概要:kahoot!(カフート)の新しい遊び方3種を徹底解説!陣取り合戦、個人戦、協力プレーとバラエティー豊かな3モードで、楽しみ尽くしちゃいましょう!
こんにちは、小学校教員のサンソン(@oakleyfreak1)です。このブログでは小中学校の教員、大学生、保育士の方々に向けて、レクリエーションの発信をしています。

Vol.1の記事では、カフートの始め方やクイズの作り方を解説しました!今回は、通常のクイズ以外3種類のゲームモードについて解説していきます!それぞれ違った楽しみ方ができますよ!
(どのモードも2022年11月現在、無料で遊ぶことができますが今後、有料になるかもしれません。ずっと無料で使えたらいいのになあ)
このほかにも、いろいろなレクをシーン別に厳選している「レク5選」の記事も書いています。合わせてお読みいただけたら幸いです。
カラーキングダム

概要:2チームで対戦。より多くの陣地を塗った方の勝ち!
まるでスプラトゥーンのような試合が楽しめるのが、この「カラーキングダム」モード。2チームに分かれ、問題に答えていくと陣地を塗ることができます。
全員同時にプレーしますが、進度は人によって異なります。(早く答えた子はどんどん次の問題へ行ける)そのため、通常モードのように待ち時間なく学習(楽しむ)ことができます。
20~30人で同時にやることもできますが、より楽しむには4人対4人(8人)程度でやることをおすすめします!その方がスプラトゥーンっぽいですし(笑)

①まずは、カラーキングダムモードを選びます。参加者は通常のクイズと同様に「ゲームPIN」と「ニックネーム」を入力します。主催者のPC(テレビなどにつなぐ)には、各チームのメンバーが表示されます。全員の準備が整ったらスタートしましょう!(今回は2人プレーにしてみます)

②通常のクイズと同様に問題が出されますので、答えていきましょう!数問正答すると、以下のような画面になります。

③「旗を立てる準備をしよう!」と表示されますので、「次へ」をタップします。

④フィールドが表示されますので、旗を立てたい(色を塗りたい)場所をタップします。塗れるのは、味方の陣地に隣接している所だけです。(画面で旗マークのあるところ)

⑤特殊ルールその1「囲みボーナス」
フィールドを自陣の色で囲むと中の部分も獲得できます。
上図では、→のマスを塗れば〇で囲った部分も自陣として獲得することができます。1マスずつ塗るよりも効率よく陣地を拡大できます。

1マス塗っただけで、4マス分の陣地を獲得することができました。このボーナスを狙って、仲間と相談・協力しながらプレーするのも楽しいです。

⑥特殊ルールその2「相手陣地を塗り返す」
大人気ゲーム「スプラトゥーン」のように、相手の色を塗り返すこともできます。(自分の陣地に隣接していること)
これにより、自陣の拡大を狙う(攻める)か、相手の囲みボーナスを阻止(守る)するかの駆け引きが楽しめます。チーム内で攻撃と守備の役を分担するのもいいですね。

⑦制限時間が終わると、結果発表になります。何度でも繰り返し遊びたくなりますね!!
トレジャートローブ

概要:個人戦。自分のペースでクイズを解いていき、宝石をタップして得点を集めるゲーム
飛んでくる宝石をタップで集めて高得点を目指すのが、この「トレジャートローブ」モード。問題に答えていくと、宝石ゲットタイムがやってきます。ゴミをタップしないように気を付けながら、高得点を目指しましょう。
こちらも全員同時にプレーしますが、進度は人によって異なります。(早く答えた子はどんどん次の問題へ行ける)そのため、通常モードのように待ち時間なく学習(楽しむ)ことができます。

①まずは、トレジャートローブモードを選びます。参加者は通常のクイズと同様に「ゲームPIN」と「ニックネーム」を入力します。主催者のPC(テレビなどにつなぐ)には、各チームのメンバーが表示されます。全員の準備が整ったらスタートしましょう!(今回は2人プレーにしてみます)

②通常のクイズと同様に、問題に答えていきます。自分のペースで進みますので、早く答えた人はどんどん次の問題に挑戦することができます。(得点チャンスが増えます)
数問、正解すると「宝石ゲットタイム」になります。画面上に様々なアイテムが飛んできます。お邪魔アイテムを触らないように気を付けながら、宝石をゲットしていきましょう!
宝石は種類によって得点が異なります。(100点、500点、1000点など)どの宝石を優先して取りにいくかを瞬時に判断することが、得点を伸ばすコツです。

③お邪魔アイテム(骨や空き缶など)をタップしてしまうと、マイナス得点になってしまいます。

④主催者側のPCには、参加者の得点がリアルタイムで更新されていきます。これを見ながら実況していくのも盛り上がります!!
「おーっとサンソンさんが逆転!現在2000点でトップです!!」

