概要:ある法則を見つけ、今のは「いいコーラ」か「悪いコーラ」かを当てるクイズ。
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士の方々に向けて、レクリエーションの発信をしています。
さて、謎解きミステリークイズの紹介も8回目になりました。
どれもいわゆる「頭の体操」というもので、正答するには“ある秘密”に気が付く必要がありましたね。秘密に気づいた瞬間のアハ体験、嬉しいものです。では今回は第8弾!
今日は「コカ・コーラ」というクイズを紹介します。みんな大好きなあの飲み物をモチーフにしているので、親しみやすいですよ。
もう毎回のことですが、「秘密に気づいた子は、絶対に友達には教えないこと!」というのを押さえておいてくださいね。その方が楽しめます!!
このように頭を柔らかく使う言葉遊びは、こちらにまとまっています。いろいろなシーンに合わせて厳選した「〇〇のレク5選」も一緒にお読みいただけたら幸いです。
遊び方
人数:何人でもOK
場所:教室、バスなど どこでもOK
時間:5分~15分
準備:特になし
このクイズの概要をもう一度確認しておきます。
ある法則を見つけ、今のは「いいコーラ」か「悪いコーラ」かを当てるクイズ。
です。ではさっそく、問題の例に行ってみましょう!!
T 「コカコーラというクイズを始めます。秘密に気が付いても、友達にはナイショにしてね」 T 「コカコーラにはね、いいコーラと悪いコーラがあるんですよ」 T 左手をパーにして、右手で指を一本ずつ触りながら 「いい?コカコカコカコカ・コカコーラ。これはいいコカコーラね。」 (画像参照) T 「次。コカコカコカコカ・コカコーラ。(やり方はさっきと同じ)これは悪いコカコーラね。」 T 「じゃあいい?コカコカコカコカ・コカコーラ。これはいいコカコーラ?悪いコカコーラ?」 C (何が違うんだろう?) C 「いいコーラ!」 C 「悪いコーラ!」 T 「正解は…いいコカコーラでした!」 C 「なんでー?」 T 「じゃあもう一問ね。コカコカコカコカ・コカコーラ。これは?」 C 「いいコーラ?」 T 「今のは悪いコーラでした。」 C 「???」 T 「法則があるからね。よーく探してね。」 以上を何度か繰り返します。
答えとポイント
実は指の動きは一切関係ありません!質問をする前の聞き方がポイントです!
答え コカコカ…と始める前に「いい?」と聞いていた時 → 「いいコーラ」 それ以外の場合 → 「悪いコーラ」 ということで、 初めに「いい?」と言っていたときに「いいコーラ」になります!
法則さえ分かってしまえば、「なーんだ」と思うのですが、これが気づかない人はまったく気づかない。法則に気づいた子が毎回正解するのを「え?」「なんで?」と大騒ぎになりますよ(笑)
このクイズを楽しむポイントも、「初めのうちはヒントなし」、「すぐに秘密を言わない」ことです。違いに気づかせないように、さりげなく言いましょう。そして分からない子たちには少しずつヒントを出していきましょう。
ヒント例
①「よーーーーーーく聞いてね」と言う
②秘密に気づいた子に対して、「テレパシーが使えるようになったから、指がなくてもわかるよねー。」と口だけで言う
③はじめの例題を無くし、いきなり問題をだす。
④「いい?」を強調する。
⑤「悪い?」と言ってから始める。「じゃあ次ね。大丈夫?悪い?」
こんなところでしょうか。徐々にヒントを出すことで、秘密に気づく喜びを味わわせてあげましょう。これでも分からなかったら?その時はタネ明かしをしてもよしですし、「じゃああとは、友達に出してもらってね」と言って最後まで答えを言わないのもありです。
いかがでしたか?頭の体操になるクイズ「コカ・コーラ」を紹介しました。手の動きや声の調子を変えながら、さりげなく「いい?」と言うことで、ミスリードを誘うことができますよ。子供たちが「なんでー!?」と悩んでいるところを見る出題者が、一番楽しいかもしれません(笑)ぜひ、出してみてください。
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。