「準備なしで、サッとできる頭を使うゲームがしたい…。」
「5人くらいの小グループでも、クラス全員でも楽しめる活動がしたい…。」
「友達の質問をよく聞く力を育てたい…。」
そんな時におすすめなのが「二十の扉」です。1947年から1960年までラジオで放送されていた名ゲームで、出題者が思い浮かべたものを、20回の質問だけで当てにいきます。質問に対する答えは「はい」「いいえ」「どちらとも言えない」の3つだけ。質問が積み重なるたびに答えに近づいていく、ワクワク感がたまらないゲームです。

こんにちは。小学校教員のサンソンです。このブログでは、小中学校の教員/大学生/保育士/レク係の子供たち/等に向けて、学級で楽しく遊べるレクリエーションを紹介をしています。
このレクのおすすめポイント
- 紙と筆記用具だけで、準備はほとんど不要
- 5人くらいの少人数から、クラス全員までどんな人数でも遊べる
- 5分〜10分で1問できるので、スキマ時間にぴったり
- 友達の質問と答えをよく聞かないと正解できないので、聞く力が育つ
- 「次はどんな質問をしよう」と考えることで、思考力や推理力が伸びる
- 質問の順番が回ってくるので、全員が参加できる
- 正解した子をみんなで称賛することで、クラスの雰囲気が温かくなる
このレクがおすすめな場面
- 朝の会や帰りの会で、短時間のレクを入れたいとき
- 授業の隙間や、早く終わった時間のちょっとした活動に
- 学級開きで、クラス全員で取り組めるゲームを探しているとき
- 毎日1問ずつ続けるミニ企画をやりたいとき
- 聞く力や考える力を、遊びながら育てたいとき
ルール
人数:5人くらいから何人でもOK
場所:教室、バス内など
時間:5分~10分
準備:紙、筆記用具(出題者用と、子供たちの解答用)
①担任(出題者)は、ある物を思い浮かべて、紙に書いておく。(例:チョコレート)
②子供たちの質問の順番を、1番から20番まで決める。
③担任は、「はい」「いいえ」「どちらとも言えない」の3つのどれかだけで答える。
④20人が質問し終わったら、質問タイムは終了。
⑤子供たちは紙に答えを書き、一斉に見せる。正解した人を称賛する。
実際のあそび方

今日は「二十の扉」というゲームをします。先生が、ある物を思い浮かべて紙に書きました。みんなは質問をして、それが何かを当ててください。

どんな質問でもいいんですか?

1人1つだけ、質問できます。先生は、「はい」「いいえ」「どちらとも言えない」のどれかだけで答えます。20番目の人が質問し終わったら、みんなで答えを書いてもらいますよ。じゃあ、1番の人から始めましょう!

それは生きていますか?

いいえ

学校にもありますか?

いいえ

私の家にはありますか?

どちらとも言えないですね

(どちらとも言えないってどういうことだろう?)
先生の家にはありますか?

はい

先生の家にはあって、学校にはない……?
それは食べられますか?

はい

なるほど、食べ物なんだ!

(質問が続き、20番まで終了)
はい、質問タイムは終了です。それでは、答えを紙に書いてください。書けたら、せーので見せましょう。
正解は・・・チョコレートでした!当たった人、すごい!みんなで拍手しましょう。
お題の例
出題するお題の例です。クラスの実態に合わせて、難易度を調整してみてください。
- 食べ物:チョコレート、カレーライス、みかん
- 身近な物:えんぴつ、時計、消しゴム
- 動物:ゾウ、ペンギン、カメ
- 乗り物:自転車、新幹線、救急車
- 学校にある物:黒板、ランドセル、ピアノ
最初は「食べ物」「学校にある物」など、範囲を絞ると取り組みやすくなります。
失敗しないコツ
コツ① 答え方は3つだけに徹底する
担任は「はい」「いいえ」「どちらとも言えない」の3つ以外では答えません。ついヒントを言いたくなりますが、ここをぶらさないことで、ゲームの公平性が保たれます。
コツ② 前の人の質問と答えをよく聞くよう伝える
自分の質問のことばかり考えていると、同じことを聞いてしまいます。「前の人の質問と答えを、しっかり聞こう」と伝え、黒板に質問と答えを書き残していくと、推理がしやすくなります。
コツ③ 「どちらとも言えない」を上手に使う
答えが「はい」とも「いいえ」とも言い切れない質問は、担任の腕の見せどころです。「私の家にもありますか?」のような質問は、「どちらとも言えない」とすることで、ちょっとしたヒントになります。
コツ④ 慣れるまでは範囲を絞って出題する
何でもありだと、20個の質問ではなかなか答えにたどり着けません。最初のうちは「食べ物」「動物」など、ジャンルを伝えてから始めると、成功体験を積みやすくなります。
アレンジ例① ポイント制で数問行う
1問ごとに、正解した人にポイントを与え、数問終わった時点の合計で勝敗を決めると、盛り上がります。
アレンジ例② 毎日1問ずつ続ける
朝の会や帰りの会で、毎日1問ずつ行うのもおすすめです。1日1問なら負担も少なく、「今日は何かな?」と、クラスの楽しみになります。
アレンジ例③ 子供が出題者になる
慣れてきたら、子供たちに出題者をやってもらうのも盛り上がります。どんなお題を出すか、どう答えるかを考える中で、ゲームへの理解も深まります。
最後に
質問が積み重なるにつれて、少しずつ答えが見えてくる。「二十の扉」は、ラジオの時代から愛され続けてきた、シンプルなのに奥深いゲームです。
準備はほとんどいらず、5分〜10分でできるので、毎日のスキマ時間にもぴったり。友達の質問をよく聞いて、みんなで答えに迫る楽しさを、ぜひクラスで味わってみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