⑤制限時間が終了すると、結果発表。ベスト3の表彰があります。
通常のクイズと違って、答えた後にほかの人の解答を待つ時間がありませんから、効率よく学習することができますね。
サブマリンスカッド

概要:全員協力型。クイズに答えて潜水艦を走らせ、怪獣から逃げよう!
モンスターハンターやスプラトゥーンのサーモンランのように、全員が協力してクリアを目指すモードが、この「サブマリンスカッド(潜水艦部隊)」モード。
問題に答えていくと潜水艦を走らせることができます。怪獣に追いつかれる前に、逃げ切ることができるしょうか。クイズだけでなく、特定の記号を言葉だけで伝えるミッションもやりごたえ十分!

①ゲームの始め方は他の物と同様ですので割愛します。
ゲームが始まると、主催者側のPCには上のような画面が表示されます。画面左から、怪獣が迫ってきますので、追いつかれる前に潜水艇を加速させましょう!

②参加者側の画面です。通常のクイズと同様に、問題に答えていきます。

③数問答えると、上のような画面になります。ボタンを長押しすることで潜水艇を走らせることができます。

④潜水艇が走るたびに、画面上部のゲージが増えていきます。満タンになれば、そのレベルはクリア!徐々に怪獣の口が開いてくるところも、参加者の焦りを誘います。

⑤ちなみに間に合わないと、怪獣に食べられてしまいます。1ゲームで1回までなら、食べられてもそのレベルの最初からやり直すことができます。2回食べられてしまったらゲームオーバーです。

⑥1つのレベルをクリアすると、次のステージに進むための「ダイビングの時間」というミッションが始まります。

⑦ダイビングの時間では、ランダムに1~数名が選ばれます。主催者は、誰が選ばれたか名前を読んであげるとよいでしょう。
選ばれた人は、画面に表示される記号について、他のメンバーに説明をすることになります。制限時間内にミッションをクリアできれば、次のレベルに進むことができます。

⑧説明する側の画面。この記号を、チームのみんなに伝えます。これなら簡単ですね。「上向きの矢印!」と言えばよいでしょう。
レベルが上がるにしたがって、説明するのが難しい記号になっていきます。僕のクラスでは、「画面をみんなに見せるのはだめ」というルールでやっています。記号のことをうまく説明する力も大切ですね。

⑨説明を聞く側の画面。選択肢の中から、ひとつを選んでタップします。一度のミッションで数問に答える必要があります。
レベルが上がっていくと、選択肢の数が増えていきます。

⑩ミッションに成功すると、潜水艇が潜って次のレベルに進みます。また怪獣が追ってきますので、問題に答えて逃げるというのを繰り返します。

⑪設定時間によって上限レベルには差がありますが、なぜか設定レベル+1まであります(笑)そこまでクリアするか、制限時間がなくなったらゲーム終了です。
終了後は、貢献度の高かったメンバーの発表があります。(最速解答、正答率、ブースト数など)
2回にわたって、教育用クイズサイト「kahoot!」の使い方を紹介してきました。いかがだったでしょうか。アイディア次第で、いろいろな場面で活用できるのではないでしょうか
「楽しみながら学ぶ」。これって最強の勉強法ですよね。それができるkahoot!。ぜひたくさんの方に活用してもらえたらと思います!!
最後に
ここまで読んでくださりありがとうございました。今後も、みんなが笑顔になれるようなレクの発信をしていきたいと思います。
最後にお知らせをさせてください。レクリエーションに関する書籍・電子書籍を出版しています。
書籍
「みんなが楽しい学校レクリエーション 全点動画付き」①~④(岩崎書店)
こちらは「子供達がレクを計画するときのための本」です。写真・イラストたっぷり&全レク動画付き。図書館向けのため各巻3,000円(税別)と値が張りますが、よかったら学校予算で申請してみてください!
電子書籍
「ちょっとイジワルだけど子供に大うけする 謎解きミステリークイズ BEST16」
「絶対に盛り上がるバスレク16連発!緑: 遠足、修学旅行のバスをもっと面白く!」
「絶対に盛り上がるバスレク16連発!赤: 遠足、修学旅行のバスをもっと面白く!」
こちらの電子書籍は、Amazon Kindle unlimitedに登録していると無料で読むことができます。
それも、今なら1ヵ月無料で登録することができます。もちろん1ヵ月のみで解約したら一切費用はかかりません。僕の本はもちろん、約200万冊の電子書籍が読み放題。Amazonアカウントさえあれば、登録に1分もかかりません。ぜひこの機会に登録して、読んでみてください。
Amazon Kindle unlimited 30日間無料体験はこちらから