりジャンケンに参加してるよ。
はい、3分経ちました!見つけたことや気づいたことをカードに書いてみましょう

いっぱい書けそう!

もっと聞きたかったー!
ポイント
・質問によってはパスすることを伝える
子どもたちの質問には「ちょっと踏み込みすぎかな」ということがあります。答えたくない質問はパスするということを伝えておきましょう。
・質問のテンポを大切にする
3分間は短いようで長い時間。先生がテンポよく答えることで、子どもたちの「もっと聞きたい!」がどんどん引き出されます。
・学年設定を変えると世界が広がる
1年生の先生、3年生の先生、6年生の先生…と日替わりで“時代”を変えると、子どもたちの想像力が刺激され、毎回新鮮に楽しめます。
・振り返りを書くことで学びが深まる
質問して終わりではなく、気づいたことをカードや日記に書くことで、子どもたちの視点が言語化され、活動の価値がさらに高まります。
・学級通信で紹介すると保護者との共有にも◎
子どもたちの質問や気づきは、保護者にとっても微笑ましい情報。クラスの雰囲気づくりにもつながります。
おススメ記事 ~安定した学級経営を目指そう~
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
